テニアになって好き放題暴れる   作:ルサー

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シリアス&おふざけ回です。おふざけの方はちょっとやり過ぎた感はありますが…


5話「孤独な戦い」

カルヴィナ「盗聴機を仕掛けるですって?」

 

ルリ「はい。ラー・カイラムとは合流できなくなってしまったので、こちらから迎えに来てほしいとの事です。」

 

ラフトクランズとベルゼルートでアル=ヴァンとシャナ=ミアを迎えに行けということらしい。

だが、現在のラフトクランズのパイロットのスパイ疑惑が晴れないからこういう措置を取るみたいだ。

 

カルヴィナ「じゃあテニアを使わなければいいじゃない」

 

カルヴィナの意見はもっともだ。わざわざスパイの疑いがある者を使わなければいい。

 

ルリ「飛行能力を有していて機動力がある機体を2機選んだらこのようになりました」

 

本当にそれだけの理由なのだろうか。

 

カルヴィナ「じゃあメルア辺りにラフトクランズを…」

 

カルヴィナは知るはずもないが、メルアやカティアではラフトクランズ・アウルンを動かせるか怪しい。

まずテニアがラフトクランズ・アウルンを動かせた事がおかしいのだ。

 

ルリ「上からの命令です」

 

そこまで言われると引き下がるしかない。

 

カルヴィナ「了解…」

 

ルリ「あ、念のためにテニアさんとの通信は開きっぱで」

 

 

(ラフトクランズ・アウルン コックピット)

『ベルゼルート、出るわ』

 

「ラフトクランズ・アウルン、発進します…」

 

…正直これからどんな態度でいればいいのかわからない。テニアは、皆は俺に何を望んでいるのか…

 

『テニア、通信はずっと開いてなさい。もし敵襲があってもそのままよ』

 

「うん…」

 

テニアらしく振る舞えばいいのだろうか…それとも…

 

そしてしばらくしてラー・カイラムへ着艦する。ラフトクランズ・アウルンにシャナ=ミア、ベルゼルートにアル=ヴァンを乗せてナデシコへと向かう。

アル=ヴァンにアウルンを操作させなかったのはまだスパイの可能性が否定できないからだろう。

 

シャナ=ミア「テニア…」

 

「やめて!私をその名前で呼ばないで!!」

 

反射的に叫んでしまい、全員が黙りこんでしまう。

 

「私…誰なんだろう…わかんないよ…」

 

思わず口に出してしまう。

 

メルア『テニアちゃんはテニアちゃんよ』

 

カルヴィナ『ま…好きに生きればいいんじゃないかしら』

 

そんないい加減でいいのだろうか…

 

メルア『カルヴィナさん!0時と6時の方向から敵の反応が!』

 

カルヴィナ『挟み撃ちってわけね…!』

 

そうだ…最初から好き勝手やって来たんだ。今更こんなところで悩んでどうするんだろうか。

 

シャナ=ミア「…大丈夫ですか?」

 

テニアには悪いが、やりたいことをやらせてもらう。

 

「ふふっ…見事にハメられたってわけ?それとも、ここまでが作戦通りって事?」

 

メルア『えっ…?それってどういう…』

 

「フューリーはどうしてもシャナ=ミアを取り戻したいのよ。私がフューリーならここで仕掛けちゃうんだな、これがね」

 

アル=ヴァン『…ああ、私もそうする』

 

「それで私達は…囮かな?」

 

敵を確認しながらそう呟く。ゾヴォーク機が次々と転移してきていたが、不思議と冷静でいられた。

 

カルヴィナ『長期戦になりそうね…』

 

メルア『い、いくらなんでも多すぎじゃ…!』

 

反応は軽く20は超えている。この後にラフトクランズの相手をする可能性もあるのだからあまり消耗したくないのだが。

 

アル=ヴァン『大丈夫か?カリン』

 

カルヴィナ『これくらい平気よ!』

 

シャナ=ミア「あの…無理はしないでくださいね」

 

「大丈夫!」

 

(3ターン経過…)

 

カルヴィナ『さっきから思っていたんだけど、味方同士でやりあってない?』

 

それは確かに気になってた。ゾヴォーク機同士でやりあってるように見えた。

どちらかがゴライクンルなのだろうか。

 

「設定ミスじゃない?」

 

今はそんなことはどうでもいいから、適当な事を言って流させる。

 

(6ターン経過…)

 

メルア『カルヴィナさん…!』

 

カルヴィナ『くっ…!こうも数が多いと…』

 

「行くぜぇ!超必殺ゥ!」

 

「天上天下!大水晶切りぃぃっ!!」

 

シャナ=ミア「テニア!?!?」

 

一度やってみたかったんだよね、これ。

我ながらネーミングセンスは酷いと思うが…

 

