翌日からの授業はザ・普通といった感じだった。
ただし偏差値70越えなだけあって授業に食らいつくのに必死だった。ほんとなにこいつら頭良すぎ。
しかし午後は違った。
「わーたーしーがー!!普通にドアから来たぁぁぁぁ‼」
あ……普通だ。デカいな。
「うっそだろオールマイトだ!」
「すげぇ本物だ!!本当に先生やってんだな!」
「あれ銀時代のコスチュームね。」
生で見たのは2回目だが、前回とは距離感が違う。こうみると杏寿郎には劣るが貫禄はなかなかのものだ。
ん?さっきから杏寿郎って・・・誰だ?
「私の担当はヒーロー基礎学!!ヒーローの素地を作る為様々な訓練を行う課目だ!単位数も最も多いぞ!」
へー!
「早速だが、今日はコレ!戦闘訓練!!」
戦闘か、腕が鳴る。
「それでソイツにともなって入学前に送って貰った個性届と要望に沿ってあつらえたコスチューム!!」
「おおぉおおお!!」
「着替えたら、順次グラウンド·βに集まれ!!」
「「「「はーい!!」」」」
コスチュームに着替えると、みんなは外に出た。
「わ、斑鳩君のコスチュームかっこいいね!なんか鬼殺隊に似てる気がするけど・・・。」
「そうか?ありがとう。麗日のもかっこいいぞ(鬼殺隊ってなんだ?)」
ちなみに、楓のコスチュームは鬼殺隊の隊服に刀を帯刀している状態だ。(作者目線)
「あ…ありがとう。要望ちゃんと書かへんかったからパツパツスーツんなった(笑)。恥ずかしい。」
「そうか、サイズも大事だからな。」
「あら楓ちゃん、刀持ってるの?ケロ。」
「あぁ、これは刀だが、刃がついていない。人を傷つけることはしないから安心してくれ。」
「ふーん、そうなのか、でもあの速度でぶっ叩かれたらぜってー痛いよな・・・。」
「まあ、死なないように手加減してみるさ。」
その場にいた全員が思った。
(((言ってること物騒すぎんか!!!???)))
「あ、緑谷!そのコスチューム、面白いな!元にしたのはオールマイトか?」
「そうだよ!!憧れなんで・・・///」
「先生!ここは入試の演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか?!」
「いいや!もうちょっと先に踏み込む!屋内での対人戦闘訓練さ!!」
「屋内?!」
「そうだ!真の賢い敵は屋内に潜む!」
「おおー!」
「これから君らには、敵組とヒーロー組に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう!」
「基礎訓練なしに?」
「その基礎を知るための実践さ!」
「いいかい?!状況設定は、敵かアジトの何処かに核兵器を隠していて、それをヒーローは処理しようとしている!ヒーローは時間内に核兵器を回収するか、敵を捕まえなければならない!敵は制限時間まで核兵器を守るか、ヒーローを捕まえればいい!分かったかい?!」
「はい!!」
「コンビ及び対戦相手はくじだ!」
「適当ですか?!」
「プロは他事務所のヒーローと急造チームアップすることが多いし、そういうことじゃないかな?」
「そうか!先を見据えた計らい……失礼しました!!」
「いいよ!早くやろう!チームを決めるぞ!」
Aコンビ 緑谷出久&麗日お茶子
Bコンビ 轟焦凍&障子目蔵
Cコンビ 峰田実&八百万百
Dコンビ 爆豪勝己&飯田天哉
Eコンビ 青山優雅&芦戸三奈
Fコンビ 砂糖力道&口田甲司
Gコンビ 上鳴電気&耳郎響香
Hコンビ 蛙吹梅雨&常闇踏陰
I コンビ 尾白猿尾&葉隠透
Jコンビ 切島鋭児郎&瀬呂範太
K 斑鳩楓……。
ん?俺ボッチ?
オールマイトは気づいた。
(うん?ひぃふぅみぃ……あ!1人余る!!)
ど、どうしよう…!
そうだっ……!
「オールマイトー、斑鳩君が余ってまーす。」
「うん!それ今私も思った!だからね!入試成績トップの斑鳩君は、エキシビションのような形をとって最初に私と一対一でやってもらうよ!」
「えぇぇぇぇ?!」
「一対一でですか?!」
「うーん、そうなるね!」
まじですか・・・。