葛葉家に生まれ落ちてたんだが…   作:ぎっしり腰

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通算UAが2万いったので初投稿です


信頼度を稼ぐことは焦ってはいけない

「ふふふ、ここを双葉の秘密基地とする!…って、あれ、あんまり物が無いぞ!」

 

「あー、マスターに頼まれてたまに片付けしてるから…」

 

「ぐぬぬ、やるなスパイ。私の秘密基地計画を防ぐとは…」

 

「まぁ、散らかってない分自分でカスタマイズ出来ると思えるでしょ?」

 

「おお!その手があったかー、やるなスパイ」

 

「そうすると探検はどうする?」

 

「うーむ、今日は何にも装備がない…。スパイ、なんかないのかー?」

 

「そうだなぁ、マスターに聞いてすぐそこのジャンク屋で探してみるかい?」

 

「むむ…、それも悪くない。いや、今日は少し話をしたい。あの…その、不思議なんだ、私他人が苦手なんだけど、オマエとはしゃ、喋れるんだ…」

 

「他人が苦手ねぇ…」

 

「だから…あんまり…と、友達とかいないんだ」

 

「なるほど、難しい相談だ。なんせ俺も同年代の友達は少ないからな。どうにも近寄り難い雰囲気をしているらしい」

 

「そ、そうだったのか。やはりスパイは孤独な存在なんだな…」

 

「その言い方はやめなさい。少ないのは同級生ばっかりで上にも下にも友達はいるから」

 

「そ、そうか。でも、どうしたら良いのかな?私はもうすぐ小学生になるんだ、そこでも友達が出来なかったら…お母さんに心配かけたくないんだ…」

 

「時に双葉ちゃんや、君に得意な物や趣味はあるかい?」

 

「ムム、私はアニメやゲーム、いわゆるサブカルなら任せてくれ」

 

「うーん、小学生には少し早すぎるな…」

 

「なぜだ⁉︎フェザーマンシリーズならポージングからカット割りまで語れるぞ⁉︎」

 

「そうだなぁ、残念ながら世の中の小学生が戦隊モノを見て得る感想は『カッコイイ』で終わるんだよ」

 

「し、知らなかった…」

 

「それであんまり同年代と遊んでもあんまり楽しくなかっただろう?そうだなぁ、またこうしてマスターが預かる事があるなら出かけたりしてみようか?」

 

「む、むう。いきなりハードモードじゃないか?」

 

「いや、さっき言ったまずはルブラン周辺くらいだよ。あんまり遠くはマスターが許さないさ」

 

「…考えておく」

 

「お前ら、ちょっと降りてこい。おやつ出してやるぞー」

 

「お、マスターが呼んでるな。さ、手を洗っておやつ食べに行こうか」

 

「…うん」

 

 

 

思ってたよりも屋根裏で話をしていたらしく普段なら上がってる時間になっていたらしい。今日は客足もそこまでだし双葉の面倒を見たいこともあって早めに店を閉めるらしい。多少は仲良くなれたんだろうけど気安い関係とまではまだまだいかないようだったから気長にだな。

 

 

 

 

 

今日は久々にメメントスでの訓練予定。と言っても変わった事なんてそんなに多くない。せいぜい付け焼き刃の技を教え込まれたくらいな物だ。

 

「本日は私とマーガレットお姉様で監督させていただきます。以前のように悪魔がいつ来てもよろしい様にメアリからいくつか情報を得ておきました。それによりますと概ねメメントスに現れるシャドウと同じ対処法でよろしいようです。しかし、やはりと言いますか、シャドウに比べて存在格が高く強力で悪意をもって襲ってくる事が多いようです」

 

「ええ、たしかに強敵ではありますが強力な分捕捉しやすいため早めの対処は可能であると見ています。これは我々からの依頼と思っていただいて構いません、悪魔を見かけ倒せるようなら倒してしまってくださいますか?」

 

「言われなくてもさ。…ま、ヤバそうなら後回しにするかもしれないけど。それにまだ見つけて無いから説得力もないんだけど、封印することが出来るかもしれない」

 

「なるほど、脅威を取り除いたという点ではそれでも構いません。さてと、そろそろ始めるといたしましょう。そう言えば私が監督するのは久しぶりですわね、ラヴェンツァ、あなたは周囲の警戒を。私が監督を務めますわ」

 

「わかりましたお姉様。それではリョウスケ様、お気をつけて」

 

「っしゃあ!」

 

 

 

ま、そうぽんぽんエンカウントする様ならもっと大変なことになってるわけで。今日のところは普通にシャドウを狩っただけだったな。一つできる様になったことといえば、短銃術のお試しだ。ふと思いついてエアガンをキョウジおじさんから借りてみたんだ。あの人曰くまだまだちゃちいおもちゃレベルらしいんだけど、撃てるわけなんだよな。それも短銃術として見た分明らかにエフェクト掛かった一発が出たのは驚いたよ。これも要検証だよ。

 

 

そうそう、爺さんのとこでとった書物のコピーの一部で読めるところがあった。それはそれで問題なんだがな。『霊剣荒鷹』『光刀無形』『神刀滅却』『舞蹴拾参号』『妖刀村雨』とか刀の目録や『封魔管』『タクヒの杖』みたいな道具の目録だった奴があった。これがあるって事は現物があるかもしれない。なんせお役目を終えたとはいえ技は残してきたんだ。その他戦う術を消し去った時取り返しがつかなくなることを恐れていた可能性は十分にあるしな。問題はこの載ってる各種品目がどこにあるかはサッパリなんだよな…。あと読めてない部分もやっぱりいろんな人に聞いて回ることはよした方が良さそうだしなぁ、行き詰まったら古牧先生に聞いてみるか…。

 

 

……あとなんだっけなぁ、この武器の名前。なんでこんなに聞いたことあるんだ?




分かる人には分かる霊剣たちです。リョウスケ君の手元に来るかは決めてません

新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します

  • クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
  • キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
  • ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
  • ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」
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