修学旅行から帰ってきた俺は京都のお土産と共にアメノウズメに言われた御札を持って俺はベルベットルームへと向かった。御霊とはいえ実体化するならば少しでもマガツヒに溢れたメメントスの方が良いのではないかと思ったからだ。そしてお土産を渡しつつこの後で契約と召喚を行うと言う話をしたところ本日はマーガレットが付いてくる事になった。
「うふふ、この世界では途絶えかけていた悪魔との契約、目の当たりにできるとは実に役得…いえ、これも我が役目ですわ」
「仕方ありません、今回は業腹ではありますがお姉様にお譲り致します。ピーちゃん頑張ってくださいね」
「エリちゃんまたねー」
「…平和的で何よりだよ」
「では参りましょうか。ラヴェンツァ、エリザベスのことを頼みましたよ」
「…お任せくださいお姉様」
三姉妹の中で色々とやり取りがあったみたいだな。…藪蛇は勘弁してほしいから触れないに限るな。
「さて、ここいらはセーフティーゾーン見たいな場所だと思ってるんだが、ピクシー、マーガレットさんどうかな?」
「ええ、シャドウも悪魔も気配は致しません」
「うん、ここならウズメんも呼んでも大丈夫なくらいマガツヒはたーっぷりね‼︎」
「じゃあ、出でよ、アメノウズメ‼︎」
「うーん、久しぶりの外だわぁ。それにしても凄いところね」
「わぁ、ウズメん久しぶりー」
「はぁ、貴女も相変わらずなのね。お久しぶりねピクシー」
「さて、改めて問おうアメノウズメ、俺との契約に応じるか?」
「ええ、其方は私の願いに答え満足行く贄を差し出した。其方との契約…今ここに成されたり‼︎」
「リョウスケちゃん、封魔管を開けてウズメんに向けて。そうすれば完了するわよ」
「わかった。来い、アメノウズメ‼︎」
アメノウズメは封魔管に吸い込まれる様に消えていった。しかしキチンと封魔管の中にアメノウズメの気配を感じる。契約は上手くいったみたいだな。ほっと一安心だよ。
「過去に縁があったとはいえ、リョウスケ様が初めて成した契約、おめでとうございます。実に良いものを見せていただきました」
「ほんとほんと。まぁ、ウズメんが初めてで良かったかもね。喧嘩っ早い子達だともっと大変だったわよ…」
「とりあえず、改めて呼び出してみるか。アメノウズメ‼︎」
「ふぅ、久しぶりねこの感覚。.ワタシ、アメノウズメ。コンゴトモヨロシク」
「…その言い回し以前にもピクシーさんがおっしゃってましたわね。何か意味がありますの?」
「意味なんて…ないわよ?」
「強いて言うなら…様式美かしら?」
「本能みたいなものじゃないの?」
「あー、そうかな?ピクシー」
「うん、そうかもね、ウズメん」
「そ、そう言うものですか」
「ま、気にするほどの事でも無いんじゃない?」
「うーん、リョウスケちゃんに言われると何だかなぁって感じだけど…」
「そうねぇ、その通りだもんねぇ」
「で、アメノウズメはどんな事が出来るんだ?」
「ワタシ?ワタシが得意なのは回復の魔法と風の魔法よ」
「あ、後石化解除も得意でしょ‼︎」
「そう、とにかく魔法ね。あんまり直接の切った張ったは得意じゃないわね」
「石化…悪魔はそんな恐ろしい技を持つ事もあるのですね」
「うん、ニンゲンに石化を解く手段なんて中々ないでしょ?」
「…私の知る限りではほぼありませんわね、それこそアムリタの魔法を使えば或いは?」
「どうだろう、それで治れば良いけど治らなかった時を考えないわけにも行かないからね。そう言うわけもあってソッチ方面に明るい仲魔をピクシーに教えてもらっていたのさ」
「なるほどねぇ、そう言う事なの。確かにココならいやらしい悪魔出てきそうね…」
「そう言うわけでよろしくなアメノウズメ」
「ええ、こちらこそ」
「ワタシもよ‼︎また久しぶりに肩を並べましょウズメん‼︎」
「うふ、そうねピクシー」
新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します
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クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
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キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
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ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
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ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」