葛葉家に生まれ落ちてたんだが…   作:ぎっしり腰

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沢山の誤字指摘をいただきありがとうございますの意を込めた初投稿です


大型連休こそ人とのイベントがあるもんだ

「ほら、ここ、このリサイクル屋だよ。気になるよねぇ。なーんか良さげなモノあるかもよ?」

 

「わかる、わかるぞー。うおー、レトロゲーのセットじゃないか!!……えっと…あの…」

 

「んー、スーファミのセットか。ソフトは福袋形式で1万円…。悪くないけどさ、あの部屋テレビ無いからそっからじゃ無いと」

 

「しまったー、無ければ意味ないじゃないか…」

 

「うーん、流石にテレビまで持ち込んでいいかどうかはわからんからなぁ。そこは確認してからじゃないと」

 

「ぐぬぬ、そうじろうに聞いてくればいいのか?」

 

「そうだなぁ。マスターと相談してからかなぁ」

 

「しょぼーん。…じゃあこれは?初代フェザーマンのフィギュアセット!アタシは特撮もイケるぞ」

 

「おお、そうだなこれくらいならいいだろ。今日のレベルアップ報酬ってとこだな」

 

「おお!てれってってー、フタバはレベルアップー♪ってことか!!」

 

「はは、そうだなぁ、レベルを上げてけばもっと色んなところ行っても良くなるんだろうけど…俺の方針は焦らずレベリング派だからな」

 

「ムム!たしかに。アタシもお出かけはハードモードだからな!」

 

「よし、お腹も空いて来たろ?マスターにたかりに行こうか」

 

「おー!まってろー、そうじろう!カレーを用意するのだ!」

 

 

 

 

「おいおい、どうしたゴキゲンじゃないか双葉」

 

「うむ、そうじろー、お腹すいたぞ!カレー食べさせて!」

 

「ふふん、外でハラ空かせてきたのか。楽しかったみたいだな。カレーなら用意するから手を洗ってまってろ」

 

「早えな双葉ちゃん。マスターただいま」

 

「おお、双葉のやつどうしたんだ?随分とこう…元気いっぱいじゃねぇか」

 

「あー、一時的なもんですけど…そう、はしゃいでるんですよ。子供らしくね」

 

「はっはっは、双葉もちゃんと子供らしく出来たのか…。アイツも若葉に心配かけまいと気ぃ張ってんだなぁ…」

 

「なんだ!どうしたんだ、そうじろう⁉︎スパイ、オマエの仕業かー‼︎」

 

「ったく、何でもねぇよ。双葉座ってろ、すぐカレー出してやる。オマエも隣座って待ってな」

 

「うっす、ごちそうさまです」

 

「???…まぁいいか。カレー♪カレー♪」

 

「俺も手を洗ってくるか。あ、双葉ちゃん、マスターには自分から聞けるかい?」

 

「ゔっ…、オマエがいる時でもいいか?」

 

「はは、お助けキャラだって言ったろ?」

 

「うむ、存分に役に立ててやるぞ!でも腹ごしらえをしてからだな」

 

「よーし、いただきます」

 

「おいおい、よく噛んで食えよ」

 

 

 

 

「ごちそうさまー、そうじろう、美味しかった!」

 

「ごちそうさまです。目標は未だ遠いってトコですよ」

 

「ふん、当たり前だ」

 

「…あのさ、そうじろう、使ってないテレビとか無いか?」

 

「テレビだぁ?ウチに有ったとは思うが。何に使うんだ?」

 

「…屋根裏部屋秘密基地計画の為だ!」

 

「…ったく、オマエ、双葉に余計な事教えたんじゃねーのか?」

 

「ちっ、違う!ワタシがやりたいって思った事なんだ。…でもこんなワガママお母さんにもそうじろうにもした事なくって」

 

「…分かった、用意しといてやる。次来るまでの間にな」

 

「ありがとうそうじろう!」

 

 

 

