─インフィニット・ストラトス─ 温羅物語(仮題)   作:バリスタ

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ちと…書きすぎたかな…

…まぁ、地の文はいつも通り無いけども









3話  決戦!クラス代表戦

教室にて

 

 

セシリア

「とまぁ、こんな感じですが…

 

 分からないことはありませんか?」

 

篠宮

「ありがとう、セシリア

 

 自習だけじゃそろそろ限界だったし助かったよ」

 

セシリア

「助けになれたのなら光栄ですわ」

 

 

 

 

女子ズ

「…え?あれ?」

 

 

あたりが騒然とする

 

 

そりゃそうだわな…昨日の今日でこれだものな…

 

 

 

 

放課後

 

 

 

篠宮

「おん?織斑じゃん何やってんだ?

 

 こんな時間に…ってくっさ!」

 

一夏

「あぁ、剣道場で感覚取り戻すためにな…

 

 匂いに関しては…わりぃ…剣道の防具は…

 

 こうなる宿命なんだろうな…」

 

 

篠宮

「手入れの問題では…」

 

 

 

一夏

「っとそうだ篠宮」

 

篠宮

「なんだ?」

 

一夏

「お前、いつセシリア・オルコットさんと和解したんだ?」

 

篠宮

「あぁ、相部屋でね

 

 お互いに謝りあって和解した」

 

一夏

「やっぱり同じ部屋だったのか…」

 

篠宮

「お前の方は、幼馴染でDr.束の妹さんと相部屋だっけ?」

 

一夏

「あぁ、箒と同じ部屋だぜ」

 

篠宮

「…あの子…面倒くさそうな性格してそうだよな…」

 

一夏

「…あは…あはは…はは…」

 

「誰がめんどくさいって?」

 

篠宮

「…オット…そろそろ鼻が曲がりそうだからじゃあな」

 

「おい待て貴様!」

 

篠宮

「バーイ!」

 

 

一夏

「あはは…」

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで1週間後

 

 

 

 

 

 

 

セシリア

「…全力でいかせてもらいますわ」

 

篠宮

「おうとも」

 

一夏

「…少しは…初心者に優しく…」

 

篠宮

「…んで、織斑…お前の機体…まだなの?」

 

 

 

 

千冬

「…最終調整にあと1時間かかるそうだ」

 

 

 

篠宮

「…これ…俺らで先やった方が良くない?」

 

セシリア

「そうですわね…」

 

篠宮

「強制的に織斑がシードになるけど

 

 織斑先生的には嬉しい限りでしょ?」

 

 

千冬

「……」

 

 

篠宮を睨みつける千冬

 

 

 

篠宮

「オット、余計なこと言ったかな…」

 

千冬

「…まぁそうだな、織斑は初心者だ

 

 練度の高い操縦者の試合を見て参考にしろ」

 

一夏

「はい!」

 

千冬

「では、先に2人の試合を始める、準備しろ!」

 

セシリア・篠宮

『はい!』

 

 

 

 

 

 

篠宮

「…来い!酒呑」

 

 

全体的に刺々しい紫色の機体

 

顔には赤い鬼の面で隠されていた

 

 

 

篠宮

「発進!」

 

 

ピットから飛び立つ篠宮

 

 

セシリア

「…随分と刺々しい機体ですわ…」

 

篠宮

「性能も尖ってるぜ」

 

セシリア

「楽しみにしてますわ!」

 

 

 

 

摩耶

『それでは…試合開始!』

 

開始の合図が鳴る

 

 

セシリア

「踊りなさい!ブルー・ティアーズの奏でるワルツで!」

 

 

前方から4発のレーザーが迫る

 

 

篠宮

「悪いが手取り足取り教えてくれよ」

 

帯刀していた刀を構える篠宮

 

 

セシリア

「まさか…レーザーを切るつもりですの!?」

 

篠宮

「あー…食べ(・・)切る」

 

セシリア

「!?」

 

 

レーザーが篠宮の構えた刀に触れた瞬間、消失する

 

セシリア

「…一体…いや…なんでも喰らう鬼の噂…

 

 文字通り食べたのですわね!」

 

篠宮

「あぁ、たいがい何でも食えるな

 

 まぁ、発射されたミサイルとかは

 

 タイミングが難しいからあんま食いたくないけどな」

 

 

セシリア

「…それはいいことを聞きましたわ

 

 篠宮さん、好き嫌いはいけませんわ!

 

 しっかり…ご堪能ください!」

 

スカート部が展開しミサイルポットが露見する

 

篠宮

「oh......」

 

セシリア

「fire!」

 

 

篠宮

「しっかり調べておくべきだった!」

 

 

 

全力で逃げる篠宮

 

それを追うミサイル2基

 

 

 

篠宮

「ホーミングタイプ…ってことは

 

 セシリアに当てれもしないだろうな!」

 

 

確実に距離を縮めてくるミサイル

 

 

篠宮

「あぁ!もう!

 

 来い!」

 

 

顔に手を当てる篠宮

 

 

 

次の瞬間

 

爆炎が上がる

 

 

 

 

 

管制室

 

「やったか…」

 

摩耶

「いえ…篠宮君の機体にあまりダメージがありません…」

 

千冬

「…あの爆発でか?」

 

一夏

「え?どういうこと?」

 

「…!

