葛葉家に生まれ落ちてたんだが…   作:ぎっしり腰

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模範的高校生の仲間入りだ!

夏休みももう終わりか。かつてないくらい盛りだくさんだったなぁ…。天城雪子、里中千枝、巽完二、白鐘直斗、新島冴と新島真に会ったのか。こりゃあこれからもまだまだ増えるんだろうなぁ…。とはいえ幼少期どこにいたのか分かってる人間もそんなに居ないし出会うべくして出会ってるのかねぇ?巡り合わせってモノがあるんならほんとすごいね。

 

 

 

さてと、今日から学校だ。と言っても二学期だろうとやる事は学校行って部活して週末バイトをする予定だ。実に模範的高校生の予定だろう?唯一どうにもならないのが同い年の友人が明らかに少ないんだよなぁ…

 

 

 

 

「お、葛葉くん久しぶりやんか。八十稲羽んときはありがとうなー」

 

「あ、ヒナコさん。お久しぶりっす。とりあえず部活の合宿先として合格もらえたみたいで良かったですよ」

 

「それ!ウチもいくからな?なんとか大学の目処もたったから冬休み余裕できたんや。せやけどほかの子ら追い込みあったりするからな…ってなんやのその顔は!」

 

「一人で高校最後の冬休みが過ぎてくの寂しいんだろうなぁって思った顔です」

 

「なっ…!!失礼な後輩やなぁ。アンタ、こないだお邪魔してからえらい遠慮なくなったやん、ウチとしてはそっちの方が好感もてるで?ただ、もう少し先輩に対する敬いは持つべきやで!」

 

「痛い痛い痛い!申し訳ありませんでしたー」

 

「お、ヒナコさーん。あり?リョウスケに何してんの?」

 

「教育的指導や!」

 

「お前、ヒナコさんにまでズバズバ言ったのかよ…ご愁傷さまー」

 

「どや、先輩の偉大さ思い知ったやろ」

 

「す、すいませんでした」

 

「ヒナコさんもリョウスケも気がすんだかー?遊んでないで武道場行こうぜー」

 

 

 

こんな一幕が急に増えた気がする…、どこかで俺が壁を作っていたのかも知れない。それが夏休みを機にかなり打ち解けた結果だろう。

 

 

「む、葛葉か、久しいの。見んうちに随分とたくましくなりおったのう」

 

3人で武道場へと向かう道すがら用務員姿の古牧先生から声をかけられた。この人仕事中もすぐ気配を消すから声を掛けられないと気が付かないんだよなぁ…

 

「「「こんにちわー」」」

 

「わしからもお前には礼を言っておかねばならんからの。合宿先として提示してくれた件じゃ、お前だけでなくそこの2人を見ても十分いい経験が積めたのじゃろうて。しかしのぉ、機械にとんと疎くてライゴウの奴には伝えておいてくれんかの?」

 

「わかりました。俺から爺さんには伝えておきますよ。冬の合宿には先生来るんですか?」

 

「休みはやはり別件が入りそうでのぉ…部活動を受け持つ際にそっちの仕事を優先する条件ではあったとはいえ一生懸命な若人を蔑ろにしてるようで少し困っておったのじゃよ。そういう意味でも合宿の申し出がどれほどありがたいか。本来なら学校からの指導者が付く必要もあるんじゃが受け入れ先が信用できるのでな、そこは通せるのよ」

 

「そうそう、そういう意味でも俺とヒナコさんが下見に行った甲斐もあったってもんだぜー」

 

「ま、まぁ旅館でバイトとかあんまり学校側からしたら歓迎できそうにもない事もありますからね」

 

「なーに、その辺は精神鍛錬の一環と言い張れば良いのじゃよ」

 

「確かに風呂掃除は足腰鍛えられたっすよー、古牧先生こんちわー」

 

「あれ?芝原だけが風呂掃除してたの?リョウスケは?」

 

「俺は芝原がいる時は家庭教師ばっかりでしたね。いない時はやってましたよ?そんな事よりそろそろ行きましょうか」

 

 

 

 

こんな感じの普通の高校生らしい生活を謳歌しつつたまにベルベットルームへと訪れてはエリザベスからありがたい一撃をもらう日々が続いた、そんなある日の事だった。

 

「お祭りに行きたい?」

 

「…はい、世間には縁日というモノがございますでしょう?」

 

「まぁ、あるにはあるぞ。どうしてまた興味が出たんだ?」

 

「夏休みに貴方様からお祭りの話をお聞きしましたでしょう?あの話を聞いてからというモノいつの間にかエリザベスお姉様がこちらの世界に出歩いて満喫なさっておりまして…それでマーガレットお姉様が少し機嫌を損ねておりまして」

 

「あぁ、なるほど、エリザベスが勝ち誇ってる姿が目に浮かぶよ…。という事はマーガレットとラヴェンツァの2人を案内すれば良いのかな?」

 

「よろしいのですか?こちらは私どもの久方ぶりのワガママとなりますね」

 

「ただ、不安は2人だけを招いたという事がエリザベスにどう見えるか…」

 

「…そこはお兄様に頑張っていただきますので大丈夫かと」

 

「…い、一応俺個人がエリザベスへお土産の準備する分にはいいだろ」

 

「念のため主人からお遣いを頼んでいただきましょうか?」

 

「…いや、やめておこう。イゴールを巻き込むのは忍びないし。お土産でもエリザベスの気が収まりつかないならまた何かイベントを考えればいいだろう」

 

「ふふ、ならそれもまたよろしいですね」

 

「じゃあ頃合いの時期に良さそうな場所でやってるお祭り探しておくよ。見つかったら知らせるよ」

 

 

 

まさかお祭りに行きたいってリクエストが来るとは思わなかったな。縁日に憧れてるみたいだし屋台が並ぶお祭りって何かないかな、誰か知ってる人はいないだろうか?

新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します

  • クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
  • キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
  • ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
  • ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」
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