葛葉家に生まれ落ちてたんだが…   作:ぎっしり腰

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なんだかんだ3ヶ月続けられたので初投稿です


大事な情報も吹っ飛ぶインパクトはズルイ

まだかしましくピクシーとエリザベスはしゃべっている。…よっぽど波長が合うらしい。ふと疑問に思っていた事を聞いてみた。シャドウがヒトの感情を寄せ集めて形作ったモノであるから似た感情を集めていけば同じシャドウが存在するのもわかる。でも悪魔は違う。さっき独立した存在の様なモノであると確認できたハズ。それに、ピクシー以外のライドウさんの仲魔はどうしたのだろうか。全て答えてもらえるかは分からないが聞いてみようか。

 

 

 

 

「なぁ、ピクシー、ずっと不思議だったんだが、なんで同じ名前の悪魔が居るんだ?」

 

「それは私も気になりますわね、ピーちゃん教えてくださるかしら?」

 

「リョウスケちゃんにエリちゃんまで…いいわよー、このピクシー族1番の博識ピクシーにお任せあれ!」

 

…ちょっと目を離していた間に愛称で呼び合う仲になってる。もう深く考えるのはやめようか。それより話が聞きたいしな

 

 

「んーとね、アタシ達みたいなのは伝承とか神話で出てきても『群体』みたいな描写されたりするのよね、だから同族がいるのも不思議じゃないでしょ?でもアタシ達妖精にも王様と女王様がいるんだけど…あのヒト達とおんなじカタチの悪魔がいっぱいいたらおかしいでしょ?でもアタシもライドウちゃんと一緒に何回か戦った事ある訳」

 

「へぇ、ピーちゃんの武勇伝気になりますわね」

 

オベロンとかティターニアとの交戦経験アリ…ライドウさん、アンタどんなピクシー残したんだよ…

 

「ウフフ、エリちゃんそのお話は今度にしましょ、リョウスケちゃんにお菓子用意してもらって女の子同士お話しするの…ジョシカイってやつよ!」

 

「まぁ!それは楽しみですね。楽しみですねリョウスケ様。チラッチラッ」

 

「分かった分かったお菓子なら今度用意するから、今はピクシーの話を聞かせてくれって」

 

「そうですわエリザベス、貴女1人約束してズルイではありませんか」

 

「まぁ、マーガレット姉上、ラヴェンツァだってキチンとお誘い致しますわよ」

 

「ウフフ、楽しみー。リョウスケちゃんと契約してよかったわぁ。アレ?なんの話してたっけ」

 

「妖精王や女王が何故何体もいるのかって話」

 

「そうそう、リョウスケちゃんありがとうね。んーと、結論から言うと別モノなんだって。ライドウちゃんは『ワケミタマ』見たいなモノだって言ってたの」

 

「ワケミタマ‼︎そう言うことかぁ、なるほどなぁ、そりゃ同じ悪魔として居てもおかしくはないか。その同族の悪魔って記憶とかは共通したりしてるのか?」

 

「そうねぇ、一度倒されて本体に戻った後に出てきたワケミタマなら覚えてるんじゃないかしら?アタシもそこまでは詳しくないのよ、ごめんねリョウスケちゃん」

 

「いやいや、貴重な話が聞けたよ。それと、ピクシー以外のライドウさんの仲魔ってどうなったんだ?」

 

「あー、リョウスケちゃんったらアタシがいるのにもうウワキかしら!」

 

「ええ⁉︎仲魔を増やすのって浮気なのか?」

 

「んー、わかんない。エリちゃんがこう言う時に使える言葉って教わったの!」

 

「エリザベス…」

 

「貴女ったら…」

 

「お姉様…」

 

「んー、お話し続けるよー?ライドウちゃんと一緒にいたお友達はねぇ、ワケミタマの子達も多かったから日本各地の祀られてる所に返しに行ってたわよー」

 

「…ピクシー、スッゴイ話をサラッとするんだな。って事は仲魔が祀られてる神社仏閣に行けば可能性はあるのか?」

 

「多分ー?ライドウちゃんの事忘れてる友達は居ないと思うケド…中にはリョウスケちゃんにチカラを見せてくる事を求めてくるかもー?」

 

「結局調伏しなきゃなんないのか…。いやでもありがとう。仲間に誰が居たか覚えてるか?」

 

「ライドウちゃんってば色々手を出してたからなぁ…誰が居たっけ?」

 

「…まぁ今すぐ探すのも実力的にも不安だし思い出したらまた教えてくれるか?」

 

「うんうん、?エリちゃんなーに?」

 

「コソコソ」

 

「うんうん。えっとね、リョウスケちゃんがお菓子用意してくれたらアタシ思い出すかもー!」

 

「……エリザベスェ。いや、そうだな、対価もナシってのはムシがいいか。分かったさっきのとは別に用意するよ。まぁ、教えてもらってさえすれば伝承とか調べることも出来るからすぐに向かうってのは難しいかもしれないか」

 

「あ!後ねぇ、強さ以外にも要求してくる友達もいるかも!」

 

「…例えばアマテラスを迎えにいくなら、アメノウズメが必要とか?」

 

「なるほど、古事記からの引用ですか」

 

「うーん?気分屋の子達ばっかりだからその時になんないとわかんないかも!」

 

「そうなると遠い所に祀られてる様な連中は大変だなぁ。ま、ついでと言っちゃなんだけどその時にはその地方で悪魔の活動を探るようにするかぁ。ピクシー、そろそろ帰ろうか。随分と話をしたしな。メメントスは明日行くとするよ」

 

「はーい。エリちゃんばいばーい!マーガレットちゃんもラヴェンツァちゃんもね」

 

「ピーちゃんばいばーい」

 

「…ええ、承知致しました。私がついて参りますわね」

 

「よろしく頼むよラヴェンツァ」

 

 

 

…ここまで噛み合うんだってのが今日の印象だよ。他の仲魔の手がかりも凄い情報だったさ。それ以上にピクシーとエリザベスが全部持っていったよ。まぁ、明日はピクシーの復帰戦ってところか。たしかに新戦力の加入だし俺も『備前長船』持ってきたから底上げはできた。だからこそ慎重に動く事を今から意識しておくかね。

 

 




悪魔が分霊、ワケミタマとして居るってのは私の解釈です。こうすることによって他世界の同じ神、悪魔が違う姿をしている事すら説明出来ますので…

新たな仲魔は誰?力不足を自覚してしまったウズメンがバトン(スキル)をいくつか託します

  • クラマテングヨシツネ「師匠⁉︎」
  • キクリヒメ…ウズメ「私の上位互換…」
  • ネコマタ…ピクシー「被るじゃない‼︎」
  • ヌエ…フロスト「食べられちゃうホ?」
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