さて…あの3人には大方の思うところを明かしたんだがどうなるかね?そりゃあ理想はバレないように幾月に首輪をかけてニュクスを何とかするって事なんだけどな。…俺の知識としてある幾月の目的が正しいならばまだまだペルソナ使いを集めるハズだし、ニュクス覚醒のキッカケとなる主人公が来るまでは裏に隠れることも出来ないと思いたい。ま、そうならなかった事も考えて動けるようにしておかなきゃならんよな。結局は俺が強くなることが大事って話に帰結するんだなぁ…
さて、あの3人と話をしたけれど、話をするなら外せないのがベルベットルームの住人達だ。彼女たちも認知世界に現れた悪魔の動向は気になるだろうし、友好的な悪魔と接する機会は設けた方が良いだろうな。
「おや、お久しぶりでございますね」
「そう言わないでくれって、こっちを離れているだけの成果は得たつもりだよ」
「ふふ、責めているように聞こえてしまいましたか?」
「はぁ…ラヴェンツァも随分と言うようになったなぁ」
「ふふ、一年以上もお付き合いしていればこのくらいは私たちにも変化はございます」
「君らの成長を俺は喜べばいいのか複雑だよ。さてと、成果とそれに関する話をしたいんだけど…マーガレットさんとエリザベスは居る?」
「はい、少々お待ち下さい」
「それには及びませんよラヴェンツァ。お久しぶりですねリョウスケ様、お待ちしておりました」
「全くでございます。私達は呼びつけられるほど安くは有りませんので呼ばれる前に参上した次第であります」
「それで良いのか?…まぁいいや、エリザベスの考えは分かったよ。さて、3人とも…って、さっき言い忘れてたけどテオは?」
「テオ兄様でしたら…どちらでしょうか?お姉様達はご存知ですか?」
「テオ?私も知りません。エリザベスは何か知っていて?」
「テオですか?でしたら私がお遣いを頼んでおりますのでおりませんよ?…多分しばらくは帰ってこないのではないでしょうか」
「貴女、いったい何を頼んだと言うの…。はぁ、まぁ居ないので有れば仕方ありませんね」
「…まぁ居ないなら仕方ないか。まぁこうしてみんなを集めたのは他でもないんだ。葛葉本家で封魔管、つまり悪魔召喚のための術を見つけてね、それを話せる
「連れてきた?このベルベットルームにですか?いったいどの様に…」
「あらラヴェンツァ、まだまだですわね。リョウスケ様は一言もヒトとは申し上げておられませんよ?」
「あっ‼︎…失礼致しました」
「おや、おやおやおやおや、いつも澄ました妹の顔が真っ赤ではありませんか」
「もう、お姉様‼︎」
「はいはい、落ち着きなさいな2人とも。リョウスケ様申し訳ありませんね、話を続けて下さいな」
「ああ、ま、勿体ぶった言い方をした俺も悪いんだ、ほら、ラヴェンツァ落ち着いてくれって。で、その
「この空間で、呼び出す事が可能なのですか?」
「うん、この場なら出来るはず。来いっ‼︎ピクシー!」
「はーい!呼ばれて飛び出てピクシーちゃん!ただ今参上!」
「どこで知ったんだよそのネタは…。ここは俺の協力者達の世界。簡単にピクシーの事と悪魔の説明をしてくれるか?」
「お任せー。改めてアタシは妖精ピクシー、コンゴトモヨロシクネッ!前はライドウちゃんと契約してた仲魔だったんだけど、ライドウちゃんが相手をするような悪いヤツがいなくなっちゃったけどもしかしたらこの先また出てくるかもしれないって思ってたからアタシはリョウスケちゃんをずっと待ってたのよ」
「なるほど、では貴女はリョウスケ様の『仲魔』というわけですか。たしかにこれだけの存在感、シャドウのピクシーは貴女を模したと言っても良さそうなほどですわね」
「なぁに?アタシのそっくりさんがいるの?」
「ああ、シャドウって言ってヒトの心…感情が集まって出来たヤツの中に居るね。そっくりというか…ピクシーの姿を象ってるから似てるのも当たり前だと思う。悪魔も人間の心が生み出したモノに違いはないけど、それぞれが自我を持ってるだろう?結局感情を寄せ集めて形作ったシャドウと心から生まれ自我を持つまでに成長した悪魔…どっちが強いのか明白じゃないかな?」
「それがリョウスケ様の見解ですか。なるほど、そう言われると納得がいく部分も多いですわね」
「??どうしましたかエリザベスお姉様」
「いえ、なんというか…この子に私はメギドラオンを伝授しなければならないような使命感のような感情がふつふつと湧いてくるのです…これが恋?」
「エリザベス落ち着け。自分でその感情の答えを言ってる使命感だって。ってかそこじゃねぇや、なんだよその使命感って」
「わかりません、このピクシーを見た途端何故だかしなければならないような気持ちになってしまったのです」
「なぁに、お姉さんメギドラオンってあのバーって来てゴーっとなってドカーンって奴?」
「ええ、一般的にはそうです。しかし私のメギドラオンは更にゴージャス!楽しみにしておいてください」
「まてまて、エリザベスそれはまだ先でもいいだろ?ピクシーも現状2人しか戦えないんだから広域高威力の魔法は待ってくれ」
「ぶーっ、リョウスケちゃんったら仕方ないなぁ」
「全くです。せっかく興が乗り始めたところでしたのに」
「俺をダシに仲良くなったなぁ…」
「ピクシーさん、貴女の様な仲魔を増やす事は出来ますか?」
「んーとね、ライドウちゃんは仲魔になっても良いって悪魔を見つけてはぶっ飛ばして、脅して、閉じ込めて、呼びつけてたよ!」
「リョウスケ様、貴方もまさか…」
「ピクシーも言い方ァ!まずは仲魔になっても良いって悪魔を見つけるって所までは良いんだよ。その次は使役できるだけの力を持ってる証明としてソイツより強いってアピールをして、会話交渉による契約を交わして、封魔管に封印する事で持ち運び出来るようにして、戦闘になったら呼び出すって事だよ!」
「そうでしたか。てっきり私はリョウスケ様も友好的な悪魔を見つけては悪魔よりも悪魔じみた行いによって支配していくのかと…そしてそんなお人に妹達を預けても良いのか心配してしまいましたわ」
「マーガレットさんも分かって言ってるなぁコレ…」
心配してたよりも仲良くなって何よりだ。顔合わせも済んだ事だし近いうちにピクシーを連れてメメントスへ行くとしますかね
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