鬼を滅するヒーローアカデミア   作:斑鳩風舞

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26話 久々の雄英

そして合宿開始当日

 

 

いつも通り騒がしい空気の1年A組

「お前らー席つけー」

相澤先生の一言で静まり返る教室

「早速だが今から鬼殺隊の人たちを紹介する。入ってきて下さい。」

 

 

{視点変更 狛治  そして時間は数十分前に遡る}

「じゃあ俺たちは職員室にいるから、引率はここまでだ。」

「ありがとうございました!宇髄さん!」

俺は炭治郎達3人とともに1日入学という形で雄英に入ることになった。

「俺と炭治郎がA組で、善逸と伊之助がB組だな、Bは柱稽古には参加しないから、ある程度目立ってもいいぞ。」

「なんで俺がコイツと一緒なんですかぁ!!ある程度どころじゃすみませんよぉ・・・。」

「うるっせえ!俺と一緒になれるんだから光栄に思え紋逸!」

「狛治さんでさえ名前を覚えてくれてんのになんで100年近く一緒にいるお前は覚えられないんだ!」

「しょうがないだろ、こいつはそういうやつだ。それと組み分けの件だが、まともなのが1人はいたほうがいいとのことだ。」

「善逸、それなら俺が伊之助と行こうか?」

「炭治郎・・・お前はまともだが説明ができないだろう。せめて俺が変わってやろう。炭治郎ならコントロールできるだろう。」

「うう・・・ありがとうございますぅ(:_;)」

「あまりにも騒いだら柱が1人いなくなることになるからな?伊之助」

「ハイ(即答)」

 

そして視点変更前に至る

 

「入ってきて下さい」

ガラガラ

(((斑鳩・・・と)))

「「「猪のばけもん入ってきた!!!」」

「お前らうるせーぞ」

シーン

「この被り物はこいつの育て親の形見みたいなもんなんで大目に見てくれ」

「まあいいだろう」

「先生にタメ口・・・」ボソ

「まあまあ落ち着け飯田!な?」

 

「では自己紹介からお願いします」

「俺様は山の!」

「それは前(世)の話だろ?」(^^)

「獣柱 嘴平伊之助です。よろしくお願いします。」

「コホン・・・上弦の参 素山狛治だ。お前達が知っている斑鳩楓は忘れろ、もう改名済みだ。」

「お前ら、何か質問は?」

「はい!」

「じゃあ瀬呂」

「柱とかなんとかの参ってなんだ?」

「それは鬼殺隊の階級のことだ。上から柱・甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸がある。」

「上弦の参というものはなんでしょう!」

「鬼殺隊の鬼の階級のことだ。上から1人ずつ上弦の壱・弐・参・肆・伍・陸・下弦の壱・弐・参・肆・伍・陸がある。あとは全員階級なしだ。」

「鬼を狩る組織に鬼がいていいんですか?」

「それは後で話す、まず説明をしよう。鬼殺隊とはその名の通り鬼を殺す組織だ、歴史でいえば平安時代から始まっている。どこまで言っていいかわからないから詳しいことをペラペラしゃべるのはやめておく。ちなみにさっき言った階級は功績によって上がる、が柱は明確な条件がある。鬼を50体殺すか十二鬼月と呼ばれる鬼の上位12位までのやつを倒せば柱となる。ここからはその鬼についてだ。鬼は平安時代に鬼の始祖となる存在が生まれてから発生している。その始祖の血を摂取することで鬼となることができる。」

(なることができるってなんかいいことみたいに言うな・・・?)

