ジオン軍人がインフィニットストラトスの世界で生きる。 作:ゆかなおっぱい
今回色々悩みました。色んな話の構成の案があって、結果こうなりました。
もう少しヒロインに使う時間を増やしたいですね。次回あたりイチャイチャ頑張ります。
華やかな世界とジオンな俺
食堂、昼休みや夜になれば混み合うこの場所も夕方はとても空いている。しかし今日は期末テスト前、IS学園は1学期に一回のみのテストなのでみんな必死に勉強中。
科目は数学、日本語、外国語(選択)、理科(物理化学)、情報、IS基礎。俺はなんとなく苦労したくなかったので外国語は英語にした。日本語は留学生も共通なので現代文のみの読解メインとのこと。ISに関してはいつのまにか教員になっていた束さんは作問せず例年通りとのことで一安心。
それで日本人組には英語を、留学組には日本語を教えることになり、一年生とはいえ実質3年生なので学年問わず教えていた。
そこでセシリアがこんなことを言ったのだった。
「そういえば裕太さんって、普通に英語を話してますけど、どこか英語圏に住まれてたのですか?」
「あ、そういや俺も気になってたんだよな。発音も日本人の訛りじゃないし、かといってアメリカ系でもイギリス系でもねぇんだよな。それにウチの軍の奴が使ってるみたいな堅い感じだしよ」
「私も今までの仕事の関係上英語は話せるが、裕太ほど上手くはならなかったぞ」
ジオン訛りの公国軍英語なのだが、しかしそんなこと口が裂けても言えない。
セシリア、レイン、マドカの発言に俺は心臓の鼓動が速くなっていく。
「あー、別に特別なことは無いよ。独学でやってたらこうなっただけだ」
「でもそれでそこまでなるのかしら?私達だって結構今でもそこまで流暢には日本語を話せないし知らない単語が多いし早口は出来ないのだけれど……」
「それもそうだねぇ。なんで?」
ヤバい。セシリアの発言のせいで留学組の視線が痛い。確かにさっきから発音をいつも通りにしてしまった。
(調子乗って話してるからよ)
「いや、俺には語学の才能があるみたいでな。英語はかなり頑張ったんだ、うん」
「へぇ、じゃあ私と一緒にロシアに行くためにロシア語の勉強しといてね?一年後くらいには一緒に住めるくらいに!!」
「あ、じゃあ僕も!フランス語教えてあげるから、いつか日常会話くらいは出来る様にしよう!!」
「ならギリシャ語は私が教えるっスよ〜」
「待ちなさい、私もいるわ」
「なら私はポルトガル語〜」
「ふむ、夫のためにドイツ語の基礎を教える教材を作らねばな」
「もう、勘弁して……」
なんとか話題が違う方向へ向かったから良かったものの、なんとなく俺が色々隠し事をしているのがいずれバレてしまう気がする。そんな悪寒がした。
そして数年後、本当に彼女達にそれぞれの母国語を教えてもらい必死になって勉強するハメになるとは思わなかった。
「てなことがあったんだよ」
「ハッハッハ!あの警戒心の塊みたいだった大尉がそんな不注意とは、時の流れとは残酷ですな」
「ケッ、戦場での勘は戻った筈なんだがなぁ。こうも平和だとボケてくる」
そう言って俺は理事長室で酒を飲む。那月さんにはもう呆れられたが、こうやって旧知の仲間と飲むのは良いものだ。
(飲み過ぎないでよ、まだ体は18の子供なんだから)
わかってるよ、それに俺は今まで酔い潰れるほど飲んだことはないさ。
「ハハハ……あ、そういえば大尉に言わねばならんことがありましたな」
「ん?」
そう言うと徳利を応接用の机に置いて、自身の仕事机の引き出しから何かの制服と一丁の拳銃を持ってきた。
「大尉には代表候補生就任式に出席してもらうと言いましたな」
「あぁ……なるほど、俺は式典には参加出来ねぇってことか」
「えぇ、IS委員会のババァ共の考えることですからな。それで大尉には式典のウエイターになって貰います」
