「ねぇねぇ、リョウスケちゃん、ワタシお腹すいたの!」
「えっと、何を食べるの?」
「うーん、寝てる間はライドウちゃんがたーっぷり封魔管の中に貯めておいてくれたマグネタイト…マガツヒでお腹いっぱいだったんだけどね、お外出てきたらなんだかお腹空いちゃったの」
「うーん、一応マガツヒの塊と思われる…魔石はあるけど」
「そうねぇ、寝起きにはちょうどいいかしら?おひとついただくわね」
「は、はい」
「うーん、満たされた中でプカプカ眠るのも良いけど…やっぱり直接食べるのも良いわねぇ」
「後は…オヤツかな?」
「ええ!オヤツあるの!」
「あ、ああ。ほら、悪魔…いや仲魔って何が好みか分からないからさ、色々と準備してきたんだよ」
「早く言ってよぉ、楽しみだわぁ。100年位経ってるんでしょう?何があるのかしらぁ」
「うーん、今あるのはちょっとだけだけど…、これから付いてきてくれるなら、そうだな、定期的にオヤツは用意するけど…どう?」
「ほんとぉ⁉︎そうよねぇ…ライドウちゃんにお願いされて眠って待ってたんだもの、それくらいの役得良いわよねぇ」
「それと、ライドウさんには他何か言って無かったの?」
「えーっと……、あ!そうそう、ライドウちゃんにはね、アタシを久々に開けた人と契約してって頼まれてたのよ!」
「本当かい?…じゃあ俺と契約をしてくれるのかな?」
「そうねぇ、リョウスケちゃんもたーっぷりマグネタイト持ってるから良いんだけど…その、中に居るヒト?とお話させてくれるかしら?」
「…分かった。ちょっと待っててくれるかな」
…ふぅ、この空間はピクシーが現界してる、いや
「来いっ‼︎アスラおう‼︎」
「うわーっ!スッゴイね、リョウスケちゃんの
『ワレは此奴のペルソナ、ココロのウツシミ也。そしてココロに宿るモノでもある。異界のモノよワレに如何なる用か』
「ううん、貴方がスッゴイ存在感持ってるの外からわかっちゃったから、ご挨拶にねっ!貴方がリョウスケちゃんの生体マグネタイトたーくさん使っちゃってるみたいだから…ちょっと分けてもらいたくってね」
『ワレは構わん。しかしオヌシがワケマエを欲するならば此奴を鍛え上げる方が手っ取り早かろうな』
「なるほどー、協力すればリョウスケちゃんが強くなって生体マグネタイトをもーっと作れるようになるのねぇ。分かったわ、協力してあげる!」
『ではな、フフ、此奴がワレを
「ばいばーい。っとと、リョウスケちゃん大丈夫?うーんと、ディア!これで少し楽になったかしら?」
「あ、ああ。ハハッ、やろうと思えば呼び出せたみたいだな。もっとも殆ど意識も無かったしアスラおうも自律行動してたような気もするけど…」
「うーん、そうねぇ、リョウスケちゃんじゃまだまだ足りてないってアスラおうさんも言ってたわよ。アタシと一緒に頑張りましょ!」
「そうか、協力…いや、契約してくれるかい?」
「ライドウちゃんにお願いされてたけど、ううん、それとは別。アタシがリョウスケちゃんの事なんとなーく気に入っちゃった。じゃあね、契約の方法教えてあげる。
「分かった。ピクシー、俺の仲魔になってくれるか?」
「うん!アタシは妖精ピクシー、コンゴトモヨロシク!」
「って何か変わった?」
「んもう、ヨーシキビってやつよ!リョウスケちゃんが初めて契約を結んだんだからフンイキだって大事でしょ!全く、その辺はライドウちゃんとそっくりね‼︎」
「すまんすまん、そうだよな、俺のはじめての契約、はじめての仲魔だもんな。これからもよろしく。普段はその中に居てもらってもいいかな?近頃は悪魔も殆ど現れてないからなぁ」
「そっかぁ、なら仕方ないかぁ。アタシも封魔管でのんびりするのは好きよぉ、だから許してあげる。…ケド、アタシ達が見えるヒトってのも他に居るのか知りたいなぁ」
「あぁ、その機会は必ずあるよ。それに異界は今の世にも…あるからこそピクシーや封魔管を探したわけだし」
「ふーん、ま、アタシも久々の現世楽しませてもらうわねぇ」
「ああ、ピクシーがライドウさんと動いてた時代とは全然違うだろうから楽しいだろうね」
「ウフフ、楽しみにしてるわねー。そろそろ呼ばれるわよ、じゃあアタシは中に入ってるからー。また、いつでも呼んでね!」
「ああ、ありがとう」
「おーい、リョウスケ君ずいぶん長い事いるけど大丈夫かーい?」
「今行きまーす!」
っと、アスラおうを現世で呼ぶとトランス状態見たいな感じになるのか?ちょっとふらつくな。けど今日は色々と進展があったな。……とりあえずは蔵に荷物を戻す作業を手伝うか。
新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します
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クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
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キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
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ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
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ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」