鬼を滅するヒーローアカデミア   作:斑鳩風舞

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2話 目標

劇的な変化が表れたのは中学3年生からだった。

 

武装色は硬化&黒化が必中で出せるようになり、小木くらいなら拳や脚で壊せるようになり、

見聞色は半径100mの人の会話が聞こえるようになり、動きもなんとなく読めるようになった。

 

呼吸はというと覇気よりすごい、全集中・常中を習得するのに6年近くかかったが、なんとかできるようになり、基本の呼吸のうち、『水・炎』を見よう見真似でそれっぽく覚え、今は月を練習中だ。 炎のほうは中途半端になってしまっている。

 

あれ?なんで炎の呼吸とか水の呼吸なんてものを知っている?

 

血鬼術の個性のほうもある程度様になってきた、技が出る感覚がわかるのだ。名前もさっと思いついた。本当に訳が分からない。俺はこの技の数々をどこかで知っている・・・?

血気術とはなんだ・・・?遺伝子レベルで刻み込まれている感覚だ。

 

いくら思考を巡らせてもわからない、喉まで出かかっているのに分からないのだ。

 

 

ある日、母さんに商店街までお使いを頼まれその帰りに商店街を適当に歩いてると人だまりを見かけた。

(またヒーローとヴィランが戦ってんのかな…ちょっと見てみよ)

 

もう誰か戦ってるだろう

 

そんな軽い気持ちでいったが実際問題そんなに

上手く事は運んでいなかった。

 

「強い個性の中学生が捕まってるぞ!!

個性使って暴れてる!」

「ヒーローは何やってるんだ!」

 

通行人の声からしてまだヒーローは到着していないらしい

 

と、思っていたがヒーローは何人かいた。

「二車線以上は無理~」

「炎は不得意とするところ…ここは他のだれかに譲ろう」

 

となんだかんだ理由をつけていこうとしない

(なんで誰もいかないんだ………)

 

 

頭はそう思っても自分の体は動く気は起こっていない

 

(い、いやいや、そもそもこんな公共の場で個性を使うのはだめだし万が一俺までヴィランに捕まったら…

 

あれ、今の俺ってそこらへんのやつとなにもかわらn)

 

「おい!止まれ!!」

 

俺が人としてはよくてもヒーローを目指している身としては持ってはいけない考えを抱き迷っていた時に一目散に飛び出し、ヘドロみたいなヴィランの体を必死に掻き出そうとしている同い年くらいの地味めな男子が目に入る。

 

「デ、デク…なんで…てめえがぁ…」

 

「わからない!体が勝手に!!」

 

(……!!!)

 

この事件は直後にNo.1ヒーロー『オールマイト』

が現れ、すぐに解決された。

 

オールマイトをこの目で見たのは初めてだったし、

テキサススマッシュという必殺技も生でみれた。

 

だが今はそんなことどうでもいい

テレビのニュースをみて飛び出した少年が無個性だったことがわかり、先ほどの自身の思考や言動を後悔していた

 

「こんなんじゃだめだ………

あいつみたいに考える前に動けるようにならないと」

 

この時なんとなく目指していた日本最高峰のヒーロー科が

ある高校【雄英高校】だったが

・どんな時も人も自分も助けられるようになる。

・誰からも信頼されるヒーローになる。

 

この2か条を目標に雄英合格を目指してから数か月

 

 

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