東方龍帰章~Return of east Legendry~   作:朝霧=Uroboross

20 / 20

お待たせしました。刻縁達のキャラ設定となります。

注意点としまして、一人一人がかなり長いので、読むのに時間がかかるものも思って下さい。

割としっかりした設定にしようとしたら時間がかかりすぎてしまいました………




拾捌・登場人物 設定拾

 

 

 

〈主要人物〉

 

 

 

・青龍寺 刻縁

 二つ名:東守龍神、神々由りの粛清者、輪廻の番人、青い桜のお兄さん、など。

 

 種族:龍神(青龍)

 性別:無(※精神は男性寄り)

 能力:『魂魄を還す程度の能力』

 危険度:低~高

 友好度:やや高~普通

 主な活動場所:東幻楼、人里、冥界、など

 

 本作の主人公枠。外の世界より、幻想郷へと帰って来た、幻想郷創設に関わる"賢者"の一人。幻想郷における生命輪廻のシステムの設定をしたのが彼。

 

 元は『高天原』における、天照大御神直属官吏の一つ、『四神』の一角、東方の神獣『青龍』。古き神代の頃から生き続けている、正真正銘の努力型エリート。

 過去に忌み子として捨てられ、現在でいうところの妖怪の前身、俗世に堕ちた神である"妖"に育てられた経緯も持つ。その後、その育ての親諸共に親しかった者達を皆殺しにされたことによって復讐を決意するものの、やむなく討伐された。

 死後、その運命に嘆いた神々によって救われ、長き時をかけて恩返しをし、今の位に就いている。また、人の美しさ、尊さを知り、下界で人の子に生きる術を教えていたこともある。

 

 本名は、『青龍寺(せいりゅうじ) 辰神代右臣将(たつみだいうじんしょう) 刻縁(こくえん)』。神としての名は『夜刀神(ヤトノカミ)』。高天原にいた頃は、人の手に負えないようなモノの粛清・処理を行っていた。その為、実力は計り知れない。

 また、平安時代にて、彼の有名な『安倍晴明』を師と仰ぎ、時に力を貸していたりしていた為、陰陽術や巫祓術も一等級のものを会得している。

 

 文官としても過不足ない腕だが、本分は上記の通り武官であり、机上事はあまり得意ではない。とは言え、やるべき仕事はきちんとこなし、その上で翌日の負担を減らせる程度にはできている。

 武人的だが自由人な気質を持っており、基本的には、教えを請われれば丁寧に指導し、悪しきことは厳粛に、自他共に罰する。口数は少なく、硬いイメージだが、実は宴会好き。ただし、必要のないときに騒ぎまくる輩は嫌い、あまり良い顔をしない。昼間は時折、樹上で昼寝していることがあり、割かし何処にでも居る。幻想郷の、数少ない常識人枠の一人でもある。

 

 性別は神となった際に廃棄したが、一度、人として転生した際には復活し、再び戻ったことで、生殖器官や性欲は無いものの、精神的には男性に近い。やろうと思えば女性にもなれる。

 

 見た目は、やや男性寄りの中性的な青年。髪はやや黒に近く藍色で、襟足が二房だけ腰まで伸びた軽い長髪。多少跳ねが掛かっているが、ストレートに近い。サラサラしてる、手入れは特にしていない。

 幻想郷の中では長身だが、霖之助より背がほんの少しばかり小さい。服装は、それぞれ青を基調としており、陣羽織に似た濃紺の背広の上着、その下に通常のものより少し裾が長いジーンズ素材風のアウター、その下に七分袖な黒のインナーという三重構成になっている。

 下は、膝から下の中が広くなっている、ジーンズに近いものであり、革ブーツを履いている。たまに草履だったり一歯下駄だったりする。

 

 腰には二振りの刀を差し、青い方が"神刀"『青龍丸 蒼凪(あおなぎ)』。白い方が『夜照《やでらし》 一文字』という。

 前者は天照大御神より下施された、文字通りの神の刀であり、普通の刀より五寸ほど長い。『斬りたいモノのみを斬る』という性質を持ち、文字通り刻縁の奥の手にして愛刀。

 後者は、刻縁がまだ神になる前の、育ての親とその周りの友人達からの贈り物として貰った剣。それを打ち直して刀にしただけの、至って普通の刀。

 右利きかつ一刀流・居合を得手としており、神速の抜き打ちを以て一撃必殺の剣を放つ。

 