双葉ちゃんははしゃぎすぎたみたいで食べ終わったらすぐ電池が切れたように寝てしまった。そんな双葉ちゃんをマスターは大事そうに抱えて家に寝かして来ると告げて向かってしまった。…マスターと若葉さんがくっついちゃえば良いのにって思うけど、若葉さんの危うい立場ってモノを考えると素直に応援できないのが悲しいよな…。そのためにも何とかなるような準備を整えておきたいもんだね。

 

 

 

 

 

 

今日でゴールデンウィークも最後。とりあえず集めたシャドウや悪魔の残滓やメメントスで拾った()()()()()()()()()()を持って再びフミさんのところに訪れた。んだが…見せた瞬間に奪い取られてもはや俺の言葉は耳に入ってない様子だった。そりゃそうだよな。見たことない不思議物質が並んでたらそりゃ飛びつくのも無理ないか。この使った破魔矢と使ってない破魔矢とかのデータ比較やって欲しいとか色々注文あったんだけどな。仕方ないからメモとメールで連絡しておこう。

 

 

…ふぅ、困った。完全に予定が狂った。質問責めをくらう予定だったのに放り出されたからなぁ。このまま帰るのも何だかなぁ。っと電話だ。…ヒナコさん?どうしたんだろ。

 

「もしもし、どうしました?」

 

『あんた今日暇か?』

 

「ええ、予定無くなったんで暇してますよ」

 

『ちょうどええやんか、ちょっと付き合うてくれへんか?』

 

「いいですけど…どこで待ち合わせます?」

 

『上野の美術館行きたいから…新宿なんてどない?』

 

「りょーかいです。なんか見たいのあるんですか?」

 

『実家の方から斑目センセの美術展のチケット送って来たんやけど…ウチの周りで見れそうな人って言うたらリョウスケくらいしか思いつかんかったんよね』

 

「……へぇ、斑目一流斎の美術展っすか。良いっすね、一度見ておきたかったんですよ」

 

『ほら、そんなリアクションしてくれんのアンタくらいやねん。大学の新しい友達もイマイチその辺興味薄いみたいでなぁ。ほんなら新宿で待ってるで、着いたら連絡ちょーだい』

 

「はーい」

 

 

 

まさか斑目の美術展かぁ。斑目もなぁ、良くは無いけど悪いほうに人生変えられたんだろうな、『サユリ』に。本人がいるかどうかはわからんが一度見ておきたかったのは間違いないんだ。良い機会じゃないの。

 

 

「お、こっちやでー」

 

「いやぁ、待たせましたか?」

 

「まぁ、ボチボチや。急に誘ったんはウチやしな、気にせんといて」

 

「しかし、よく貰えましたね斑目のチケットなんて」

 

「人気すごいらしいなぁ、実家の付き合いでもろたらしいけど東京のチケット入ってたらしく送ってきてん」

 

「へぇ、やっぱ芸術やる人は他分野の芸術に触れるもんなんですか?」

 

「せやなぁ、ウチ自身踊りに活かすつもりで合気道始めたくらいやからなぁ。芸術作品に触れるんは基本やろなぁ」

 

「なるほど、それじゃ楽しみなんですか?」

 

「うーん、ウチはあんまり好かんのよねぇ、斑目さんの作品。何て言ったらええんやろ…何となくやけど斑目センセ以外の顔が見えてくるんよね。そういう訳やけど、付き合うてもろて助かるんよ。行かんわけにも無いから困ってたんよ」

 

「…まぁ暇だったし、ヒナコさんがそう評価するってトコにもっと興味湧きましたけどね」

 

「付き合わせて悪かったからお昼はご馳走させてもらうで。美術展の後でええよな?」

 

「お、いいんすか、ご馳走です」

 

 

ひょんな事から班目の美術展かぁ。…そーいやあの人のニュースを見たら図書館で特集されてるの見て俺は状況を飲み込んだんだっけ?何にせよ良い機会だ。ま、今の俺に何か出来る事があるかは分からんがね…




誤字は出来るだけ気を付けてたんですが…結構あるんですねぇ



一昨日から急にUAが増えたんで驚いております…

新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します

  • クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
  • キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
  • ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
  • ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」
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