葛葉家に生まれ落ちてたんだが…   作:ぎっしり腰

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書き上げがギリギリになってきたので初投稿です


打ち合わせは大事

「ダイチさんってこの辺の生まれですよね?」

 

「ん?そうだよ、どうしたのさ」

 

「いや、この辺でいわゆる縁日みたいなのって近々どっかで有ったりしません?」

 

「んー、あ、ちょうど来週末に学校近くの神社、長鳴神社ってとこで月見祭あったと思うよ。あそこの秋祭りは結構ベタなお祭りって感じだったなぁ。誰かと行くの?」

 

「いやぁ、世話になってる人たちがお祭りに興味あるみたいで探してたんですよ。でも東京のお祭りで情報出てくるのはおっきいお祭りばっかりであんまり縁日って感じないじゃないっすか。それで地元の人代表としてダイチさんの意見を採用したいと思います」

 

「じゃあちょうど良いかもなー。それに結構マイナーだから学校の人もあんまり知らないんだよ。てか、神社なら葛葉神社でもお祭りとかやってたんじゃないの?」

 

「やってるんですかね?俺からは聞いてないんですけど先方の都合の良いタイミングが近いうちって話なんですよ。だからタイミングに合わせたお祭りが見つかってよかったですよ」

 

「あ、そうだ。お遣いの時のお詫びに奢るからハンバーガーでも食べようぜー」

 

「ごちになりまーす。どこのバーガー屋ですか?」

 

「最近できたビッグバンハンバーガー行ってみたかったんだよ」

 

「あそこチェーン店なのにチャレンジメニューがウリなんでしたっけ?まぁとりあえず今日は普通の食べてみましょうよ」

 

 

 

感想はといえばデカさがウリだろうけど普通に美味しい。そういえばここの母体であるオクムラフーズが躍進には秘密があったんだよな。急激な業績成長と規模の拡大が見え始めたら獅童が動き始めた可能性のバロメーターには十分なるか?

 

「どうしたんだよ難しい顔して」

 

「あ、ああ、えっと、通常メニューでこの満足度ならチャレンジメニューどうなってんのか想像してました」

 

「確かに…大食いってすごいよなぁ」

 

 

ま、暗いこと考えてても良いことないよな。

「ダイチさんごちそうさまでした。また今度みんなで来ましょうか、それこそあの街道場で出稽古でもした帰りに」

 

「お、いいねぇ。実はさ、俺あの新島ってお姉さんとヒナコさんのマッチアップ見たかったんだよ。なんとかして実現させようぜー」

 

「あはは、良いっすね。それは迫力ありそう、いや、見応えありそうですねぇ。見た感じ剛っぽい流派だったんでいいかもしんないですねぇ」

 

なんて他愛もない話をしつつハンバーガーを食べ切った。ダイチさんとは店先で別れ、俺はマーガレットさんとラヴェンツァをエスコートする為の準備として色々と小道具を揃えに街を散策してから帰った。

 

 

「というわけで俺が通ってる学校の近くの神社にちょうど良さそうなお祭りがあることが判明したんだ、それを知らせに来たんだけど、君たちってどっから出発するわけ?」

 

「扉の設置についてですか?基本的にではありますが私どもは鍵を渡したお客様達が訪れやすいところに設置致しております。しかし、扉というモノは本来鍵をもつお客様が利用する為のものでございます。ですので私どもがここの世界を離れる時は行きたいところへ直接行ってしまうことが多いですわね」

 

「そりゃあ便利だね…、でも突然現れたりしたらびっくりされない?ただでさえ目を引くじゃないの君たちの容姿じゃ」

 

「ウフフ、スパッと褒めていただいてもよろしくてよ?それに私どもは滅多なことでは見る事もできませんから」

 

「あ、そんな風になってるのね。それって任意的にどうこうしてるわけかな?」

 

「もちろん、でなければあまりに不便というものでございますからね。まぁ、テオが色々と雑事を買って出てくれていたのでそこまで苦労することもありませんでしたし、近頃で言えばメアリが色々と手伝ってくれているので」

 

「そう言えば最近メアリ見かけないけど何を?」

 

「そうですわね、メアリも最近は忙しそうにしておりましたわ…リョウスケ様の負担になってしまいますかもしれませんができれば私たちに加えてメアリも連れて行ってはくれませんか?」

 

「そうだなぁ、バーベキューもメアリはまだ居なかったもんなぁ。ま、大丈夫だよ。問題はエリザベスが拗ねないかって事なんだよなぁ…」

 

「あら、今回に関してはエリザベスが先走った結果ですから構いませんわ。それに流石にはしゃぎすぎた自覚があったみたいで大人しく留守番すると自ら申し出ておりましたの」

 

「へー、そうなの。ま、でも流石にかわいそうだからお土産はなんか見繕ってやろうか」

 

「ふふ、お優しいですわね、まぁ私もオニではございませんしお土産についてはやぶさかではありませんわね」

 

「その辺はしっかり姉やってるんだなぁマーガレットさん」

 

「!!そうストレートに言われると気恥ずかしいものがありますね…」

 

「おや、珍しいものが見れたかな?そろそろ帰るよ。祭りの日はさっき伝えた通りだからその日のお昼頃に待ち合わせでいいかな?神社の入り口で待ってるから」

 

「はい、ではそのように。ラヴェンツァにも伝えておきますわ」

 

 

 

なんとか予定も組み上がったな。ルブランのバイトも始まったし甲斐性の見せ所かな?

 

 

新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します

  • クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
  • キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
  • ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
  • ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」
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