ゆっくりとシャワーを浴びながら、改めてテニアの体を見る。
シャワー自体は何度か浴びているがいつも急いでいた為、こうして眺める機会はなかった。
…やはり大きいな、何がとは言わないが。
(ナデシコB)
ルリ「遅刻ではないですが、ギリギリです」
「か、髪が乾かなくて…」
女の子の体の手入れは大変だと知っていたがこれ程とは…化粧にまで手を染めたら時間が足りないだろう。
「それで、作戦は?」
敵はザフト過激派残兵、破棄された基地を拠点にしているとの情報が入っている。
ルリ「折角なので…テニアさん、どうぞ」
えっ俺?
こちらの数はそれほど多くないし、特機も多いからMSに翻弄される可能性もあるが…
「グラビティ・ブラストで基地を攻撃してから…ガンガン行こうぜ?」
ルリ「それじゃ脳筋です」
悪かったな脳筋で。 でもスパロボって大体こんな感じで開戦して精神コマンドゴリ押しでなんとかなるだろ。
…ここはゲームの世界じゃないけど。
ルリ「ハーリー君、敵基地にグラビティ・ブラスト、最大出力でお願いします」
マジでやるのかい。数が少ないとはいえ最新の機体が揃ってるから大丈夫だとは思うが。
ハリ「了解!」
「超重力砲ォォ!!」
ハーリー君も俺の扱い方に慣れたのか台詞を譲ってくれる。…オペレーターってこんなんだっけ?
ルリ「だから、そのノリはなんとかしてください…」
なんでだ、リュウセイカッコいいだろ。
「じゃあ、ゲキガンブラスター?」
ルリ「バカ…」
ハリ「各機、発進してください」
7話「取り残された者達」
勝利条件
敵の全滅
敗北条件
味方戦艦の撃墜
SPポイント獲得条件
4ターン以内に勝利条件を満たす
「戦闘終了!熱源反応なしっ!以上、終わり!おつかれぇ!おやすみ!」
カルヴィナ『…テニアはこっちで引き取りましょうか?』
若干呆れたような様子だ。
コウタ『わかりやすくていいじゃねぇか』
リョーコ『そんなこと思ってるのはお前だけだ!』
サブロウタ『まあまあ、お互い様って事で』
ルリ「そうですね……」
上の勝手な理由でオペレーターをやらせているから、ということだろうか。
(ナデシコB ブリッジ)
ハーリー「時々テニアさんが口にしているリュウセイって…誰なんでしょう?」
ルリ「憧れの人…ですかね?こればっかりは本人に聞いてみないとわかりませんね」
ハーリー「それにしてもテニアさんの感性がよくわかりません…」
ルリ「もしかして、好きになっちゃいました?」
サブロウタ「へえ…ああいうのが好きなんだ?」
ハーリー「え!?い、いいい、いや、そういうわけではありませんよ!?」
ルリ(女の子が恋愛対象という印象を受けたのは黙っておきましょう)
「ごめん…ちょっと寝てた…」
サブロウタ「噂をすればなんとやらだねぇ?」
ハーリー「ほ、本当に違うんですって!?」
ルリ「具合が悪くて寝ていると報告を受けているのですが…もう大丈夫なんですか?」
「あまり大丈夫じゃないけど…宇宙に上がるところ、見てみたいなって」
ルリ(なるほど、そういうことですか)
ハーリー「あの…大丈夫ですか?」
サブロウタ「変なものでも食ったのか?」
ルリ「はぁ…。こちらならよく見えますよ、テニアさん」
「あ、ありがとう…」
ルリ「今しばらくの辛抱です」
「うん…」
サブロウタ「もたもたしてると取られちまうぞ?」
ハーリー「ええっ!?」
ルリ「バカばっか…」
「…?」
(ナデシコB 食堂)
ショウコ「これでザフト過激派残兵は全部なのかしら…」
コウタ「出てきたらまた叩き潰すだけでぇ!」
ルリ『今のところは大丈夫だと思います。私達もこれから宇宙に上がります』
リョーコ「宇宙に上がって何するんだ?」
ルリ『月に現れたマッドネットを撃退します』
メルア「月…」
カティア「メルア…」
メルアが不安がっていて、それをカティアが宥める。
コウタ「あいつら、なんで月なんかに…」
カルヴィナ「ネルガルが狙いとは思えないわね…」
シャナ=ミア「もしや、ガウ=ラ・フューリアでは…!?」
トーヤ「フューリーの本拠地か…」
ルリ『目的はわかりません、それとマッドネットに連邦の基地から機体を強奪されたようです』
リョーコ「そういや…テニアはどこ行ったんだ?」
ルリ『ブリッジにいますよ。宇宙に上がる瞬間が見たいとかで』
カルヴィナ「呑気ねぇ…」
ルリ『テニアさんの予想は戦力を増やしたかっただけじゃないか、との事です』
マッドネットはどういう事情で動いているのだろうか。どちらにせよ月を襲っている理由がわからないが。
エピソードの追加を行いました(1/27)