カルヴィナ『…なんかすごい暴れてるしこのまま全部片付けてもらおうかしら』

 

メルア『カルヴィナさんが変なこと言ったから、テニアちゃん壊れちゃったじゃないですか』

 

アル=ヴァン『言ってたな…』

 

カルヴィナ『私のせいなの!?』

 

メルア『責任、取ってくださいね』

 

カルヴィナ『どうやって!?』

 

メルア『カルヴィナさんのせいで壊れちゃったんですから、ちゃんと責任取ってくださいね?』

 

カルヴィナ『あーもう!取ればいいんでしょ!取れば!』

 

アル=ヴァン(どうやって取るつもりなのだ…)

 

~(ラフトクランズ・アウルン オルゴナイトバスカーソード)

「リュウセイみたいにやってみる」

 

シャナ=ミア(リュウセイ…?)

 

「出力を上げて、バスカーモード!」

 

「うおおっ!」

 

「オラオラオラァ!」

 

「ラフトクランズ、フルパワー!」

 

「天上天下!大水晶切りぃぃっ!!」

 

「破ァァ!!」

 

 

 

5話「孤独な戦い」

勝利条件

 

7ターン経過する

 

敗北条件

 

テニア、カルヴィナいずれかの撃墜

 

SPポイント獲得条件

 

敵を20機撃破する

 

 

 

「はぁ…はぁ…」

 

かなりの数を倒したがそれでもまだゾヴォーク機は残っている。

 

ソ=デス『無様だねぇ!』

 

カルヴィナ『ソ=デス!』

 

ラフトクランズが転移して現れた。それと同時に怒りも込み上げてくる。今はその怒りに身を任せて、バスカーモードを起動させながら突っ込む。

 

「お前が!お前さえ居なければ、私は!!」

 

勝手に口が開いてとんでもないことを言い出した。でも、確かにこいつならやりかねない。

 

シャナ=ミア「まさかっ…!」

 

メルア『…!!』

 

アル=ヴァン『外道が…!』

 

同じ事を思ったのか全員の顔が険しくなる。

 

ソ=デス『だったらどうする?この僕を殺すかい!?』

 

「オルゴナイト・ミラージュ!絶対に逃がさない!」

 

まずは分身でかく乱攻撃をして逃げ場を無くす。

 

「でぇいっ!」

 

そのままソードで切りつける。

 

「たああああ!!」

 

クローで掴んで地面に叩きつけ、そのまま投げる。

 

「マキシマム!とりゃあぁぁっ!!」

 

ソ=デス「うわあああああっ!!」

 

最後にソードを巨大化させてそのまま一刀両断にする。

あ、一刀両断にしたらダメじゃん。鹵獲しようと思ってたのに。

ソ=デスが倒されたからなのか、ゾヴォーク機が撤退していく。

 

「あ、やっちゃった…」

 

カルヴィナ『…一応、残骸でも拾っておく?』

 

メルア『あっ!ナデシコが来ました!』

 

レーダーにナデシコが映る。これで疑いが晴れてくれればいいのだが。

 

(ナデシコB 食堂)

 

「はふー…ごちそうさまでした!」

 

周りから変な目で見られているがもう気にしない。あんなに叫べばお腹も空くだろう、うん。

 

コウタ「『寝る子は良く食う』って言うけどよ、流石に食いすぎじゃねぇか?」

 

トーヤ(メルアから聞いていたけど、これはすごい…!)

 

これが普通なんだよ、お兄ちゃん

 

ショウコ「『寝る子は良く育つ』よ、お兄ちゃん…」

 

案の定、妹からフォローが入ったがこの流れは…

毎回太るとか言われてるのかと思うと少しテニアが可哀想に思えてきた。

 

コウタ「ああ、だからそんなに胸が」

 

そう来たか!妹にぶん殴られるぞ。

 

ショウコ「お兄ちゃん!!!!!」

 

テニアのファンとしてそれは気になってたけど、もう少し場所を選んで欲しい。周りの人の目線が俺の胸に集まって普通に恥ずかしいぞ。

 

「何よ、カティアだって立派なの持ってるでしょ?」

 

カティア「えっ…!?あ、いやそうだけど…」

 

認めるんかい。まぁカティアはいいとしてトーヤにとっては毒だろう。色々な意味で…

 

トーヤ「そ、それより…呼ばれてただろ?行かなくて良かったのか?」

 

そのトーヤは露骨に話を反らそうとしてる。ここは乗っておくか。

 

「ご飯のほうが大事だもん」

 

お腹が空いてマトモに話を聞ける状況じゃなかったから仕方ない。カルヴィナが行っているから後で聞いてみるか。

あの状態だとエイテルムは残ってないだろうし、スクラップ当然だからラフトクランズの修復も厳しいだろう。




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