ひぇ、11位になってる…
アンタッチャブルを訪れてオーダーをしてからちょうど約束の日、俺は店を訪れた。もちろん
「おう、よく来たな。頼まれてたブツはコイツだ」
「ありがとうございます」
「まずはコイツだ、いわゆる日本の骨董品だな。短筒って方がメジャーか。ま、モデルガンだし打ち出す事はもちろん出来ねぇが機構の方はこだわって動くんだ。カッコいいだろ」
「すごいですね、ここまでリアルなモデル作り上げるなんて」
「なあに昔とった何とやらだ。それで次がコイツだ、大正時代の拳銃って事だったからな、日本軍で採用されてた二十六年式拳銃だ。コイツもダブルアクションで動く様作ってあるぜ」
「これもすごい、まるで本物ですね。…ちょっとお聞きしますけど、骨董品のお手入れ出来ます?」
「出来るか出来ねぇかで言うなら出来るが…、そんなモンあんのか?お前の実家ヤクザか何かか?」
「ヤクザとは違いますよ。実家は神社と古武術の家です。…まぁ、外から見たら大分うさんくさいのは否定しませんけど」
「まぁ、ホンモノを綺麗にしちまうと撃てる様になっちまってめんどくさいんだよな」
「あー、そう言う事ですか」
「おう、まだ店も開けたばっかでサツにも目をつけられてる中やるのもな」
「そうですか、すいません無理言って」
「構わねぇよ。…こんなナリして客商売してっとお前みたいに普通の対応する奴いなくてよ」
「…武道をやる上で心は鍛えさせられましたからね。そんじょそこらの大人でも引きませんよ」
「はっ、いい度胸してやがるぜ。今時お前みたいなヤクザも居ねぇよ」
「…そういえば合気道部の顧問が昔伝説のヤクザに武術の手解きしてたって話聞いたことありますね。あの人に比べりゃ、なんて事ないですよ」
「…お前の周りも大概だな。それで刀の方はどうすんだ?お前もあのサツに目ぇつけられてんだ、モデルガン持って刀なんて見てたらしょっぴかれても不思議じゃねぇぞ?」
「そうでしたね、職質された時の事考えてませんでしたよ。俺も長谷川さんにマークされてるでしょうし、模造刀は一度荷物置いてからにします」
「分かってるとは思うがモデルガンとは言え人に向けんじゃねぇぞ?模造刀だってそうだ。刃は潰してあるが重いし刺突にゃ十分の凶器だ、俺らミリ屋の肩身はまだまだ狭いんだから頼むぜ」
「気をつけます、お世話になりました」
「おう、また来い。珍しいモン見つけたら持ってこい、見てやる」
岩井さん、ちょっと話せると分かると思ったより気さくな人だな。おかげさまで新しい攻撃方法が試せるな。…そりゃライドウモデルのコルトライトニングなんて綺麗にしちゃったら実銃だもんダメだわな。それこそモデルにしたモデルガン作ってもらおう。
そして模造刀を見に行った。なるほど岩井さんが紹介するだけはあってすごい品揃えだし、そもそも紹介が無いと来れなさそうだな。ワークス上山…なんか聞いたことあるんだがなんでだろう。
「な、何が、ほ、欲しいの?」
「模造刀です。人前の演舞で使うんで練習で使ってるモノと出来るだけ似た重心のモノを探してまして」
「わ、わかったよ。い、岩井くんの、しょ、紹介だからね。に、握って良いから、え、選んで」
…裏向きの顔がありそうな店だなぁ。まぁ、
「振っても?」
「う、うん。ぼ、僕も、み、見てみたいから、いいよ」
一本一本軽く振り下ろす。…これだな、こいつが一番しっくりくる。
「コレ、貰えますか?」
「‼︎…ふ、ふふ、す、すごいね。き、君、普段、し、真剣振ってるね?」
「…振った事はありますよ、習ってる古武術に有りますもんで」
「う、ううん、き、君はもっと、ふ、振ってる。そ、それ、ぼ、僕がこだわって、し、真剣そっくりに作ったんだ。え、選んだのが証拠だよ」
「参ったなぁ、白状しますと多少振る機会が多いですね。けれど誓って人に向けた事はないですよ」
「う、うふふ、ひ、久々に、み、見せても良い人が来たんだな。そ、それに、こ、古牧のお爺さんが抑えてるなら、い、いいんだな」
「古牧先生の知り合いでしたか」
「う、うん。こ、こう見えても、ぶ、武器の扱いには自信あるんだ。き、君が使ってる刀のメンテナンス、し、してあげる」
マジか、シャドウはともかく悪魔を斬り伏せた後のメンテはたしかに大変だったからな。無茶苦茶助かるんだが…
「どうしてそこまでサービスを?」
「む、昔、き、君みたいな人に協力してたんだ。い、岩井くんと古牧さんの知り合いなら、も、文句ないんだな」
「ありがとうございます、助かります」
「そ、その代わり、め、珍しい武器なんて有れば、み、見せて欲しいんだな」
「…珍しい武器ですね、覚えておきます」
なるほど、俺に粉をかけておけば珍しい武器に巡り会えそうな気がしたのか。ま、その勘はバッチリだろうな。
「じゅ、銃より、と、刀剣類の方が自信あるから…よ、よろしく」
「刀剣類ですね、銃は岩井さんに相談します。今日は持ってませんがよく使っているのは備前長船です。この模造刀が一番感覚近いんですよ」
「び、備前長船‼︎す、すごいよ、是非見せて欲しいな」
まてよ、無闇にクリーニングするのも良くないのか?悪魔を斬り伏せてるからこそ悪魔特攻がついてる様なモノだったりするんだろうか。
「あー、事情が特殊なもんですから刃はちょっと…」
「み、見てから手が出せなさそうならそうするよ」
「それでも構わないならよろしくお願いします」
「た、楽しみにしてるんだな。こ、この店は不定休だから、あ、開いてなかったらごめんね」
まさか刀と銃を扱ってる店と付き合いが出来るとは。流石東京だわ。アンタッチャブルはともかく上山さんの店は結構ヤバそうだからこそ日が高いうちに行く方がいいかもしれないな。うん、また蔵の遺産漁らないといけないな。
岩井宗久…アンタッチャブル店主。p5におけるコープ「刑死者」を担当し、武器防具、取得物の換金を担っていた。p3における黒沢巡査、p4におけるだいだら.のポジション
上山…龍が如くに出てくる武器屋さん。見た目はステレオタイプなオタクで吃音症だが武器の扱いは闘技場でもトップクラスで武器の製作までこなすエキスパート。p5からセガが出してるからセーフだ
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