(……姑息な連中ね)
「ふーん……まぁ良いや、皆んなと違う立場なのは寂しいが、俺にはお似合いな仕事だな」
「大尉には頭が上がりませんよ」
「そう言うなら金をくれ」
「それはムリです」
……はっきり言う奴め。
無事期末試験が終わるとすぐに世界同時IS国家代表候補生就任式がある。これには世界中のセレブや政治家と現職の国家代表、代表候補生が集結し、盛大なパーティと共に顔合わせをする一大イベントだ。
今回はアメリカ・ロサンゼルス。男性IS操縦者の織斑一夏、更には滅多に人前には現れない篠ノ之束も来るということでより一層の注目集めていて、メディアも多数会場付近のレッドカーペット周辺のスペースに待ち構えている。
IS学園からは先程の一夏君、束さん、箒、マドカ、千冬さん、真耶さん、ドレスは着るがボディーガードとしてスコールさん、オータムさん。
そして………
「ピーーーッ!!オーライ、オーライ!!」
制服に安全反射ベスト、サングラスとヘルメットで身を包んだ俺は食材運搬トラックの誘導に勤しんでいた。
(他の専用機との通信で見たんだけど、皆んなすっごく綺麗みたいよ。残念ね〜)
……言うなよ。敢えて意識しなかったのに。
俺は気晴らしも兼ねてピーーーッともう一度笛を鳴らした。
そうして数十分経ったところで着替え直し、今度はウエイターとして式典に出される料理と会場のセッティングをしていたところ、レッドカーペットの方向から大歓声が聞こえる。叫び声の内容に耳を澄ますと、最初に登場した千冬さんへの歓声らしい。
(あの理想的な大和撫子がキラキラとしたドレスに珍しくお化粧までしてるみたい。さっき見た時は言葉が出なかったわ)
あっそ。
ちょいちょいマリーダは他のISコアに出張して音信不通になるのだが、今日は特にひどい。仕事をする旦那を放って自分だけ雰囲気を楽しんでいるのだから。
「おう兄弟、仕事は一段落したかい?」
「あぁデイヴィット、これで当分は暇だな」
英語で話しかけてきたのはアフリカ系アメリカ人で今日の式典が行われるホテルの従業員をやっているデイヴィッド。始まる前に色々教えてくれた恩人だ。
「それにしても凄いホテルだな。このホールなんか豪華絢爛すぎてもう頭がクラクラしちまうよ」
「ハハハ、IS関係の女共は皆んな平気な顔で使うからお前さんのその反応は嬉しいよ。お前さんだってIS操縦者だってのに、扱いがひでぇのな」
「奴さんは俺が同じIS乗りだって認めたくないのよ。俺の方が戦績が良いなんて、男より優れてるって思ってるアイツらからしたら目の敵だからな」
そう言うとデイヴィッドは一つ溜息を吐いた後、どこか諦めの入った遠い目で空を見上げる。
「……差別は嫌だねぇ。人種差別に男女差別、いつになったら無くなるんだか………もし無くなるとしたら、それは強力なテロリストが革命を起こしてこの世界を変えた時だな」
「そんな都合良いことが起きるかよ」
「ハッハッハ、冷めてんな〜兄弟。でも、もしかしたらお前さんがその革命を起こすもかもなぁ」
「俺が?」
「あぁ。女に嫌気のさしたお前さんが世界に反旗を翻してこの腐った世界を元に戻すんだ。どうだ?」
「……そんなことしたら俺は孤立しちまうよ」
「ハッハッハ、英雄に孤独は付き物さ。じゃあ、そろそろ次の仕事にかかるぞ〜」
ヘルメットとベストを脱いでホール内に戻るデイヴィッドについていく。
英雄、ねぇ。
ジオンといい、ニュータイプへの再覚醒といい、俺がこれから進む道が皆んなとは離れたものになって行く可能性は高い。シャア先輩の“まだ”ペルセウスは渡せないという発言も気になる。もしかしたら、俺はまた世界に牙を剥くことになるのかもしれない。
