葛葉家に生まれ落ちてたんだが…   作:ぎっしり腰

13 / 185
左肩が痛くなってきたので初投稿です


目の前にむきあってれば時間は早い

ライゴウ爺さんのところから帰ってきてすぐベルベットルームの住人たちにお土産を渡してきた。概ね反応は良さげだったものの結果テンション上げた姉によってボコボコにされたのはこの俺の目をもってして見抜けなかった……

 

そんな風にドタバタしてるうちに俺の高校生活の始まりが近づいてきている。結局俺は月光館学園高等部にそのまま通う事となっている。…とくに問題がなければこの事務所から通うつもりだ。胡散臭い理事長あたりにちょっかいかけられなければってところだけどもな。

 

そういえばキョウジおじさんとも少し話をした。俺の雰囲気が変わったことは何となく分かっていたらしい。ちょっと前にどっかの都市部で起きたサイコキラー事件の捜査に携わってから第六感が効くようになったと笑っていた。…多分ペルソナ2の事件だと思う。そりゃサイコによる犯行だって以外解決ないよなぁ。この世界における葛葉家はトラブルに好かれる体質持ちが多いらしい。キョウジおじさんなんてほぼ一般人なのにな…そういや半分くらい除霊士みたいな仕事回されてるってボヤいてたけど、なんか目覚めたのかな?

 

…ちなみにだけどそのサイコキラー事件で白鐘って言う結構な大御所探偵とバッティングしたらしく孫の直斗君が探偵ごっこをせがんで来て犯人役は大変だったと言っていた。その時の俺は絶妙に微妙な顔をしていたようで

「なんだぁ?犯人ははまり役かぁ?俺は悪人ヅラじゃなくてキリッとしてるんだよ」

と怒られてしまった。俺が引っかかってるのはそこじゃあ無いんだが今言えることじゃ無いよな…。まぁ直斗君か直斗ちゃんかは分からんわけだし、会うことが有ったらの話なんだけどさ。あたりまえなんだけど会った事もない子に対して言える事なんて無いんだよね…、そんな事も忘れかけてたらしい。

 

……覚悟が決まったらキョウジおじさんにも話、しないといけないよなぁ。まあいいか、その時の俺がなんとかするだろ。

 

 

 

ともあれ、爺さんから教えられた瞑想を自分なりに続けている。始めたばっかりで効果はまだまだ分からんけどな。明日は高校のクラブ説明会なんだよな。あっという間にもう高校生かよ。俺がリョウスケとして覚醒してからはほとんど学校無かったもんだし内部進学だしで長い休みのタイミングで助かった。さすがに学校生活しながらだと折り合いをつけられた自信ないもん。

 

直近の問題としては影時間なんだよなぁ。幸い無気力病と思われる被害者は全然出てない。おそらくだが影時間の影響力はニュクスの封印と関係しているんだろう。…つまりどうあがいても主人公君による刺激が不可欠なんだよ。実際に調査してみないと分からない部分もあるけどそれだけは間違いないって確信があるんだ。そもそも覚醒してからこっち影時間なんて経験してないんだよなぁ…。干渉範囲内で夜中を迎えた事ないからってのもあるけどな。その辺は美鶴さんとか真田くんあたりが高校生になるまで接触も難しいしなぁ。何より幾月とかその辺に目をつけられるデメリットの方がデカそうで憂鬱になるぞ。

 

 

 

ん?手紙?名前も書いてないけどこの蝶のサインはあの姉妹達からか。なになに…

「リョウスケ様、如何お過ごしですか?よく眠れていますか?エリザベスは心配でございます。何せ貴方様はすぐお倒れになってしまいますので…。」

心配の仕方がオカンかな?そして倒れているのは全部あんたのメギドラオンのせいなんだよなぁ…

「私の全力を受け止められるようになるまで続けさせていただきますのでご安心ください。」

……これは瞑想も鍛錬も急務だわ。殺る気満々やん…主人公君はよ来てくれんか…?いや、でも、俺で加減を覚えてもらわないとそれもそれでヤバいんじゃあ?……今考える事じゃ無い、その時の俺がなんとかするはず。続き続き、っと、筆跡違うな。エリザベス、こっそり忍ばせたのか。ちゃっかり上にくるように…、考えるだけ不毛だ、読もう。

「明日は暦の上でも貴方様の生活の上でも大きな節目であります。我ら姉妹一同よりささやかながら贈り物をご用意いたしました。是非とも今夜お受け取りにいらして下さい。ふふふ、私もこのように文を殿方に贈るだなんて良い経験をさせていただきましたわ。」

これはマーガレットさんだな。…浮かれてらっしゃる。光栄だと思っておくのが一番良さそうだな。

 

「おや、お読みになったようですね?」

 

「うおぉ!!びっくりしたぁ…テオさん何をしてるんで?」

 

今回は本棚の仮装をしているテオドアに声をかけられ飛び上がる程驚いてしまった

 

「いえ、姉達が返事が欲しいようでございまして。こうして、私が遣わされたのです。しかし存在感を出してしまうと催促しているようで失礼なのではないかと考えたので変装しておりました。」

 

…ほんと自由な連中だよ。

 

「テオさん、あんまり待たせたら悪いから返事として俺を連れて行ってくれるかい?」

 

さて何が待ち受けているのやら。

 

 

新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します

  • クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
  • キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
  • ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
  • ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。