葛葉家に生まれ落ちてたんだが…   作:ぎっしり腰

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5万UA達成したので初投稿です


仲間に引き入れてみようと思うなら話術を使うのがデビルサマナー

フミさんは色々と見せたあの日からすぐ東京へとまさに飛んで帰ってしまった。そして俺がこっちでやった事と言えば…新しいトレーニングが加わったものの特に去年と変わることは無かった。

 

 

そして夏合宿もつつがなく終え、俺も東京へと帰った。

 

 

 

そんな俺を待っていたのは一年生の3()()()だった。3人は俺を以前に行ったポロニアンモールのビッグバンハンバーガーへと誘うつもりだった様だが適当な理由をつけて渋谷のセントラル街まで呼びつけた。

 

 

「3人揃って俺んとこ来るのは珍しいね」

 

「いや、夏休みなんでセンパイも時間あるんじゃねぇかなって思ってさ」

 

「あぁ、美鶴も思う所が無いではないみたいだが俺たちの成長を見て負けてられないと思ったらしくて」

 

「…どうか私も鍛えてはもらえないだろうか。厚かましいことを言っている自覚はある。しかし、私はやらなければならない使命のためにももっと強くならねばいけないのですよ」

 

「ふぅん、なるほど。その使命ってのは…聞かない方が良さそうだね。ま、俺としては構わないよ。ウソかホントかよく分からないけど、真次君からは不思議な事してる話を聞いたからね」

 

「…‼︎(おいおい口止めしてたのセンパイじゃねーか!)」

 

「シンジ、そこまで相談したのか?」

 

「あー、いや、あのよ、相談するにしてもあんまりにも内容がぼんやりしちまったからさ…。それにこの人なら大丈夫だろうと思ってさ」

 

「荒垣がそこまで心を許しているとは…」

 

「…なんつーか、世話んなった人だから嘘つきたくねーって思ったんだよ」

 

「シンジ、その割にはイマイチ信じてもらえてないんじゃないか?」

 

「うるせー!幾月みたいな事言いやがって」

 

「??…‼︎俺はそんなつもりじゃないぞ‼︎」

 

「ったく、お前らは、私が緊張しているのが馬鹿馬鹿しいではないか…」

 

「はは、いい友達じゃないか。で…どうしたいんだい?」

 

「先ほどの通りお願い致したい。…その為にも夏休みの間だけでも我々の特別寮へと来ては頂けないだろうか?」

 

おっと…ここでそのお誘いかぁ。乗った場合はほぼ間違いなくタルタロス…影時間入りだよな。それに幾月に目を付けられるだろうし。とりあえずは聞き出してみるかね。

 

 

「うーん、そりゃまたなんでだい?そこまでしないといけないのかい?」

 

「いや、その…」

 

「美鶴は幾月のヤローに言われてんスよ。『その頼りになりそうな先輩君に来てもらったら良いじゃないか』って」

 

「おい、シンジそこは幾月先生の発言は正確にだな…」

 

「いいんだよ、くだらねーシャレなんて言伝してどうすんだよ」

 

「お前ら…、後は私が話す。そうだ。幾月さんからそう提言されたのだ…。して、いかがですか?」

 

 

さすがに真次君絡みで動きすぎたか。もう目を付けられたか。…うーん、けどタルタロスって死神(ニュクス)の因子を持った彼…あるいは彼女か来てアルカナシャドウの活動と共に攻略を進めるようになるトコだもんなぁ。今の段階で行った所でタルタロス攻略に旨味は無いよなぁ。出来て影時間のパトロールくらいか?それか影時間に現れる悪魔狩り?どっちにしても幾月が俺を監視下に置きたいって状況でやるこっちゃ無いかなぁ。

 

 

「うーん、夏休み中ねぇ、あと一月ほどだけどってことかい?」

 

「はい。特に困るような話でも無いと思いますが?」

 

「その寮って誰が居るの?」

 

「今は…我々3人と寮長として幾月先生が居ます」

 

「……俺をペルソナ能力者とやらだったり影時間の適性持ちだったり予想して連れて来いとでも言われた?」

 

「……⁉︎」

 

「ははっ、顔に出過ぎだよ美鶴ちゃん。個人的に幾月さんには思うところがあってねぇ、ニガテなのさ。だから遠慮したいんだ…って言っても納得はしてくれなさそうだね」

 

「そうですね、私としてもその理由では引き下がれません」

 

「その前にさ、君ら幾月さんから貰ったモノとか無い?」

 

「俺はありません」

 

「俺もねぇな」

 

「私も特に…」

 

「…いや、桐条は定期的に御守りみてーなの貰ってなかったっけか?」

 

「あ、ああ、それならこれだ。私が影時間で活動するならばいざという時に使いなさいとお父様から頂いたモノだと聞かされている。まだ実験段階だから定期的に交換して効果と損耗を調べているのだとか」

 

「悪いんだけど…それちょーっと調べていい?」

 

「……ふむ、壊さないで頂けるなら」

 

「壊さないよ。前に名刺渡したでしょ?あの事務所の主…俺のおじさんなんだけど探偵さんなわけで、その人にちょっとした調べ物のしかた教えてもらったんだよね」

 

「はぁ、それと今がどう繋がるのですか?それは…ラジオ?」

 

「うん、まぁ簡単に言うと盗聴機の調べ物。反応しないこともあるんだけど…このノイズはアタリかな?ちょっと中身開けるよ。…うん、コレは御守りには似つかわしく無い機械出てきちゃったね」

 

「なっ……⁉︎何かの間違いでは有りませんか⁉︎お父様が、幾月さんがそんなモノを私に渡す意味が有りません‼︎」

 

「まあまあ落ち着きなさいって。……幾月さんって寮長やってるって言ってたよね。じゃあ親機もそっちかな。この小型ならそこまで強く無いから範囲も学園内までってトコかな?いや、下手したらポロニアンモールくらいまでなら届いてたカモ?」

 

「う、嘘だ…」

 

「ま、幾月さんからしたら幾らでも理由はあるでしょ。ペルソナ使い達のアフターケアとして必要な情報を集める為だとかなんだかんだ言えるよ」

 

「そ、そうですか」

 

「ま、違うだろうケドね。……そういえば真次君、()()最近貰ってるの?」

 

()()…?ああ、最近は調査の度に渡してきますね。おかげさまで頼る事無いんで溜まってばっかりっスけど」

 

()()?荒垣なんの話だ?」

 

「シンジ、一体何を?」

 

「ふーん、真次君には黙っておいた方が良いと言ったけど…幾月サン、この2人に伝えてないんじゃさっきのアフターケアって線も薄そうだね」

 

「シンジ、お前何を隠していた⁉︎」

 

「荒垣‼︎私がそんなに頼りないのか⁉︎」

 

うわー、かき乱したのは俺だけどちょっとこの子ら不安定過ぎやしませんかね?こうなったら…この2人も抱き込んでしまおうか。出来るだけ幾月は泳がせたいんだけど、まぁ、今はニュクスをどう活性化させるかで頭いっぱいだろうから何とかなるかね?

新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します

  • クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
  • キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
  • ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
  • ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」
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