機械を操れる天才(笑)のヒーローアカデミア《凍結》   作:排他的

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プロローグ

「…………お前は!なんでこんなに機械兵を作るんだ!」

 

「……活動時間があと30分です。手短にお願い致します」

 

「なら言ってやるよ!朝から『ガーディアン』を大量作成!『アーバレスト』と『エクシア』のメンテナンス!『バトルスーツ』の開発とお前は!いつ!学校に行ってやがんだ!この野郎!」

 

「……行ってませんけどなにか問題でも?」

 

学校行け!このバカ野郎!

 

先程から怒鳴っているこの男の名は『白機 発宗』。今怒鳴られている『白機 作亜』の父親である。白機家とは機械を主に取り扱う家であり、名家の1つである。財閥ではないにしろ、国から支援を受けている家である。

 

白機 作亜とは、白機家が国から支援を受けている理由の一つである。白機 作亜ー作亜とこれからは呼ぶが、彼が作った仮想ヴィランや、先程発宗が述べたガーディアンが国から重宝されている。

 

まぁ簡単に作亜のことを述べると、彼は転生者だ。彼は前世で異世界転生の通例の様にトラックに轢かれ、神様に呼ばれ、「手違いで殺しちった!ごめんね?」なんて簡単に平謝りされ、転生特典なんてものを適当につけられてそのまま異世界に転生させられてしまったのだ。

 

転生した世界は『僕のヒーローアカデミア』という世界。世間的には有名なのだろう。ただ、前世の作亜は所謂特撮・ロボットオタクだった。『僕のヒーローアカデミア』?何それ?美味しいの?ーーそんな状態だった。彼としては自由気ままに天国で寝っ転がりたがったらしいが。

 

彼の個性は『機械操作』と表ではそう言われている。表では。実際は違う。機械を司ると書いて『マシンマスター』という世界に1つしかない珍しい個性だ。この個性は作亜が預かり知らぬところで神様が盗られないように、消されないようにと厳重にプロテクトが掛けられている。

 

この個性と特撮・ロボットアニメの知識を駆使して、7歳歳の頃に仮想ヴィランの開発、10歳の頃に『仮面ライダービルド』の『ガーディアン』の開発、12際の頃には『フルメタル・パニック』から『アーバレスト』、『機動戦士ガンダムOO』から『ガンダムエクシア』を開発している。

 

開発されたロボット達は警察署に保存されており、例外はアーバレストとエクシアだ。これらは『アンダーグラウンド』と呼ばれる、白鷺家の地下開発所に保存されている。

 

作亜の個性は機械を司ることができるため、一般のパソコンでも大企業にアクセス可能など、様々な強力な力がある。作亜の個性の内容を知る人間は、国のお偉方と、警察署のお偉方、塚内直正もその1人だ。ヒーローでは、オールマイトとエンデヴァー、そしてホークスだ。

 

ホークスがこの言われた中の人材で作亜に深く関わっている人材だろう。ホークスはヒーロービルボードチャートJPでは3位のヒーローで福岡などで働くヒーローだ。作亜の家は東京ー雄英高校のある県だ。関わることも確かに少ないが、個性を知っている人間の中では多い。

 

まぁそんな色々めんどくさい個性なのだが、もう1つめんどくさいことがある。そう。デメリットだ。『マシンマスター』のデメリットは活動時間だ。毎日毎日活動限界時間というのがあり、1日最大8時間働くことが可能。ただその最大8時間は一般男性がフルに身体を使えばの話であり、消耗具合で活動限界時間が決まる。そのため作亜は車椅子に座って行動することが多いのだ。

 

作亜の個性うんぬんかんぬんは放っておいてそのまま作亜と発宗の話に戻る。

 

「お前は志望校をどうするんだ?そういえば聞いていなかったし。まぁお前のことだからサポート科らへんか?」

 

「え?ヒーロー科ですよ?あと雄英高校です。志望校。」

 

その時発宗に電撃走る。

 

「えっと……作亜にはヒーロー科はちょっと難しいんじゃないか?いやだってさ、お前は……」

 

「え?なにか問題でも?」

 

「問題大ありだ!お前の個性は強力だから行けるだろうよ!でもな!デメリットがやばすぎて無理だ!諦めろ!」

 

作亜の志望校は雄英高校。しかもヒーロー科。これに関しては元々作亜も決めていたことで、流石に1歩も引けない。

 

「大丈夫です!授業は普通に受けれますし!というより父さんは模擬戦とかの方を心配してるのでは無いですか?」

 

「当たり前だ!お前肉弾戦とか無理だろ!」

 

確かに作亜の個性は近接戦は不可能なのだ。遠距離で機械をハッキングして戦うんだろ?そうなんだろ?って霧宗は考えていたのだが、作亜の戦い方は少し違った。

 

「え?行けますけど?」

 

「一応聞こう。どうやるんだ?」

 

「『シエル』と『シルヴィア』を機械操作で援護させて、バトルスーツプロトタイプを使って戦います。」

 

バトルスーツプロトタイプとは?と思う人もいると思うので解説しておこう。バトルスーツとは咲亜が開発した仮面ライダーを総称する単語で、そのプロトタイプはナノマシンを好きな形に変えて戦えるタダのスーツなのだ。

 

「……序盤はそれでいいけど、雄英体育祭はどうする?あれはさすがに雄英体育祭では使えないだろう?」

 

「……シエル達はバトルスーツをつけられますし私もそれで……」

 

「……?待てそういえばシエルって誰だ?それにシルヴィアも聞いたことないような……俺の家はお前と俺と母さんともういないけど。」

 

顔がサッと青ざめた作亜はそのまま自分の部屋である地下に向かう。

 

「待てやこらぁ〜!」

 

「トラップ!作動!」

 

「また家改造しやがったなお前!」

 

「では父さん!私は雄英高校を受験します!ではさようなら!ガクッ!」

 

そのまま雄英高校を受験することを伝え、地下にむかったのだった。

 

 

ところ変わって地下室……

 

「オールマイトすら超える機械兵の開発!そしてそれを実現させる神の才能が、私にあるのだからなぁ!!」

 

え〜作亜が大変乱れております。少しお待ちください。

 

「マスターうるさいです。黙ってください!」

 

「……黙れ……私の神の才能は無限大なのだからァ!」

 

「ならさっさと寝ろ!マスターの活動時間後1分切ってるぞ?」

 

「あ、まじだ。おやすみなさーい……Zzzzz…」

 

「「寝るの早!」」

 

敬語で作亜を罵倒したのがシエル。そして粗暴な口調で罵倒したのがシルヴィアだ。彼女らは作亜の最高傑作となっている。それもそのはず。この子達は咲亜の夜中の深夜テンションで作り上げられた、美少女型進化AI搭載人型ロボットヒューマギアではなく、バトルドールだ。

 

はてさて、これから始まる波乱に作亜は耐えることが出来るのでしょうか?…………無理ですね。(シエル談

 

 

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