ニュータイプになって分かったことだが、この世界の男性は俺が思っている以上に怒りを溜め込んでいる。相手が強大すぎてそれを発散出来ていないが、このままじゃいつか爆発して暴動が起きるかもしれない。
その時皆んなはIS側、つまり女性側に立つことになる。でも俺はどっちにつくだろうか。正直この世界は間違っていると思う。性別だけで全てが一変する、極度の差別社会。これに否定的な俺は男側に立って戦うんだろう。
そうしたら、皆んなとはお別れになる。
もう一度全てを捨てて、人を喰い殺す虎になる。ただ、それだけだ。
何を弱気になっているんだ。今までもやってきたことだ。
何も、怖くは無い。
たとえ、皆んなや、マリーダと敵同士になろうとも。
IS委員会の委員長やホスト国アメリカの大統領の話が終わり、各々テーブルに置かれた食べ物や飲み物を食べながら談笑が始まる。
これで各国代表や代表候補生との平和的繋がりを作り、戦争を防いでいる。
そんな大ホールで俺はIS学園の他の皆んなと違ってウエイターとして従事している。トレイにグラスやら皿を乗せて行き来するのも一苦労だ。
しかしそれ以上に俺の仕事を妨害する輩がたくさんいる。
「おーい裕太!!こっちだこっち!!」
「……イーリ、怪我は大丈夫か」
「へへ、アタイはそんなヤワじゃねーよ」
「裕太君が助けてくれたおかげで全く問題はないわ。結局この子の暴走の原因は分からず終いだけどね」
そう言ってナタルはシルバリオ・ゴスペルの待機状態であろうチョーカーに指を添える。
正直EXAMシステムなのはほぼ確定ではあるが、そんなことは軽々と言えるわけがない。
「そうか……でも手元に返ってきてくれて良かったな」
「えぇ。本当、ありがとう」
アメリカ代表候補生であり更にはハリウッド女優のナタルが俺と会話しているのに目線が集中するのは感じていたが、俺に向けた柔らかな笑みには周りの女性たちも息を漏らすくらいの魅力があった。
そんな中、赤髪のツインテール美女が観衆の中から出てきた。
「ヘェ。コイツがあのチフユとイーリを虜にしたっていうユウタって子カ。はじめましてだナ、私はアリーシャ・ジョセスターフ。イタリアの国家代表サ。イーリ達と同じように接してくレ」
「貴女が……はじめまして。星川裕太です。よろしくアリーシャ」
そう言って差し出された手を握り握手を交わす。
「んー、かなり鍛えてる手だナ。うん、決めタ。ユウタはこの後イタリアに来る予定になってたナ」
「あぁ、そうだけど…」
「じゃあそこで私と勝負しよウ。新型のテンペスタⅡのテストも兼ねて模擬戦しようじゃないカ」
俺たちの会話を聞いていた会場内の人達が一気に騒つく。第二回モンド・グロッソで千冬さんが辞退したため二代目ブリュンヒルデと呼ばれるイタリア国家代表アリーシャ・ジョセスターフ直々の模擬戦のお誘い。国家代表はそんな簡単には戦えない相手なだけに、代表候補生でもなく、また一夏と違い全く注目されない俺へのお誘いは全員の度肝を抜いただろう。
すると騒ぎに気付いた千冬さんが俺達のところへ駆けつける。
「アリーシャ、いいのか?」
「あぁチフユ、久しぶりだナ。良いのサ、どうせテンペスタⅡの試験戦闘はしなきゃいけないシ、そのためならある程度のワガママくらい通るはずサ」
「……そうか。裕太、コイツは相当な実力者だ。良い機会だし、受けると良い」
「えぇ、元からそのつもりです」
そう言うとアリーシャはニカっと笑った。
「決まりだナ。じゃあ景気づけにユウタには奉仕をしてもらおうかナ」
「お、そりゃ良い。裕太、酒をドンドン持ってこい!」
「アタイにはグリルチキンな」
「じゃあ私はカシスオレンジね。よろしくね〜裕太君」
「あら、それなら私も混ぜてくれるかしら?私にはシャンパンを」
「オレアイスクリームとオレンジジュースな!!早くもってこい!!」
