葛葉家に生まれ落ちてたんだが…   作:ぎっしり腰

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雨の日は鼻が辛いので初投稿です


どこからでも始める事は基本から

「俺は何を手伝いましょうか」

 

「そうだなぁ…、とりあえずで何だけど、祝詞から始めようか。神道の基本だしね。葛葉さんの所でも色々手伝って来たみたいだからこそ基本と何が違っているか解るかも知れないからね」

 

「なるほど。そうですね、色々と経験させてください」

 

「ふふ、大和はあんまり手伝ってくれないから助かるよ」

 

「そうなんですか…、それは最近の話ですか?」

 

「うん?そうだね、中学生の頃まではウチでの習い事もやってたけど…高校生になってからは遠のいちゃったかなぁ。思春期って難しいんだよ」

 

「…それ、歳の変わらない俺に言わないでくださいよ」

 

「あはは、なんだかしっかりしてる様だからついね。あ、そういえばここ以外どこか用事有るのかい?」

 

「鞍馬山には行くつもりです」

 

「鞍馬山ね…。まさか天狗に会うつもりかい?」

 

「ええ、そのまさかですよ。クラマテングも過去に仲魔だった様でして。そして、クラマテングならヒト以外に使える武術を教えてもらえるのではないか…とアメノウズメから聞きまして」

 

「なるほど、鞍馬山の天狗といえばかの牛若丸を鍛えたと言われてるくらいだものね。本当に協力を得られたのなら凄い事じゃないか。…ちなみに僕もお会い出来るかなぁ?」

 

「仲魔になってもらえないとしても何か教わりたいんですけど、どうにもまだクラマテングがどんな悪魔かは分かりませんからね。だから現時点ではなんとも言えませんね」

 

「そうかぁ…。いやぁ、この年になって僕がミーハー気質って事が分かっちゃったよ」

 

「どうしても強い悪魔って有名ですからね。やっぱり認知度が高い分想いの力は集まるので。そんな有名な悪魔が見れる話せるってなるとテンション上がっても仕方ないんじゃないですか?」

 

「うーん、息子くらいの子に諭されてしまった…。やっぱり君、歳偽ってるよね?」

 

「あはは」

 

「まぁ、いいか。じゃあ改めて、お手伝いをよろしくね。鞍馬山までは自分で行くのかい?」

 

「はい、行事の少ない日に行こうと思ってます」

 

「えーっと、リョウスケ君がここに滞在する日程の中じゃあ…、お、ちょうど最終日の前日、つまり四日後かな?」

 

「わかりました、その日朝から行ってきます」

 

「帰ってきたら是非その体験談を聞かせて欲しいね」

 

「もちろんですよ」

 

「よし、じゃあまずは境内を一通り周ろうか。まずはウチの神社の事を知ってもらうことから始めよう」

 

「よろしくお願いします」

 

 

 

雅さんに連れられて一通り見て回った。地域的な違いや歴史の長さからか葛葉家の神社とは大分違うな。あっちは山中だからってのもあるかな?京都なんて歴史深い街で今に残る神社…それに『峰津院』という家名。俺の予想だが陰陽術に関係の深い家だったんじゃないか?この短期間じゃあホントこの神社で行われてる行事しか体験する事は出来なさそうだけど、全部をいきなりは出来ないからな。…来年の春休みにガッツリと成果を出す事ができれば美鶴ちゃんや主人公君達の影時間の本格的攻略には間に合うな。うん、焦る事は無いな。




しばらくは短目になります

新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します

  • クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
  • キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
  • ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
  • ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」
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