─インフィニット・ストラトス─ 温羅物語(仮題)   作:バリスタ

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4話  乾杯の音頭

セシリア・篠宮の部屋

 

 

 

…6時半そろそろいい時間ですわね

 

セシリア

「…篠宮さん」

 

 

…自分の専用機のメンテナンス後、

 

解けるように眠ってしまいましたが…

 

 

…遅刻するのはよくありませんものね

 

 

篠宮

「ん?」

 

セシリア

「そろそろ、お時間ですわよ」

 

篠宮

「もうそんな時間か」

 

 

 

 

 

セシリア

「行きましょう」

 

篠宮

「おう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食堂

 

 

 

本音

「ではでは〜僭越ながら〜

 

 私が〜乾杯の音頭を〜」

 

 

篠宮

「乾杯!」

 

『カンパーイ!』

 

本音

「盗られた〜!」

 

篠宮

「のほほんさん…長いよ…」

 

本音

「だからって〜台詞とらないでよ〜かけるん!」

 

セシリア

「のほほん?かけるん?」

 

篠宮

「ほら、布仏本音さんだから『のほ ほん』さん」

 

本音

「翔だから『かけるん』!」

 

セシリア

「…おふたりは幼馴染なのですか?」

 

篠宮

「いんや全然?」

 

本音

「出会って1週間ちょっとの間柄だよ〜」

 

セシリア

「………」

 

おふたりとも社交性が高過ぎますわ!

 

 

 

本音

「まぁまぁ〜、セッシーも楽しも〜!」

 

セシリア

「セッシー…」

 

本音

「あれ?嫌だった?」

 

セシリア

「…いえ……渾名で呼ばれたのが嬉しくて…」

 

本音

「そっか!それは良かった!」

 

セシリア

「ありがとうございます…本音さん…」

 

 

あれ…何ででしょう…涙が…

 

 

 

本音

「およよ!?泣いちゃった!?」

 

清水

「あ!本音がオルコットさん泣かせた!」

 

本音

「ひーん!誤解だよ〜!」

 

 

 

 

 

 

 

篠宮

「…………」モグモグ ガツガツ ムシャムシャ

 

一夏

「…ジュース飲んでるだけなのになんでそんな音出んだよ」

 

篠宮

「酒呑から出力した音声です」

 

一夏

「…そんな機能までついてるのか…その機体は…」

 

篠宮

「…一体こんな部屋の隅で1人佇んでる人間に何用かね?」

 

 

 

一夏

「…随分と粋なことするな…篠宮…」

 

篠宮

「…さて…なんのことやら?」

 

一夏

「のほほんさんにオルコットさんを

 

 渾名呼びする様に頼んだんだろ?」

 

篠宮

「…」

 

一夏

「あんな事を言ったことを謝ったが

 

 クラスから浮いてしまったオルコットさんを

 

 クラスに打ち解けられる様にのほほんさんに

 

 頼み込んでたの見てたぜ…」

 

篠宮

「…」

 

一夏

「知ってんのはのほほんさんと俺と篠宮だけ…

 

 もっとちゃんと皆に伝えなきゃ!」

 

 

篠宮

「そういうもんは黙っとくもんだぞ、織斑

 

 俺は、そんな事してないし、

 そんな気の利く人間じゃ無い

 

 それが真実で十分だ…」

 

一夏

「…そういうもんかね…」

 

篠宮

「そういうもんさ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パシャッ!

 

 

篠宮

「目がぁッ!」

 

一夏

「フラッシュ!」

 

 

 

セシリア

「篠宮さん!織斑さん!」

 

「あれ?フラッシュたいてないよ?」

 

篠宮

「冗談です」

 

一夏

「流れで…」

 

セシリア

「驚かさないでください!」

 

篠宮

「すまん…」

 

「…そろそろいいかな?

 

 君が織斑君で合ってるかな?」

 

一夏

「はい」

 

薫子

「はじめまして、新聞部2年、黛薫子でーす」

 

一夏

「あ、はい…はじめまして、織斑一夏です…」

 

篠宮

「おー、織斑、有名人じゃん」

 

薫子

「もちろん織斑の後に取材させてもらうよ」

 

篠宮

「oh......」

 

セシリア

「今のは随分いい発音でしたわね」

 

 

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