葛葉家に生まれ落ちてたんだが…   作:ぎっしり腰

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睡眠習慣が無茶苦茶になったので初投稿です


パーソナルカラーは赤と緑の2人

ひょんな事からライゴウ爺さんに俺の状況のほとんどをカミングアウトする事になったが結果はいい方に転んだ。そして宿舎の準備は整ったので今日やる事は買い出しと指導だったんだが、爺さんの準備が思いの外かかるみたいなので先に買い出しに行く事に。

 

 

 

買い出しから帰ってきた俺は爺さんに呼ばれて道場へと向かった。そこには木刀を振る爺さんと宗一さんの姿が

 

 

「あはは、まさかリョウスケ君にこっちの術教えることになるとはなんとなーく予感してたんだけどホントになっちゃったねぇ」

 

「宗一さんが見てくれるんですか?」

 

「んー、俺は打ち込みの相手かな?そして親父が教える型の見本も兼ねてるよ」

 

「葛葉流は片手で日本刀を操る必要があった故、少々変わった刀術の流派になっとるの」

 

「んで、俺も変わった型なんだなぁって思ってたんだよ。だけどさ、そりゃ変わった型のはずなんだよ、だって斬る相手の想定がヒト型だけじゃないんだから」

 

「ま、そうじゃの。神秘の世界を儂らは知らん。知らんが故に教えられるのは神秘の世界で使われておった技術だけ。その技術を神秘の世界で使うのはリョウスケ君じゃよ。そういう意味では長らくおらなんだ葛葉流の正当後継者になるのかの?」

 

「お、いいじゃん、この道場継いじゃう?応援してるよー」

 

 

なんて軽口を叩かれながら一通り型を見せてもらったあと見様見真似で宗一さんへと打ち込んでいく。しかし木刀なんて握ったのは初めてのことで軸もブレブレ、へなへなの軌道でしかない。兎にも角にも武器に振り回されてるって事だ。

 

 

「仕方ないとは言えまだまだ振り回されてるねぇ」

 

「じゃの。両手でコレじゃから片手で満足に扱うまでは中々遠いかの?今日のとこはここまでにしておくか」

 

「はぁ、はぁ、ありがとうございました」

 

「そうそう、その木刀あげるから使いなよ。結構重たく作ってあるから疲れたでしょ」

 

「あー、やっぱり重たいんですかこれ…わかりました。にしても素振りも習慣になりそうですよ」

 

「かっかっ、いい心がけじゃ。ま、この年末でどれだけ型を覚えられるかのう」

 

 

随分と武道家みたいな習慣なってきたなぁ。まぁ悪い気はしないけど。しかし木刀って重いんだと思ってたら弄ってあったんだな。訓練用なのかね?ま、今日のところはこれでしまいだ。明日も早いし風呂入って寝ようか。

 

 

 

そして翌日、朝から瞑想と新たな習慣となるだろう素振りを済ませる。慣れてない上に片手で行う素振りは思ってたよりキツイ。うーん、体幹トレーニングとかも考えなきゃいかんかな?ま、成果が見られないようなら考えようか。さて、天城さんとこまで走ろうか。うーん、軽く体動かしてからだと冷たい空気が気持ちいいな。

 

 

「いらっしゃいませ…っ!!お兄さん!!」

 

「やあ雪子ちゃん、久しぶりだね。冬休みもよろしく頼むよ」

 

「あら、リョウスケ君いらっしゃい」

 

「天城さん、またよろしくお願いします。明日から部活の連中も来ますんで」

 

「また賑やかになるわね。そうだ、板さんも待ってたわよ、雪子案内してあげて」

 

「うん!」

 

 

もはや勝手知ったる旅館となりつつあるけど雪子ちゃんに案内されて板さんにも挨拶をする。危なかった、雪子ちゃんがいなければ流れで手伝うことになっていた…。

 

「おっと、雪子ちゃん。メリークリスマス。ま、ちょっとしたモノだけどね。あと、今日は千枝ちゃんは来るのかい?」

 

「わっ、ありがとう!うんとね、千枝はお昼に来るって言ってたよ。コレあげてもいい?」

 

「うん、開けていいよ。千枝ちゃんの分もあるから心配しなくていいさ。でもなぁ、完二君の分もあるんだけどあんまり今回は八十稲羽の商店街行けなさそうなんだ」

 

「あ!巽屋のおばさんも今日来るってお母さん言ってたよ」

 

「おお、色々とタイミングいいじゃないか。どうする、千枝ちゃんと一緒に開けるかい?」

 

「んー、じゃあ千枝を待つね。そっちの方が楽しそう!ねえねえ、ヒナコお姉さんとダイチ君は?」

 

「いつの間にダイチさんはお兄さんから降格したんだ…。まぁあの人気安いから仕方ないな。もちろんその2人も来るよ明日から来る他の部員と一緒にね」

 

「雪子ー、千枝ちゃん来たわよー」

 

「あ、お母さんが呼んでる、千枝来たって!」

 

「お、じゃあ一緒にお出迎え行こうか」

 

「おっす、雪子ーって、おにーさん来てるじゃん!お久しぶりです」

 

「相変わらず元気そうだね千枝ちゃん。千枝ちゃんにもメリークリスマスだ。雪子ちゃんは一緒に開けたいから待っててくれたぞ?」

 

「そうなの、千枝早く開けようよ」

 

「ほんと!ありがとうおにーさん、んじゃあたしも早速。おおー、たぬきのぬいぐるみ。かわいい!」

 

「私のはキツネのぬいぐるみ。赤いワンポイントがかわいいね。ありがとうお兄さん」

 

「気に入ってもらえたら何よりだよ。今回も家庭教師するのかい?」

 

「冬休みはあんまり宿題ないけど、中学校のお勉強がちょっと出たの」

 

「うっ、でもあたしも夏休み明けて初めて褒められたもんなぁ、雪子もやるならあたしも頑張る!」

 

 

 

2人と話してるうちに巽屋さんも来たのでおばさんに完二君へのプレゼントを渡しておいた。中身はちょっと厳つ目のキーホルダー。さすがは東京、修学旅行で木刀買っちゃいそうな子供に刺さるデザインの奴にしておいた。もうしばらくこの2人と話をして遊んだら道場へ帰ろうか。またしばらく毎日来るしな。

 

 

 

 

 

新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します

  • クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
  • キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
  • ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
  • ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」
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