「鬼は人とは比べ物にならない力を持つ。そして」

チャキという音を立てて日輪刀を取り出す。

「この日輪刀という太陽の光を山ほど吸収した玉鋼で作り出した刀で首を切るか陽光で焼かないと死なない。」

「はい!首以外切ったらどうなるの?」

手袋が宙に舞い質問をする。

「いい質問だ葉隠。じゃあ八百万、ここで剣作ってくれ。形は何でもいい。」

「は、はい!」

八百万は作り上げた剣を狛治に渡す。

「じゃあ伊之助、鬼になるから腕ぶった切れ。」

「「「は!?」」」

「わかったぜ!」

「そ、そんなことしたら戦えなくなっちまうだろ!」

「まあ見てろ」

伊之助は猗窩座の腕を切り落とした、がすぐに再生する。

「このように鬼はすぐに再生する。腕だったら日輪刀でも再生されてしまう。だから日輪刀で首を切るのが有効なんだ。夜行性の鬼を拘束したまま夜明けまで待っていると見張ってないといけないから時間がかかる割に1体しか倒せないだろう?」

「な、なにも殺すことはねえんじゃねえか?どっかに閉じ込めたりとかさ!そうだ!人間に戻す薬はないのか?」

「それがあったら苦労しない。」

「そ、そうだよな・・・。」

「といいたいところだがあるにはあるらしい、現に鬼から人間に戻った2件の内の1件が隣のクラスにいるからな。」

「じゃ、じゃあ!」

「だが無理だ。そいつが鬼から戻れたのは鬼から人間に戻った妹の血を摂取し鬼に対する耐性を付け、それで薬を飲んだから戻った。妹のほうは詳しくは知らんが、鬼の医者の協力があって何百年の時をかけてやっと作り出したものなんだ。俺らが作れるものじゃない。それと個性というものが生まれてから鬼の仕組みも変わった。鬼は元々人を喰った数が多ければ多いほど強くなった。そいつが強ければ強化量も上がる。今は強い個性であれば戦闘力として鬼の強化量が比べ物にならないほど上がる。今なら・・・一般市民を10人も喰えばオールマイトは倒せる。全盛期はどうか知らないが雄英に来たばかりの状態なら瞬殺とまではいかないがいい勝負の後敗北ってとこだろうな。そもそも日輪刀持っていないし。ちなみに言っておくがうちにいる鬼に食人衝動はないし全員自我はある。」

「そ、そんな・・・。」

「悔しいけど鬼殺隊の柱と上弦でも一対一でやったら鬼のほうがつええ事が多いぞ!」

「はっ!てことは元雄英の1年がトップ3かよ!じゃあオールマイトでも大丈夫じゃねえかよ!」

「?柱は全員そこにいる半々羽織みたいなやつよりずっと強いぞ。あいつ、ここで一番強いだろ?」

廊下からこっそりと覗くオールマイトに声をかける

(わ、わたしの存在がバレてるっ!?)

「確かに最初のヒーロー基礎の時オールマイトと互角だったよな・・・。」

「トップ3のこいつで互角ならその柱とやらじゃ勝てないんじゃねーの?」

「そりゃそうだよ!なんてったって記憶を」モガ

「こいつらにそんなこと言って信じるわけがないだろう。事をややこしくするな。まあ柱の強さは明日に嫌でもわかる。生徒であるお前らはもちろん」

「「「?」」」

「オールマイト達プロヒーローも参加するらしいがへばらないように頑張ってくれ、壬辺りみたいに数日で撃沈しないようにな。」

「おい!プロヒーロー達がそんなに弱いと思うのか?さっきのタメ口といい・・・先生たちを愚弄するのもいい加減にしたまえ!!今は君にとっては先生ではないのかもしれないが、年上の方は敬いたまえ!」

飯田が立ち上がって怒号を上げる。

「ぷっお前、前も合わせたら100歳超えてんのにな笑」

「やかましい」

「いいんだ飯田少年。言ってくれるじゃないか!お手柔らかに頼むぜ!」ニッ

オールマイト達は違うとわかっていても、【斑鳩楓】が死んだ日からどうもヒーローたちが信用できない。何度自分にあいつは例外だと言い聞かせても。あいつ個人ではなくヒーローそのものに対する嫌悪感がどうしても拭えない。

「盛り上がってるとこ申し訳ないが、時間だ。一限が始まるぞ。」

と相澤先生が場を収めた。

「じゃあ鬼殺隊のやつらは・・・そこ(左端列の後ろ)に机並べて座ってくれ。」

「わかりました、相澤先生」チラ

狛治がこれでいいかといわんばかりに飯田のほうを見る。

「・・・。」

視線に気づいた飯田は何を言うでもなくふいっと目を逸らしてしまった。

 

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