「出でよ、ピクシー、アメノウズメ‼︎」
「はいはーい。っとここは?」
「あら、クラマ君の所じゃないのね」
「ああ。ここは葛葉家みたいに西日本で退魔をしていた家の峰津院なんだ。…で、こっちの人がその当主雅さん。一応君ら仲魔が見えるかどうかわからないから召喚したんだ。どうですかね、雅さん…見えたりしてます?」
「……そこに何か居るのは解る。いや、解ってしまった。なるほど、見えないナニカ…悪魔ってのは存在したのか」
「あらー、この人もライゴウちゃんとおんなじで見えてない感じ?」
「見たいね。やっぱり今の世の中見える人って少ないのかしら」
「だと思う。それも仕方ないんじゃ無いかな?」
「今のは会話してるのかい?」
「ええ、そうですよ。側からみたら完全にアブナイ人ですけどちゃんと相手居ますからね?一応ですけど、仲魔達は普通の人には見えない存在ですけどこっちの世界に干渉するくらいの力は持ってますんで、コミュニケーションは手段を考えなきゃ取れなくも無いですよ?」
「えぇ、リョウスケちゃん、何考えてるのよ…?」
「いや、ペンでも筆でも使えば筆談くらい出来なくも無いでしょ?それこそ『こっくりさん』とか『お告げ』とかってこう言った存在の干渉によるモノなんですよ。…事情を知らなかったらポルターガイストにしか見えないかも知れないですけどね」
「むっ!ワタシをあんな低級悪魔と一緒にしないでー‼︎」
「わかってるわかってる、霊による物体の浮遊現象をポルターガイストって名前付けられてるけど、そんな悪魔が居るのはわかってるよ」
「…『ポルターガイスト』って悪魔いるんだね。って僕も意思疎通取れるの⁉︎」
「ええ、出来ると思いますよ。なぁ?」
「うん、出来るよー」
「出来るって言ってますよ」
「ちょちょちょ、ちょっと待っててくれるかな⁉︎」
「あー、落ち着いてください。ケータイのメール打ち込んでもらう方が手っ取り早いんでそうしましょう」
「…な、慣れてるんだね。ちょっと緊張して来たよ」
「ほら、ピクシー、あんまりエキセントリックな発言するなよ?」
「うーん?ピクシー、そんなの分かんなーい」
「…まぁ、いいや。あんまり雅さんを困らせるなよ?」
「わーい」
ちょっと雅さんが落ち着くまではそっとしておこう。…何の会話してるんだ?雅さんの落ち着いたキャラが崩れかかってるじゃないか。とりあえずはこれで雅さんにも悪魔の存在って納得してもらえるだろう。だからといってこの峰津院家が伝えて来た技を教えてもらえるとは思わないけど…。触りだけでも教えてもらえないかな?
新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します
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クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
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キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
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ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
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ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」