 能力である『魂魄を還す程度の能力』とは、その名の通り、『魂=肉体的な影響』と、『魄=精神的な影響』のそれぞれに作用させるものである。

『魂魄を還す』とは、即ち『輪廻の流れ』であり、不老不死の発現から、記憶の故意的な忘却、果てには能力封じなど多岐に渡る効果を生み出す。

 ただし、能力を使うにあたって、使う対象の『流れ』を読み解かねばならず、あまりに『流れ』が強大であると、逆に押し戻されてしまう欠点がある。

 また、下手な者が使うと、相対的に自らに効果が跳ね返ってしまうこともあり、一朝夜では扱いきれない能力でもある。

 

 

 好きなもの:リンゴ、ドラゴンフルーツ、楽しい宴会、静かな場所(森など)、刀剣観賞、ひたむきに努力する者、

 

 嫌いなもの:所構わず喧しい者、執拗に語りかける者、努力を嘲笑う者、『四神』西の"白虎"

 

 

 

 

 

想川(あいかわ) 水京(みなきよ)

 二つ名:柔和なる策士、薬学皇帝、笑顔の腹黒参謀、など。

 

 種族:神霊

 性別:男性

 能力:『太極を視る程度の能力』

 危険度:低

 友好度:やや高

 主な活動場所:東幻楼、人里

 

 刻縁と共に幻想郷へやって来た、刻縁の腹心の一人。参謀担当であり、実質No.2である。

 

 その正体は、紀元前の中国史における五帝の一人、『黄帝』その人である。桃源郷で釣り三昧なところを刻縁にスカウトされ、日本に来たことでその名を改めた。本名『姫 帝鴻』。

 

 普段は糸目の柔和そうな笑みを常に浮かべており、丁寧な言葉遣いかつ、好々爺然とした態度で接してくれる。ただし怒らせた時は話は別で、目を薄く開いて真顔になり、普段からは考えつかないような苛烈さを見せる。

 "怒らせると怖い人"の定型的な例である。

 

 研究者気質で、屋敷では普段、薬学の研究をしていたり、歴史書などを纏めていたりする。たまに薬品精製をしていることがあり、失敗して研究室を爆発させていることがしばしばある。

 医学に関しては、そこらの薮医者よりも真っ当で、即座に特効薬だったり治療だったりではなく、原因・過程・症状をよく見て判断し、それに合った診察を行う。他の作品によくあるマッドサイエンティスト的なことは、信条に反するので絶対にやらない。

 

 使う武器は弓矢だが、遊び心を加えてしまった結果、分離して双剣になる弓になった。また、弦を手繰ることにより、ヨーヨーのように双剣を振り回すこともでき、端から見れば演舞に近い姿となる。

 それに加えて、各種効果の付与された護符を放つこともある。一例としては、『行動封印』、『付与爆破』、『通電麻痺』などがある。さらには、精製した薬品を矢に塗ることで毒矢代わりになるなど多才を極めている。

 

 能力である『太極を視る程度の能力』とは、万物の真理たる『太極』を、視ることによって理解し、そこから派生するもの全てを悟れるという能力である。

 視たものが『水』であれば、それから派生する『霧』・『氷』・『雪』など、その性質全体に作用させることで即効性のある変質を行うことができる。

 ただし、『熱湯』などの温度操作はできない上に、みえない場所にあるものは変質させれないという欠点がある。また、視界に強く作用されるため、目潰しをなどをされると能力の使用すらままならなくなってしまう。

 

 見た目としては、眼鏡をかけた糸目で好々爺然とした笑みを浮かべており、白を貴重とした、中国風のツーピース的なローブを来ている。

 白髪ではあるが自前であり、決してストレスなどで白くなったわけではない。目は基本的に糸目だが、開眼した際には金色の眼を見せる。

 

 なお妻子持ちなのは公然の事実。

 

 

 好きなもの:妻と子供達、未知なもの、河の流れる音、仲間達、天真爛漫な子供達

 

 嫌いなもの:裏切り、仲間達への侮辱、常に煩い者、人の話を聞かない者、シュールストレミング

 

 

 

 

 

 