オータムさんにスコールさんまで参加してきて、大人の女性にこき使われる俺。これを機に他からも注文を受け厨房とテーブルとを行き来することになってしまう。
ていうかオータムさん子供か。アイスクリームにオレンジジュースって。
その後はうんざりする程の勧誘に囲まれていた束さんが俺に抱きついてきてこれまた大騒ぎと、とりあえず俺の体力が半分以上どっかへ行方不明になってしまった。
注文が落ち着き始めた頃、どこか慌てた様子の箒に抱きつかれた。
「すいません裕太さん、助けて下さい!!」
「わ、わかったから落ち着け箒」
相当焦っているから何事かと心配する。しかしその心配は腕から感じる大きなお胸様の感触によって侵食される。胸元のゆったりとした赤いドレスをスコールさんに仕立ててもらったらしく、大きな谷間と艶かしい肌がよく見える。
そんなことを考えていると、前からやって来たのは銀髪のこれまた巨乳な美少女。背がすらっと高く、ボーイッシュなショートの髪とキリッとした顔立ちで雰囲気はまるで宝塚の男役だ。
そんな彼女は俺たちの目の前に来ると右手を自分の胸にあて左手で箒の方に手を差し伸べた。
「あぁ愛しい箒!!何故私の前から逃げていってしまうのだ!!」
……マジでタカラジェンヌじゃねぇか。
それが俺の感想だった。
「ええい、だから私はそういうのには興味がないと言っているだろう!!」
「そんな!?……もしかしてこの男は君の恋人だと言うのかい?」
「こい!?……いや、その……」
顔を真っ赤に焦る箒をよそに彼女は俺の方を向く。女性としては背が高いようだが、俺よりは高くない。
俺の顔を見ると一瞬ハッと目と口を開き、すぐに不敵な笑みを見せた。
「なるほど、君が噂の星川裕太だね。君のことは学年別トーナメントの中継で知ってるよ。私はオランダ国家代表候補生のロランツィーネ・ローランディフィルネィ。長いからロランと呼んでくれ。九月からは君と同じIS学園に編入することになってる。よろしくね」
俺もそれに合わせて自己紹介を軽くして握手する。
「それで、箒を付け回していたのはどうしてだい?」
「付け回すだなんて言い方はよしてくれ。私はただ私の愛する百合の花の100本目になって欲しいと言っているだけさ」
この言葉で大体を察した。同性愛者なロランに詰め寄られて箒が怖くなって逃げ出したパターンだろう。
「しかし君がいては箒を愛でることが出来ない……そうだ、じゃあこうしよう。私と君とで決闘をしよう、それで勝った方が箒を手に入れる。どうだ?」
ロランは自信たっぷりな笑みを浮かべる。これで箒を手に入れられると思っているのだろう。だが……
「断る」
「なっ!?君なら受け入れてくれると思ったが……見損なったぞ!」
俺を睨むロランに、意外と言わんばかりの表情を浮かべる箒。
あのねぇ、恋愛はお互いの気持ちの問題なんだぞ。決闘なんかで決めるもんじゃない。
「それはこっちのセリフだ。ロラン、君は好きな相手を口説くのに戦いを以て強引に自分のものにする方法しか知らんのか。他人の色恋に口出しするつもりはない。だが、やり方を間違えるな。箒のことを想う気持ちがあるなら、箒に真剣に向き合え。箒も、一旦落ち着いたはずだから、ロランにしっかり向き合ってやれ」
「……わかりました」
箒は剣道の時と同じ良い顔をする。やはりここらへんの聞き分けはいい子だ。
それに対してロランは……
「………」
俯いたままだった。
まぁ、これで大丈夫だろう。
俺は黙ってその場を去る。ここからは2人の話だ。
裕太が去った後、ロランはクスッと笑い声を漏らした。
「ロラン……?」
「ふふ、ハハハハハハ!!そうかそうか、私が…この私があの男に興味を持ったのはこういうことか!!」
「なっ!?」
箒の内心はまたライバルが増えてしまうという焦りに変わる。そしてその予感は的中していた。