 煙が晴れるぞ!」

 

 

 

再びアリーナ

 

 

 

篠宮

「いやぁ…何とか間に合った」

 

飄々と喋る篠宮

 

セシリア

「…その姿は…」

 

そこに立っていたのは

 

白い狐面をした

 

先程と違う見た目をした機体だった

 

 

篠宮

「んー…遠距離用フォーム…かな?」

 

セシリア

「…形態…変化…ですの?」

 

篠宮

「正解!さっきまでが近接特化型なら

 

 こっちは遠距離特化型の機体」

 

セシリア

「…遠距離特化機体同士の戦いですか…」

 

篠宮

「…まぁ、決着はすぐ着くよ!」

 

セシリア

「…っ!」

 

背後からの攻撃を紙一重で躱すセシリア

 

 

篠宮

「あらァ…」

 

セシリア

「BT兵器…」

 

篠宮

「ふっふーん…とっておきを見せてあげよう!」

 

篠宮の周囲にビットが集まりだす

 

セシリア

「…1...2.……」

 

篠宮

射撃兵装(シューター・タイプ)9基

 

 防御兵装(シールド・タイプ)3基

 

 計12基」

 

セシリア

「…12…!?」

 

 

 

 

 

 

 

再び管制室

 

千冬

「…なんだあの姿は…」

 

摩耶

「…機体データは…変わってません…

 

 …ですが…」

 

 

 

一夏

「…勝てる気がしねぇ!」

 

「…弱音を吐くな…と言いたいが…」

 

 

千冬

「…12基のビット……うち3つは形状が違う…」

 

摩耶

「…あ、えっと9基が射撃型、3基が防御型だそうです」

 

千冬

「……どうなってるんだ…奴の機体は…」

 

 

 

 

 

 

 

アリーナ

 

 

 

 

篠宮

「……さて…どうしたものか…」

 

セシリア

「…妙に焦ってますわね…」

 

篠宮

「いやぁ…この形態まだ調整段階でね…

 

 エネルギー馬鹿みたいに食うのよ…」

 

セシリア

「…あー…」

 

篠宮

「正直…もう食った分使い切ってるから

 

 酒呑に戻しても 具現維持限界(リミット・ダウン)までスグだよ」

 

セシリア

「…この一週間で調整しなかったのですか?」

 

篠宮

「使わんと思ってた!完全に油断したわ!」

 

セシリア

「……フフ…」

 

篠宮

「…いや参ったね…」

 

セシリア

「…貴方をここまで追い詰めれただけで十分ですわ

 

 織斑先生!私はこの試合を降ります!」

 

 

篠宮

「…えぇ!?」

 

 

 

千冬

『…いいのか?オルコット』

 

セシリア

「万全な状態の私に彼は半端な状態で挑み

 

 対等な試合をした…それはつまり

 

 彼が万全なら私は負けていた事になりますわ」

 

千冬

『…篠宮、意見はあるか?』

 

篠宮

「あー…正直半端なのは俺の怠慢ですし…

 

 …俺も降りたいのが本音ですかね…」

 

 

 

 

本音

「ん?」

 

清水

「違う違う!」

 

本音

「およよ…」

 

 

 

 

 

 

教室

 

 

 

千冬

「…という訳で、クラス代表は織斑だ」

 

一夏

「ウソダドンドコドーン!」

 

千冬

「うるさい!

 

 …篠宮もオルコットも降りた以上…

 

 残ったお前しかないだろ」

 

篠宮

「悪りぃ」

 

セシリア

「…ごめんなさい…」

 

 

一夏

「…えー…そりゃないよ…篠宮…」

 

篠宮

「機体制御なんかの面倒は見るから許してくれ」

 

一夏

「…まぁ…そういうことなら…」

 

セシリア

「私も、暇があれば練習にお付き合い致しますわ」

 

一夏

「それはありがたい」

 

 

 

千冬

「…覚悟は決まったか?織斑」

 

一夏

「…鍛えてもらえるって言われたのに

 

 『はい』って答えないのは…失礼だもんな」

 

 

千冬

「…では、クラス代表、あとは頼んだ」

 

 

一夏

「あ?え?え?」

 

摩耶

「クラスの委員決めです…

 

 と言ってもあまり無いんですがね

 

 保健委員と図書委員だけです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後、整備室

 

 

 

 

篠宮

「…あーん?これがこいつで?こっちがこれ?

 

 んでもってここが本体?…多過ぎんだろぉ!」

 

 

セシリア

「篠宮さん?」

 

篠宮

「あぁ…悪い…うるさかったか?」

 

セシリア

「いえ…あの形態の調整ですか?」

 

篠宮

「あぁ…シッポが多すぎて…エネルギーの割り振りが…」

 

セシリア

「しっぽ?」

 

 

篠宮

「あぁ…あの機体は九尾モチーフだから

 

 攻撃用ビットはしっぽ、シールドは鏡モチーフ…らしい」

 

セシリア

「らしい?」

 

篠宮

「なんか色々混ざってるらしいから詳しくは知らんのよね…」

 

セシリア

「はぁ…なるほど?」

 

篠宮

「…こんな感じかな…いや、シールドに振りすぎか?」

 

セシリア

「……」

 

篠宮

「…んじゃ、ここを絞れば…いやでも待てよ…

 

 シールドを薄くしちゃ駄目だよな…」

 

セシリア

「…大変そうですわね…」

 

篠宮

「…その時その時で出力を変えれればいいんだが…

 

 さすがにそこまで器用じゃないからな…

 

 慣れるまではこうして調整しながらじゃないとな…」

 

 

セシリア

「篠宮さん…」

 

篠宮

「ん?何?」

 

セシリア

「篠宮さんは…クラス代表降りてよかったのですか?」

 

篠宮

「あー…縛られるのは苦手でね…

 

 俺、自由が好きだから!」

 

 

セシリア

「………」

 

篠宮

「ま、面倒くさそうだったからね」

 

セシリア

「…フフ」

 

篠宮

「よし!完了!

 

 部屋に帰ろっか、セシリア」

 

 

セシリア

「…はい!」

 

 

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