・狂骨太夫

 二つ名:黒衣の骸天女、骸骨遊女、スーパーシスコン姉者、お裁縫マスター、など

 

 種族:妖怪(餓者髑髏)

 性別:女性

 能力:『死霊を喚ぶ程度の能力』

 危険度:中

 友好度:普通

 主な活動場所:東幻楼、人里、冥界

 

 刻縁と共に幻想郷へやってきた、刻縁の腹心の一人。四人の中では最年少であり、紅一点でもある。

 

 元々は江戸時代の繁華街である吉原のNo.1遊女。だがしかし、自身を見初めた侍が己を裏切り、最も大切にしていたものを目の前で奪われたことで妖怪に堕ちた。

 その後、暴走していたところを、たまたま下界の視察に訪れていた刻縁によって鎮圧・救出されたことによって惚れ込み、追い掛けて今に至る。

 

 高下駄を履いているため長身に見えるが、実際は周りとそう変わらない背丈。吉原口調は長年を渡って直してきた為、だいぶ抜けてはいるが、感情が昂ると戻ってしまう。

 吉原遊女のように、艶やかな黒髪を高纏めにしているが、伸ばし続けていたことで、ほどくと平安時代の貴女のような長さになっている。

 

 普段は優しくたおやかな淑女の鏡のような"お姉さん"だが、命よりも大切な双子の義妹達が絡むと一気にポンコツ化する、残念美人である。

 ペットとして猫又の『瑠璃』という三毛猫がおり、人化することもあるが、基本的には猫の姿になって、しょっちゅう狂骨太夫の部屋で寝転んでいる

 源氏名は『夕霧太夫』、本名は『宇治 春華』。京都出身の商家の出だったが、両親が事故で早くに他界してしまったことで孤児となり、吉原に売られた。

 

『死霊を喚ぶ程度の能力』とは、狂骨太夫の種族である『餓者髑髏(がしゃどくろ)』に由来し、死んだ者達の霊を呼び寄せ、骸に宿すことで"竜牙兵"として使役するもの。

 能力によって作られた眷族の中でも、強力なものには固有名がある。絵巻物などに描かれているような体躯が巨大なものは『皇骸(おうがい)』、幽鬼然とした、背の伸びた鎧武者を『餓羅(がら)』と呼び、側近代わりとしている。

 なお、二名とも魂がしっかりと宿っており、狂骨、ひいては刻縁に強く忠誠を誓っている。

 

 もちろん、能力に頼りきりというわけではなく、本人も冷気を放つ妖刀の類である、『凍閃華 幸継』という銘の薙刀を振るう。これに狂骨太夫の持つ妖力を流し込むことで、周囲の空気を急速冷凍し、巨大な氷塊を発生させたり、氷の刃を生み出したりとできる。

 また、凍閃華と同じく屋敷の蔵に死蔵されていた武扇を振るうこともある。鉄扇並みの固さを誇るが、市販の扇子と大差ない重さという摩訶不思議な扇子。中には、"女性が妖怪となるも、青い龍に包み込まれ、また人に戻る"という小さな絵物語が描いてある。

 

 

 好きなもの:青龍寺 刻縁、義妹達、子供、歌を歌うこと、演舞

 

 嫌いなもの:嘘つきな男、義妹達の陰口を言う者、ゾンビ、押し付け系聖職者

 

 

 

 

 

・夜九 陣兵衛

 二つ名:夜叉剣豪、剣聖金狐、最後の柳生流、放浪の異端狐、など

 

 種族:妖怪(金狐/九尾狐)

 性別:男性(女性にもなれる)

 能力:『殺気を消す程度の能力』

 危険度:低~中

 友好度:普通~やや低

 主な活動場所:東幻楼

 

 刻縁と共に幻想郷へやってきた、刻縁の腹心の一人。武術や軍事関連の顧問として刻縁に仕えている。

 

 元々は何の変哲もない狐だったのだが、妖気に当てられて金狐となり、その後、偶然垣間見た人間の剣術に魅せられて人化の術を会得し、剣術を極めたことによって九尾の狐へと変生した。

 本来、妖術を得手とする妖狐系とは、異端児とも呼ばれるほど乖離し、妖術よりも剣術を貪欲に鍛え続けたことによって、剣聖とまで呼ばれるほどになった。

 

