ライゴウ爺さんに瞑想の仕方をそれなりに認めてもらい古武術の基礎の基礎を教えてもらい始めたり、旅館の風呂掃除をしたり、旅館の板さんに料理を仕込まれたり…この十日間なかなかハードだったな。そして今日は芝原たちが来るから迎えに行かなきゃならん。そう、結局2年と3年の先輩も2人来ることになった。流石に3年は合宿してる余裕も無いんだが最後の夏休みということで来ることになったらしい。まぁ3年の先輩成績良いもんなぁ。3年の九条先輩ことヒナコさんと2年の志島先輩ことダイチさん。正直初めて名前聞いた時死ぬほど驚いたんだけど良く顔に出さなかったと今でも思うね。この2人も世界線次第じゃヤバイことになってた可能性があったんだなぁって思うと…。ちなみにヒナコさんは関西の人で別の部入ってたけど古牧さんが顧問なった時迷わず入ってきたらしい。
「お、葛葉くんやんかー、出迎えありがとうな。ウチも最後の夏の思い出にと思って付いてきたんよ」
コテコテの関西弁でしゃべるヒナコさん。実家は舞踊の名家らしいけど古武術も通ずる所があると言って今は古牧さんの教えを喜んで受けてる。無茶苦茶美人だし練習着の袴姿見たさに入ってきた体験入部者がリタイアしまくったのはもはや笑い話。
「おー、リョウスケー。案内頼むよー」
ゆるーい雰囲気で話すダイチさん。普段は頼りないけど実は色々気配りしてくれるホントに良い人。そんでもって実は結構頑固な所もある。腹括ったときがホントに凄い人
「ようこそ八十稲羽へー…って俺の出身ってわけでも無いんですけどね。実は皆さんに朗報です。何と天城屋旅館さん泊めていただけるそうです。もちろん2部屋用意してくれるとのことですよ」
「ホンマに!実はウチ温泉に目がないねん。しかも天城屋旅館って結構有名なんやってなー、葛葉くんやるやんかー」
「いやぁ爺さんに神社の宿舎借りようと思ってたんですけど、会話の流れで天城さんに連れてこいって言われちゃいましてね。ご飯は使って良い材料あれば自分たちで作っても良いし、ここらで食べてからでも良いって言われてます」
「えー、俺料理できないよ?…ヒナコさんも無理そうだし、芝原はできる?リョウスケ、この辺どっかお店あるの?」
「ダイチ!ウチの料理スキル舐めたらアカンで、タコ焼きならお手のもんやわ」
「ダイチ先輩、俺も自信無いっすよ」
「一応俺できるんですけどねぇ…最近板さんにしごかれ初めて何の稽古してるのか分からなくなりそうなんですよ…。あとヒナコさん、タコ焼き器は無いのでスキルの披露は別の機会にお願いしまーす。で、この辺なら愛家って中華屋さんが身体動かす学生向け…何ですけどヒナコさんイケます?」
「うーん、あんまり脂っこい中華屋さんは得意やないわぁ。せや!君ら合宿やるんやったら作る練習しといた方がええんちゃう?葛葉くんには負担やけど色々見てくれへん?…みんなでご飯作ったが楽しそうやし」
「俺は良いですよ。とりあえず何が使っていいかは分かんないんで、材料はこっちで買いましょうよ。旅館に向かうバスも商店街から出るんで
丁度いいですし」
「ほな決まりやね!せっかくやし地物使いたいわぁ。あとなんかええ感じのお土産ありそうなお店もあらへん?2人もそれでええ?」
「俺は良いよー。でも確かにリョウスケに料理までさせて合宿先の手配までさせてる先輩って情けないなぁ…俺も料理頑張るからちょっと教えてくんない?」
「葛葉、俺も頼むわ。無理いって来させてもらったのに世話ばっかりかけて申し訳ねぇし」
「ヒナコさんが寂しそうなんでみんなで料理やりましょうか。簡単な汁物と炒め物、焼き物くらいで良いでしょ。ご飯とお漬物だけは絶対にあるし、板さんが出汁引いてくれてるんで色々簡単に出来ますよ。そんで、お土産屋さんなら巽屋さんがこの辺の織物扱ってていい感じの多いですよ」
「あら?ウチそんな寂しそうにしてた?なんや、恥ずかしいわぁ…。恥ずかしついでにもう買い物行くで!」
「ヒナコさーん、待ってよー。リョウスケが先に行かないと道分かんないじゃーん」
「芝原、よくここまで来れたな…」
「ホントだぜ…ヒナコさん自由すぎんだよ…。あれでつえーんだからタチ悪りぃし」
「ま、お疲れさん。ヒナコさーん、こっちの豆腐屋さんから行きましょー」
そう声をかけて商店街の中にある店で食材を物色した。それからバスで旅館に向う中ざっくりと考えた予定を告げる。
「朝起きたら軽く爺さんの道場まで走る予定何ですけど良いですか?山道ですけど30分くらいなんで。朝ごはんは葛葉家でいただく予定です」
「朝から走るのかよー、いやでも暑くなる前だしいいのかなぁ?」
「流石に少しくらい稽古もせんかったらウチらホンマに旅行来ただけやししゃーないって」
「俺は元々道場の方に世話になる予定だったんでむしろ今日が特別だしなぁ。あ、旅館の手伝いとかどーなってんの?」
「なんや、葛葉くんアルバイトもやってたんかいな。満喫してんなぁ羨ましいわ」
「俺は家庭教師半分手伝い半分ってとこですけど、芝原には力仕事が待ってるぞ。あそこの温泉は磨きがいいあるくらい広いから楽しみにしとけー」
「…まじかぁ。まぁ泊めてくれる上にアルバイトさせてもらえるだけありがてぇか」
「そうだぞー、お前らだけずっこいじゃんか」
「まぁダイチさん、今回はお試し、下見なんですから…冬なら道場の方のバイトも有りますからそっちもアリですよ」
「ええ?道場でなんかやるバイトあるっけ?稽古相手はやだなぁ…」
「いえ、そもそも道場何ですけど神社の中なんでそこの手伝いっすね。ヒナコさんも受験なけりゃ巫女さんの手伝いとか出来ますよ」
「それも楽しそうやわ、大学決まってたらお願いしよかなぁ?」
「えっヒナコさん冬もくるんすか?」
「ダイチー、葛葉くん、悲しいわぁ。芝原がいじめよるわ…」
ワイワイ騒いでる内にバスもそろそろ旅行に着く頃だ。挨拶してご飯作ってやる事はまだまだあるけど楽しい夜になりそうだ。
やっぱり好きなんですよデビサバ2 。世代も似たような感じなので可能性として来てもらいました。なお峰津院家はあるかもしれませんが、ジプスは無いです。ターミナルと悪魔召喚出来ないので仕方ないです。
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