葛葉家に生まれ落ちてたんだが…   作:ぎっしり腰

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いつのまにか50日続いていたので初投稿です


楽しむ為には準備が大事

結局書物が入っていた箱を爺さんに見せたところ残念ながら爺さんでも読む事は難しいとのこと。しかし、コピーを取れば持って帰っても構わないとの事なので帰るまでにせこせこ作業だ。…古牧先生ならひょっとすると読める可能性十分にあるよな。なんとなく古文書作ったり集めたりしてそうだし。あの人なら見せても構わらない気がする。

 

 

そうこうしてる間に2人が来た。時間としては昼過ぎなので今日は軽いウォーミングアップと瞑想をして練習を終えたらみんなで旅館に行こうと思う。なんとびっくりヒナコさんが免許を取ったから使ってない時なら車を貸してくれる事となったので夜に旅館へ行きやすくなった。せっかく夜に温泉入ったのに汗かいて戻ってくるのは不毛な気がしてたからこういう時は良いね。というわけでお花見の打ち合わせも兼ねて夕方には行く事としましょうか。

 

 

 

 

「車案外大丈夫でしたね」

 

「ほんまか?良かったわぁ、人乗せるんはじめてでなぁ、ちょっと緊張しててん」

 

「えぇ…ヒナコさん、俺たちで練習しないでくださいよぉ…」

 

「ほらほら、そんな事置いといてお風呂行こかー。ほんでお花見の話するんやろ?」

 

「ええ、一応俺は俺でリサーチしておいたんですけどそれはあの子達が見つけてなかった時用のとっておきって事で」

 

「相変わらず気配り上手な後輩だなぁ…」

 

「ま、汗流してロビーで集合しましょうよ」

 

 

 

 

 

「お兄さん、久しぶり!あのね、雪子たちお花見の穴場教えてもらったよ!」

 

「ホントかい?そこはどうやって行くの?」

 

「商店街の近くにある川の土手を歩いて行くとあるの」

 

「なるほど、じゃあ千枝ちゃんと完二君には連絡しておいてくれるかい?明日の10時に…そうだなぁ、商店街のバス停に集合しようか」

 

「うん!そう言えばヒナコお姉さんとダイチくんは?」

 

「あれ?ヒナコさんはまだお風呂じゃない?ダイチさんは…さっきまで居たんだけどな」

 

「悪い悪い、ついついボーッとしちゃっててさ」

 

「あ、雪子ちゃん久しぶりやなぁ。元気してたか?」

 

「噂をすればなんとやらってかな。2人とも来たじゃないの」

 

「うふふ、ホントだ。ヒナコお姉さんも久しぶり」

 

「雪子ちゃん、そのスポットまでは遠いかい?」

 

「うーんと、ちょっと歩くって聞いたよ」

 

「じゃあ明日はその場所までピクニックも兼ねてって事でどうだい?」

 

「うん!楽しみだね、ヒナコお姉さん!…そういえばお花見のご飯はどうするの?」

 

「ふふ、それは明日のお楽しみさ。ま、心配ご無用ってね」

 

「まーたなんか企んでるんやなぁ。雪子ちゃんはこんな捻くれたらあかんで?」

 

「ほんとほんと、素直が1番ですよねヒナコさん」

 

「こうやって後輩を追い詰めて行くのはパワハラって言うんですよ先輩方…。さてと、もうすぐ真っ暗になりますし不慣れな運転で怖い思いする前に帰りましょうかね」

 

「すぐそうやって切り返すからなぁこの子は…」

 

「ほらほら、ヒナコさん初心者で夜の山道はハードル高いですよ?」

 

「くー、正論やわ、ほな今日は帰ろか。また明日やで雪子ちゃん」

 

「はーい、楽しみにしてるね!」

 

 

 

 

 

道場へともどった俺たちは明日の昼ご飯をどうするか相談していた。相談って言っても俺たちが弁当を作るのは決まっていて中身の相談だ。幸いお重や弁当箱に使える物ならいくらでもあるからどうとでもなるんだが…

 

「せっかくなんで3人が別々のを作って持っていきましょうか?」

 

「それもおもろいやん。初めてここで合宿してからウチも自炊には力入れてるんやで?」

 

「おおぃ、2人とも乗り気なのかよぉ…」

 

「まあ、もちろん勝負ってわけでも無いですしなんなら手伝いますから」

 

「出来る男は違うな…けど俺だって結構やるようになったんだ、頑張ってみるよ」

 

「よう言うた!ほな被らへんよう話しよか」

 

「高校生が3人と小学生が3人…うち2人はよく食べるんで、まぁ普通に6人前って考えても良いでしょ」

 

「せやなぁ、ご飯だけでも結構な量なりそうやし、ちょっと歩くんやろ?当たり前やけど汁の無い奴やないとな」

 

「弁当作るのって色々考えないといけないんだなぁ…帰ったら母さんに感謝しようっと」

 

「ダイチ、心掛けはええけどアンタはなんか食べたいもんあるか?」

 

「お花見ですよねぇ、唐揚げとかハンバーグみたいな王道でいいんじゃないです?」

 

「…せやなぁ、奇を衒う必要もあらへんか。ほな、あとは卵焼きとご飯はおにぎりといなり寿司もええんちゃう?」

 

「良いですねぇ。せっかく唐揚げで油使うならもう一つ何か…、大学いもでもデザートに作りますか。芋つながりであとはポテトサラダも。汁っけ無いですし色味あっていいですよ」

 

「おお、ええなぁ。結構まとまってきたんやない?」

 

「いいじゃんいいじゃん、俺でも作れそうなのあるし。で、リョウスケいつから作んの?」

 

「そりゃ明日の朝からでしょ。どうせ朝練で早く起きるし集合時間までは十分時間もありますよ。けど初めてで心配ですし今のうちにに仕込む物だけパパッとやっときましょうか。材料だって買わないといけないですし」

 

「よっしゃ、ほなウチは買いもん行ってくるで。ダイチ付いてき、荷物持ちや」

 

「はーい。なんか買い足すものあるならリョウスケ連絡くれよな」

 

「りょーかいですよ。じゃ、お願いしますね」

 

 

 

さてと明日は晴れそうだし、弁当も上手いこといけばいいけどな。悪魔関連でやらなきゃならんこともなくは無いんだろうけどそう言うのは日常生活を謳歌した上での話だと思うんだよな。自己犠牲でやれる事って結局身の丈以上の成果も得られんだろうし。それにこうして人と交友を深める事が大事ってあの連中にも言われてるしな。うん、まずは私生活の充実を優先すべきだな。

 

新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します

  • クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
  • キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
  • ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
  • ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」
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