あの後ノリノリなエリザベスとピクシーにいろんなお遣いをさせられた事以外は何事もなくアメノウズメの初陣は無事に終わった。
そして修学旅行も終わればあっという間に二学期も終わる。この時期は三年生はもちろん受験に勤しむし、それ以外も期末試験が待ち受けている。テスト前に慌てるのも学生の風物詩とも言えるんだが…。
「テスト前にいうのもなんだけどさぁ、お前に学習能力というモノは無いのか?」
「アハハ、すまねぇって。感謝してるぜぇ」
「これで感謝の気持ちも持てない様ならぶん投げてるから安心しろ」
「は、はは…マジ?」
「マジ」
芝原とのやりとりももう何度目かわからない。しかし今回はコイツだけじゃ無い。
「ねぇ、教えてよぉ。リョウスケなら去年受けた試験でしょ?」
「はぁ…。ヒナコさんに面倒を見てくれと頼まれはしたけどこういう事とは思ってなかったぞ」
「ぶぅ、アタシはピアノが出来たら…」
「いやいや、表現をする人間だろう?見識を広げておかないと行けないでしょ。そのためにも勉強はしておかないと。そもそも芸術なんて発展したのはインテリのおかげだからある意味勉強できておかないといけないんじゃ無い?」
「むぅ…そんなこと言われても。数学とかワケワカンナイし…」
「はぁ…時間もないから詰め込みでやるぞ」
そう。アイリちゃんも来た。どうにも友達に素直に聞ける性格をしていない様で俺を頼ってきた。一応美鶴ちゃんとも付き合いは出来ているんだが…あの子にお願いする方が怖そうだから俺を選んだそうだ。別に構わないんだが、なんだなかなぁって感じだ。
「ちーっす、センパイ暇っすか?」
「はっはっは、真次君、これでも暇そうに見えるかな?」
「大人気っすね…」
「君も参加希望かな?」
「違いますよ。アキと美鶴にしっかりやらされてますんで大丈夫っす」
「うん?じゃあ心当たり無いんだけど?」
「あー、まぁ
「ふむ、急ぎかな?」
「終わってからでも大丈夫っすよ」
「そ。じゃおわったらまた連絡するよ」
「うっす」
「さて、休憩も終わり。続き始めるよ」
「「はぁい…」」
真次君…なんだろうか。それほど深刻そうな感じでもなかったんだが…本当に心当たりないしな。ま、とりあえずコイツらの面倒見るのを終わらせないとな。
「お待たせ、それでわざわざどうしたのかな?」
「いや、ちょっと俺もどうしたら良いのか分かんなくって困ってんスよ…」
「??何があったのさ」
「いや、懐かれちまったンすよ」
「はぁ…、いや君が猫や犬をそれはもう可愛がってるのは知ってるけど…、それの事?」
「ゲッ⁉︎誰にもバレてねぇと思ったのに…」
「まぁその辺は俺だからで納得しておきなさいな」
「…アイツらには言わないでくれます?」
「見つかったら観念した方がいいと思うけど…、俺からは言わないさ。で、犬や猫じゃないなら…何に?」
「ガキっす」
「ガキ?」
「影時間で助けたガキなんスけど…覚えてるっぽくて懐かれちまったんスよ」
…これはまさか天田君の事か?しかも助ける事が出来た…。詳しく話を聞く必要ありそうだね。
すいません、体調がよろしくないのでいつもの半分くらいで今日は終わりです
新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します
-
クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
-
キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
-
ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
-
ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」