 刻縁に仕えるようになったのは、室町時代に出会った際、刻縁の剣術に一目惚れし、近くで仕えることによって剣について学び、より高みを目指すため。

 その忠義はそこらの武士よりも強く、その剣技は比類なしとされる。元々の名は無く、刻縁からは『陣兵衛』と名乗れと言われたため、そう名乗っている。

 

 時は流れて江戸時代、柳生流剣術の師範、"柳生但馬守宗則"と出会ったことで、埋まらないナニカがはまった彼は、より一層剣術に勤しみ、ついには妖怪の身でありながら柳生流剣術の免許皆伝を戴くことになった。

 性格は武人そのもの。忠義に厚く、修練に励み、礼節を貴ぶ。基本的に口数は少ないが、的確かつ思慮深い一面を見せる。一刀流使いだが、必要に応じて二刀流も扱える。

 見た目は、長い黒髪だが、九つにバラける後ろの毛先だけ金色となっている。濃紺の胴着を来ており、時折着流し姿な時もある。普段は狐面で素顔を隠しているが、その下は端正な顔立ちであり、無口さも増して美青年感を出している。

 

『殺気を消す』とは己の挙動を相手に悟られにくくすること。つまり、剣術の極致、『無念無想』のソレであり、気配の前兆も無い一撃を以て相手を倒すことができる。

 また、この能力は剣に乗せる殺気を消すことによって、例え柳生流剣術一本だとしても、次手を読み難くし、相手の呼吸を乱すことが可能となる。

 ただし、野生の勘などで動くタイプにはあまり効果がなく、更には自らにしか効果がないため、多対一では意味がなく、使い処が限られてくる。

 

 

 好きなもの:剣術・剣技、茶道、礼節を貴ぶ者

 

 嫌いなもの:無礼な者、和を乱す者、剣を蔑ろにする者

 

 

 

 

 

・葛城 祟羅

 二つ名:北野の土蜘蛛、始まりの風魔、勘違い犠牲者一号、ゲンジ=スレイヤー、など

 

 種族:妖怪(土蜘蛛)

 性別:男性

 能力:『呪と怨を操る程度』

 危険度:やや高

 友好度:低

 主な活動場所:東幻楼、幻想郷全体

 

 刻縁と共に幻想郷へやってきた、刻縁の腹心の一人。主に暗部顧問として活動し、諜報活動から暗殺まで多岐に渡る。

 

 元々は北野天満宮の裏手にある洞穴に住んでいた、豊穣を招く土地神。しかし、同時京の都を荒らしていた『土蜘蛛=玖賀耳之御笠』と間違われ、源氏棟梁の"光源氏"こと『源 頼光』に寝込みを襲われ、その首を河原に晒された。

 それ以来、『源氏=理不尽なクソッタレ脳筋野郎共』と認識し、黄泉の隅で怨嗟を募らせていた。刻縁と出会ったのは丁度その頃で、周りから迷惑がられていた怨嗟を発散させるという口車に乗って仕えるようになった。

 

 戦闘スタイルはトリッキーかつ執拗なもの。クナイに自らの糸を引っ掛け、それを四方八方に投げることでクモの巣のような逃げ場のない空間をつくりあげ、腰にある短刀型の蛇腹剣で敵を討つ。

 さらに、着物のような装束の中から手裏剣やクナイなどの暗器を投げつけ、煙玉や毒煙玉など多彩な手段を持つ。ただしマンガによくあるような"土遁"だとか"火遁"だとかは使わない。少なくとも、普段は。

 

 基本、無口かつ無愛想。口を開いたとしても単語単語の必要最低限で済ませる。その分仕事は迅速かつ的確であり、忍の名に恥じない働きを見せる。

 が、酔っぱらうと饒舌になり、やれ源氏のせいであーなったこーなった、最終的には源氏に対する恨み言を愚痴のように吐き続けた上で悔し泣きし始めてしまう始末。なお、その翌日は二日酔いで倒れてしまうので休み以外では飲まない。

 

 

 好きなもの:特に無し

 

 嫌いなもの:源氏一族

 

 

 





以上、人物設定になります。
所持スペルカードや場所の設定だとかは、後日追記したり投稿したりするので、それまでお待ち下さい。

余裕があれば連続投稿も視野にいれようかなと考えていますので、よろしくお願いします。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。