葛葉家に生まれ落ちてたんだが…   作:ぎっしり腰

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高校は割と飛ばしていくので初投稿です


人間強度が下がるなんて嘘っぱち

広い。とにかく印象がデカいんだ。さすがは天下の桐条グループが作っただけはあるな。なんだかんだこんなことになってから来たのは初めてってのもあるけど都内でこんな敷地用意してるってのはすごいわ。それに、通いでも全然辛くないな距離は。けれど、満員電車ってのはいつ乗っても辟易するわ…。

 

 

入学式というか進級式といえばいいのか、とにかくセレモニーは終わった。担任は…鳥海先生。国語科担当なのか。クラス替えとか無いらしく、このまま三年間同じメンツらしい。まぁ出来てからそんなに経ってない学校だから色々試しながらやってるからってのが理由だって説明されたけど。

 

クラブ説明会か。どうしようかなぁ、色々と活用が効きそうなのがやっぱり格闘技系かなぁ?うーん、剣道、陸上、水泳、ボクシング、フェンシング、弓道か。どれにも魅力あるもんなぁ…難しい。とりあえず一通り説明会に顔出してみよう。こうなったら勢いと雰囲気で決めるのもアリかも知れないし。ん?まだあったのか、合気道部?へー、まだ出来て2年目の新しい部活か。なるほどなるほど

 

……疲れた。なんでこんなに広いんだよこの学校。まぁ広い分無茶苦茶設備整ってるけどさ。色々見たけどやっぱり合気道かな?なんというか、一番しっくり来た。なにより高校の部活できちんと所作とか儀礼を重んじてる所が今の俺にピッタリだろう。他の部活は割と競技の比重が大きくなってたしなぁ、新設の学校として名前売らなきゃならないってのもあるからか部員もだけど顧問もなんかガツガツしてたのがなぁ…これ見よがしに定員のアピールしてくるのもなんか鼻についたし。まぁ高校生として悪いとは言わないけどさ。よし、決めた。部活は合気道だな。

 

 

帰ってきてからちょっと調べてみたら部活の古牧先生ってめちゃくちゃすげー人じゃねぇか。学校じゃ用務員さんらしいけど実は他の格闘技系の先生集めても勝てないとかヤクザだかカタギだかわからないけど無茶苦茶に強い弟子がいるとか。……なんでこの学校来たんだ?桐条グループからのアプローチなのかなぁ?あー、警備員だと物々しすぎるから用務員って形で来てもらったとか?まさかねぇ?そうだ、ライゴウ爺さんに連絡しておこうか。大分気にかけてもらったし部活も決めたことだしなぁ。もしかしたら古牧先生のこと知ってるかも知れないし。

 

 

「もしもし、お久しぶりです、リョウスケです。高校生活が始まったって言うのとあと部活は合気道に決めました。それでなんですけどライゴウ爺さんにお聞きしたい事がありまして…」

 

「おー、元気でやっとるようでなによりじゃの。わざわざ電話までしてなんじゃい?」

 

「顧問というか指導してくれる先生なんですけど古牧って言う方でして、ライゴウ爺さんならどんな人か知ってるかなぁと。」

 

「古牧…?あの、古牧か?アヤツ今はそんな事をしておるのか…。いや、アヤツなら心配いらん。技術面でもそうじゃがなにより学ぶものの精神面をきちんと考えとる。リョウスケ君にとっては最適と言っても過言でないくらいのぉ。どうにも放浪癖があるのがたまに傷なんじゃが指導者としても武闘家としても一流に間違いは無いの。」

 

「そ、そんなにすごい人なんですか?…なおさらなんでウチなんかにいるのか不思議ですね。」

 

「大方金が無くなりその日暮しを続けておった所学校関係者に拾われたんじゃろ。何年おるかわからんが雇われとる内は確実におるから安心せい。儂もリョウスケ君がおる内に顔出そうかのぉ。」

 

「なるほど、いい話が聞けました。ありがとうございます。夏休み入ったらまた行きますので待っててください。」

 

「おう、待っとるぞ。その時は組み手でも始めようかの。」

 

 

ふむ、無茶苦茶ラッキーらしい。この巡り合わせに感謝して部活やってみようか。…部活だけじゃなくてバイトもやんなきゃな。苦学生ってわけでも無いけどキョウジおじさんのヒモってのはやだからなぁ。まぁハウスキープしてるからセーフと思いたいんだけどなぁ。

 

 

 

 

 

そんなこんなで高校1年生の春は新しい事をやってる間に過ぎて行ってもうすぐ夏休みなんて頃に差し掛かった。期末テストは涼介の無駄に溜め込んだ無駄な知識のおかげもあって楽々…とはいかなかったもののトップクラスをゲット。大体は教師陣が個性的すぎるのが悪い。なんだ江戸川先生のテスト。あれは保健体育でもなんでもねぇぞ…。まぁテストと言うイベントは恙無く終わったさ。目下のところ問題は友達がいないんだよな…。居ないと言うと語弊がある。少ないんだ…。原因は、古牧先生の指導を学内で見られてドン引きされたって事なんだよなぁ。やってる側からするとそこまでキツくも無いんだけど側から見てるとそうは見えないらしい。それに、中学の頃の友達とはどうしてもよそよそしくなってしまう所がなぁ…。難しいぜ学生生活。

 

あとなんでかベルベットルームとの繋がりがどうも不安定だったらしく半ば習慣化されてしまったノックダウン方式のトレーニングは数を減らし、約束していた食事もまだセッティング出来ていない…。もう少しで落ち着くらしいんだがどうなってるんだろう。夏休み中には済ませたいな。待たせた分と時間がある分ちょっと気合入れなきゃならんな。

 




古牧先生は如くの古牧先生っぽい人です。なお東条会はありませし、ミレニアムタワーも無いです。あったらジェイルどころじゃ無いからね。という事でセガワールドベースなので似たような人に来てもらいました。

新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します

  • クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
  • キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
  • ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
  • ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」
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