葛葉家に生まれ落ちてたんだが…   作:ぎっしり腰

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丁度1ヶ月続いたので初投稿です


探偵のたまご?ヒヨコ?

き、昨日はえらい目にあった…間隔を開けるとヤバいのかな?定期的にガス抜きしないと本当にまずい事になるかもしれんのか…ま、まぁ最初期より耐えることができたのという収穫があった事だけは言っておこう

 

 

 

 

「世話になった大御所探偵の孫を預かる事になった?」

 

「そうなんだ、つっても向こうもまだ小学生だし月末までなんだけどな。悪いんだが日中見てやってくんないか?」

 

「まぁ、構わないけど。ちなみになんて子なのさ」

 

「白鐘さんって探偵のお孫さんで直斗…だったかな?なんでも探偵に憧れてるみたいでなぁ、若手で?有望な?俺の姿を見せてやりたいんだってさ?」

 

「……ふーん、若手で有望ねぇ」

 

「あぁん?なんか言いたい事でもあんのか?」

 

「若者の夢は夢のままで居て欲しいって思った」

 

「…コイツ、言いやがった。まぁ白鐘さんには頭あがんねぇんだよ、少し前にも世話になったし。つーわけで、ちょっと協力してくれ」

 

「はーい。いつくんのさ?」

 

「んー、もうすぐ」

 

「は⁉︎」

 

ピンポーン、事務所の呼び鈴が鳴らされる。

「いやいやすぐにも程があるでしょうよ!」

 

「白鐘直斗です!今日から3日間お世話になります!」

 

「おー、直斗くん久しぶりだなぁ、おっきくなったじゃ無いか」

 

「初めまして、直斗くん。いや…ここは直斗って呼ぼうか、俺はリョウスケ。ここの…管理人かな?」

 

「初めまして、キョウジさんの助手さんですか?」

 

「雑用やってるって意味じゃ似たようなもんだ、荷物置いてこい。リョウスケ、部屋はお前の隣のとこ綺麗だったよな?案内してやれ」

 

「ったく、もう少し早く行ってくれりゃ準備くらいしたのに」

 

 

直斗を部屋へと案内する。まぁ、特殊な社会見学みたいなもんなのかな?インターン的な?

「リョウスケさんは探偵ってどう思いますか?」

 

「俺かぁ、身近な探偵がおじさんだからなぁ。むしろ仕事モードのあの人ほとんど見たことないんだよ」

 

「そうなんですか…。わた、僕は探偵をやってるお爺さまと暮らしているのですがお爺さまは家でもカッコいいのです!」

 

「常に探偵とは斯く在るべしと振る舞ってるのはすごいねぇ。そりゃあさぞカッコいいんだろうねぇ」

 

「はい、とても尊敬しています!」

 

「はは、また改めて話聞かせてもらうよ。ここが部屋だ、まめに掃除してあるからそんなにホコリっぽく無いと思うけど何か足りないものあったら言ってね」

 

「はい!ありがとうございます!」

 

「はは、なんでも言ってくれればいいから。ちょっと荷ほどきしとくといいよ、また呼びにくるからさ」

 

 

直斗()()を部屋へ案内した後、デスクでタバコをふかしてるダメな探偵に小言を言う

 

「キョウジおじさんさぁ、直斗に君は無いでしょ…」

 

「…へ?」

 

「いやまぁ、直斗って名前だけど女の子だよ?」

 

「え⁉︎うそ⁉︎でも確かに孫って…」

 

「それ、孫娘とも孫息子とも言ってないんじゃ無いの?」

 

「……あ!!確かに」

 

「本当にこの探偵の見学していいのかよ…」

 

「うるせー、俺は現場型なんだよ」

 

「ま、直斗ちゃんはこれまで通り接して欲しいみたいだから態度変えないでいいみたいだけどね」

 

「…ならいいけどよ。で、今日はこれから出なきゃなんねぇからどっか案内してやってくれるか?」

 

「りょーかい」

 

 

ふーむ、ちょっと早いけどお昼ご飯食べに行くのも兼ねて俺がキョウジおじさんに教わった街歩きの方法でもレクチャーしようかな。

 

「直斗、ちょっと出かけようか。お昼ご飯食べに行こう」

 

「わかりました、すぐ用意します!」

 

「おすすめのカレーがあってね、いい雰囲気なんだ。まるでアジトとかそんな雰囲気でね、カッコいいんだ」

 

「へぇー、行ってみたいです!」

 

「よし、行こうか。近くまでは地下鉄で向かうからね」

 

 

 

うんうん、困った時のルブランだな。なんせ雰囲気はいいし、カレーも美味いんだから。ま、直斗ちゃんなら騒ぐこともないだろうし大丈夫だろう。それにちょっと奥まった所って言うのが更に今回ピッタリだ。街歩きの題材にもなりそうだしな

 

 

「らっしゃい、珍しいじゃねぇか、お友達かい?」

 

「はい、つってもまだ今日会ったばかりなんですけど」

 

「…お前、それだけ聞くと良くない風にしか聞こえねぇぞ?」

 

「あぁ、居候先に社会見学に来たんですけどとりあえず俺にお鉢が回ってきたんですよ」

 

「はい!リョウスケさんが美味しいカレーを食べさせてくれるって連れてきてもらいました!」

 

「はっはっはっ、元気なこった。お前さんはいつものでいいのか?こっちの坊主は甘口にしておこうか。ドリンクは何がいい?ウチはコーヒーが売りなんだがココアもイケるぞ」

 

「…コーヒーでお願いします」

 

「あいよ、待ってな。すぐ出来るからよ」

 

 

 

「…直斗くん。いや、直斗ちゃんって言った方がいいかな?」

 

「⁉︎気付いていたんですか…」

 

「まぁ、こう見えても古武術をならっていてね、その師匠に相手の体格から情報を得る方法を叩き込まれてね。…一応キョウジおじさんをごまかしていたからすごいけどね」

 

「…そうですか。僕って変ですか?お爺さまのような探偵になりたいんですよ。そうだ、少し相談に乗ってもらえませんか?」

 

 

 

ふーむ、これは付き合い短いけど事情を知ってしまったからこの際聞いてしまおうってことかな?うーん、とりあえず色々話してみるか




探偵繋がりと言うことで登場した直斗ちゃんです

新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します

  • クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
  • キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
  • ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
  • ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」
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