「ふふふ、箒のことは今でも抱きたいくらいに愛している。ただ、心の中に裕太に抱いて欲しいという女の欲求があるのも事実みたいだ」
高らかに笑うロランは、今後のIS学園に嵐を吹き荒らす。
ロランと箒とわかれ、そのまま休憩に入ろうと関係者用出入り口から廊下に出る。関係者専用ということもあり薄暗く幾つか道が分かれていて不気味だ。
そしてそういうところに得てして敵はいるもので。
「おい、そこに隠れている奴。出てきたらどうだ」
右折するところでそこに1人立っているのが分かる。
ソイツは余裕そうに歩いて出てきた。ソイツは男で、その顔はムカつく笑みで満たされている。
「流石はジオン兵最後の生き残り、お見事です」
「貴様は誰だ?」
「申し遅れました。私こういうものです」
そう言って男はジャケットを脱ぎ捨てた。
緑色の、袖付きの服。
「……っ」
「見覚えがあるようですね。やはり貴方はユウタホシカワ大佐なのですね!!」
男は感激したようにイカれた目を見開いた。
「……だとして、俺に何のようだ」
俺はコイツをどうにかして始末しなければと制服のジャケットの中に手を入れた。
「あぁ、待って下さい。その胸の拳銃は貰い物でしょう?貴方のはこれのはずだ」
男は俺に向かって黒光りする何かを投げてきた。重いそれをしっかりと受け取ると、傷が幾つかついた旧ジオン公国軍用拳銃だった。
「この傷……俺のやつで間違いない。しかしこれはどうして?」
「それはこれを見れば分かることです」
男はその場に封筒を置いた。
「それは?」
「見れば分かります。では、私はこれで」
そう言い残し男は振り返ってそのまま去ってしまった。俺は男の姿が見えなくなったところで歩いてその封筒を拾う。
触ったところ、何か爆発物などが入っているものではないことは分かった。
俺は誰の目にも留まらないように外へ出て、その封筒をビリっと乱雑に開ける。中にはそれなりに高級な便箋が入っており、達筆な英文が書かれていた。
『ユウタ・ホシカワ大佐
IS学園での生活は楽しんでいるかな?
私はこの世界に生まれ変わり、今の女尊男卑な世界が我々ネオジオンと地球連邦のかつての構図と同じように見えた。だから私は蜂起した。前世でのジオンの再興は果たせなかったが、この世界は救ってみせよう。
さぁ君はどうする?
ぬるま湯に浸からせてくれる君の周りの女性たちに甘え女尊男卑世界の守護者となるか
大勢を変えこの世界を正しい形に戻すための英雄となるか。
私の手にはモビルスーツがある。勿論、君のもだ。
しかし私は君が此方側につくことを確信している。
高給を貰い、スポーツアスリートとしての側面が強いIS搭乗者は君の性には合わないだろう。それに、人を殺して生きてきた人間が今更彼女達と同じ道を辿れるはずもない。違うかい?
フル・フロンタル』
最後まで読み終え、俺はビリビリと全て破り捨てた。
一体なんなんだ________
ジオンという悪魔の手が、俺を蝕む。
いや違う。ジオンという悪魔の手先の一員、最後の生き残りが俺だったんだ。
(フゥ……楽しかったわぁ、って!なんて顔してるのよ!!)
……何でもねぇよ
(そんな、ちゃんとはなし)
何でもないって言ってんだろ!!
(アナタ……)
俺はホールの壁に背を預け、力が抜けるのに身を任せその場に座り込んだ。
思ったより、その日は早く訪れるのかもしれない。
感想、お気に入り、評価よろしくお願いします
ラブアンドパージやりました。
この作品ではワールドパージ編は完全オリジナルシナリオにしたいと思ってます。ご了承下さい。
おや、主人公の様子が……主人公の声優は櫻井孝宏さんかも知れませんね()
暗い雰囲気が出てきました。ISって二学期あたりから雲行きが怪しくなりますよね。ウチの作品もそんな感じになるはずです。
ヒロインはどんどん増えますけどね。