「ムフフー」
「フタバちゃんゴキゲンだね」
「よくぞ聴いてくれた。ワタシはずっと秋葉原に行きたかったのだ‼︎…それに、パソコンに強くなったらお母さんの手伝いだって出来るかも知れないし」
「なるほどね。それで日本でも屈指の電気街か。ま、俺は詳しくないから荷物持ちだな。…あ、パソコンのパーツってフタバちゃんのお小遣いで何とかなる範囲なの?」
「うっ…。それは…、その…」
「あはは、ま、今日下見、下調べだ。そうしようじゃないの。そういうパーツって型落ちとか早いんじゃないの?フタバちゃんが欲しいスペックにするといくらくらいするのか知らないけどさ」
「しまった、ワタシの要求スペックを満たしたパソコンは…ワタシでは買えない‼︎」
「…どんまい。ま、お出かけはこのまま行こうか」
「…うん」
パソコンの知識が有ればお母さんの手助けになるかも知れないからって本当にマスターしてしまうあたり天才の子は天才なんだな。…ちょっと抜けてるのもそれっぽいか。まぁ、本人にとってもお出かけ自体ハードルの高いミッションでそれにいっぱいになってたから予算の事忘れ去ってたってのもありそうだけどね。
「ほーほー、凄いなこの街は。ニッチなニオイしかしないぞ」
「うーん、フタバちゃんだけで来れる所ではないね。マスターでも厳しいんじゃない?」
「そうじろうなら…眼光で…行けると思う」
「くくっ、たしかにあのひと睨みならいけるか。さて、何処に行くんだい?」
「ウム!とりあえずはあそことそこの電気屋だ‼︎知識はつめたんだが…やはりカタログスペックを把握してるだけに過ぎんからな。その道の人間に聞いてみたいんだ。…だめか?」
「ま、まだ店員さんに聞くのはレベルが足りないか?ならお助けキャラの出番だから安心しなって」
「う、ウム。そうだな、こ、ここはリョ…リョウスケに任せるぞ!」
「任せたまえ。…その前に聞きたい事を知りたいから先に現物をみてからにしよう」
という事て2人で色々と秋葉原の街を見て回った。流石に見知らぬ店員との会話はまだまだ難易度が高いみたいで俺の後ろに隠れっぱなしだったけどな。まぁ、元々の人見知り気質は仕方ないし、店員も愛想が良いとは言えない感じだしな。うーん、俺にもっと知識が有ったらアングラな所で調達も出来なくないんだけどな。今回は出かけてみたかったっていう気持ちの方が大きかったみたいだけど…本格的に取り掛かるならフミさんとかに聞いても良いかもな。…桐条のルートも悪くないんだけどデカい人を動かすと人目を惹いちゃうかも知れないしな。
「うーん、ワタシの知識じゃまだまだだったのか…」
「いやぁ、俺も詳しくないからなんとも言えないなぁ…。とりあえずちょっと疲れたろ?どこかでお昼食べて休憩しようか」
「そうだな。ワタシもお腹が空いたぞー。…ウーム何がいいかなカレー!…はそうじろうのが一番だし…」
「ま、無難にファミレスかチェーン店でいいでしょ。そういうジャンクなの…嫌いかな?」
「大好きだ‼︎よーし、ジャンクフードの王様ハンバーガーにしよう!あ、バーガークイーン‼︎」
「分かった分かった、そうしようか」
バーガークイーン…ビッグバンハンバーガーと違って炭火焼きのパティがウリのチェーン店。美味いんだけど店が少ないのがね。あと俺が本気で食うなら向こうのチャレンジメニューがコスパ良くなるからあんまり来ないんだ。味は好きよ。
「ふぅ、美味かったぞ!」
「うん、俺も久々にクイーンに行ったな。味はやっぱりここだなぁ。さて…どうする?」
「うーん…」
「ちょっと疲れて来たか。ま、まだ昼過ぎだし…ちょっとゆっくり家電量販店でも覗くかい?」
「うん、そこなら玩具屋もあるしな!」
いわゆる大型家電量販店を下から上までウインドウショッピングした。もちろんゲームコーナーに一番長く居た様な気がするけど。
そろそろ帰ろうか…と思いフタバちゃんを見たら随分と眠そうだ。仕方ないか、元々はインドアでまだ小2だったはずだし何よりずーっとフルスロットルだったしな。
「さて、そろそろ夕方だし、帰ろうか」
「……うん」
「あー、ちょっと疲れたか。ほら…おぶさって。寝てていいから」
「…うん」
フタバちゃんをおぶってルブランまで帰る。ほんと電池が切れた様にと表現するのにピッタリだ。ここまで体力使い切ってくれる程楽しかったのかな?
「おう、らっしゃい…ってお前か。おかえりっと、フタバ寝てるのか?」
「はい、はしゃぎ過ぎたみたいでおぶったらコテンと。楽しそうでしたよ」
「そりゃ、良かった。俺も店がなきゃ色々連れてってやるんだがな…」
「とりあえずボックス席で寝かしますよ?」
「おう、奥の席使ってくれ。…お前に任せて俺が連れてくのもアリか?」
「いや、流石に1人は自信ないっすよ?」
「しかしなぁ…。まぁ、今日はお疲れさん。コーヒー飲んでくれ」
「いただきます。俺も楽しかったんで…たまにはまた連れてってあげられそうならいいですよ」
「本当か‼︎」
「お、起きたか。ほれフタバ、ココアだ」
「ありがとうそうじろう。リョウスケ、また連れてってくれるのか?…迷惑じゃ無かったか?」
「ああ、またな。…俺も受験があるからそこまで頻繁には無理だけど」
「うん、それでもいい。…ホントは、ううん何でもない」
「…約束だな」
「うん‼︎今日はありがとうな、リョウスケ」
「ああ、それじゃそろそろ帰るよ。マスター、コーヒーごちそうさま」
「おう、今日はありがとな」
「バイバイ」
ま、こんな1日が有ってもいいよな。…これからは間違いなくパソコンの時代は来るしなぁ。これを機に勉強するのも悪くないのか?さて、もう少しで3学期も終わり。京都での修行はどうなることやら…
心配おかけ致しました。毎日投稿は間を開けると一気に辛くなりそうな予感しかしないのでまた頑張ります。
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