エロフのテレポートの魔法でサンキンガルの城下町にのとある家の屋根の上へとテレポートした材木座達
「うわぁ・・・」
「戦場ですね」
街は炎に包まれてそこかしこに魔物の軍勢である。
頭上にはドラゴンが飛び交っているのだ。
「こ、これは無理ゲーでは?」
うろたえる材木座
「なんかでっかい魔物?生き物?の下に先輩たちがいますよ?」
「??珍妙な怪物はここからでも見えるが、八幡達は全く見えぬが??」
「わたしは、盗賊スキルで見えるんです!さあさっさと行きましょう!」
三人は屋根から飛び降りると走り出した.
「待ってくださーい」
しかし一色だけ遅れてしまう
「ちょっと二人とも早すぎですよ・・・」
「だからそんなおしゃれサンダルみたいなのを・・・ウム!ではこうするか!」
と材木座は一色の後ろに回り股の間に頭を通す
「ちょっと!セクハラやめてください!」
「やかましいのう・・・ほれ、こうすればよいであろう」
とそのまま立ち上がり材木座は一色を肩車
「我は剣を背中に背負っておるからな、こうすればお主が頭上で指示を出して走ることが可能!我天才!」
「うわぁ、義輝先輩ちょっと変態はいってますが仕方ないですね、ってか高くてちょっと怖いかもです」
材木座は身長が高い、故に一色の視線は3
メートルを超えているのである。
「なんでもいいから早く行くよ!ドラゴンのブレスに気を付けて!」
一色を肩車した材木座が先頭を走り、川崎がその後に続く
「義輝先輩!こっち!右です!」
「イデデデ!耳を引っ張るな!」
三人は魔物が徘徊する城下町を駆け抜ける
「うわ!これじゃ進めませんよ!」
道いっぱいに火トカゲの大群、火を吐きながらこちらを威嚇してくる、上空ではドラゴンがブレスを吐き、道の両脇の建物は炎上していた
「両側にも避けられないか、ちょっと数が多いし・・・義輝!」
「ウム!我に任せよ!わが水の力、全てを流し全てを浄化する力!無と戦う力を持つ者のみにこの力授けん!いでよリヴァイアサン!タイダルウェイブ!」
材木座お得意の水の生活魔法、莫大な魔力のおかげで物凄い量の水が発生し火トカゲを押し流す
「相変わらず凄いけど今のブツブツ言ってたの何?」
「詠唱破棄が出来たのでオリジナルの詠唱を付けたのよ!元ネタはFF5の・・・」
材木座が自慢げに解説するのだが
「そういうのは後で聞いてあげますから!今はそんな暇無いのでちゃっちゃとやりましょう!」
と肩に乗ってる一色から髪の毛を引っ張られる
「イデデデ!もう分かったなりよ・・・」
水浸しになった道をひた走る材木座達
「ストップ!ちょっと待ってください、なんか義輝先輩の親戚みたいのが走ってきますよ!」
オークの群れが棍棒片手にこちらに向かってきている
「ぐぬぬ、我はあんなに不細工ではない!」
「義輝!魔族のとこでやった落とし穴、あれやれない?」
「ちょっと遠いでござるし誘導しないと・・・」
「んじゃあたしがおとりになる、頼むよ!」
と川崎は一人オークの群れへ
「沙希先輩は義輝先輩の事すっごく信用してるんですから裏切らないでくださいね?」
「む・・・ぐ・・・」
一人でオークの群れに突っ込む川崎、先頭のオークの鼻先を回し蹴りで一閃
「ブヒー!!!」
オークの首は一回転してそのまま吹っ飛んだ。
材木座の度重なる魔法特訓のおかげで一色も川崎も魔力が莫大に増加、レベルは100程度であるが魔力ステータスの値だけが既に300万は超えている為、それに続くスキルも異常なほど上昇しているのだ。
因みに比企谷達のレベルは200前後でようやくステータスは300万ぐらいである。
「ブタ共!かかってきな!」
さらに十数匹のオークが叫びながら川崎めがけて走ってくる
「いかん!このままでは沙希殿が『んほぉ』展開になってしまう!」
「よくわかりませんが・・・沙希先輩こっちに逃げてください!」
噴水がある広場へとオークたちを誘導、オークたちは川崎を取り囲む
「沙希殿!その噴水の上に退避である!いでよ!ブラックホール!」
材木座がパチンと指をならすと一瞬で広場の地面は消滅し大穴が空く、噴水は倒壊して水が噴出、川崎はレビテーションで上空に離脱
「アイスストーム!」
一色が魔法を唱えると噴出した水ごとオークは氷結してしまった。
「いろは、ありがと、義輝!いくよ!」
レビテーションから着地した川崎はさっそく走り出した
「ワームホールじゃなかったんですか?」
「ブラックホールの方が強そうであろう?」
「そうですかねー?」
「どっちでもいいから行くよ!」
一色と材木座はワイワイ言い合いしながら比企谷の元へとひた走る。
もう少しというところで今度はゴブリンの大群である。
「ったく!こんな雑魚!」
川崎はゴブリンの群れに飛び込み一体ずつ蹴り飛ばしていく。
「あー!だ、駄目でござるよ!ゴブリンを甘く見ると!沙希殿!戻ってくるのだ!」
「は?何でですか?あんな弱っちいの全然平気じゃないですかー、わたしも手伝いますね」
と材木座の肩から降りようとする一色、だが材木座はその足をぐっとつかむと
「我は知っておる!数の暴力というものをゴブリンスレーヤーで学習済みであるからして!逃げるでござる!」
「は?・・・だから・・・」
と一色が文句を言おうとしたときである
「ちょっと!こいつら!離せ!」
初めは優勢だった川崎だが、次々と飛び掛かるゴブリンに対処が出来なくなり体にどんどんまとわりついてくる
「っぐ!このままでは沙希殿が孕み袋に!」
「なんだかわからないですがその言葉物凄く嫌な感じですね」
「ちょっとこいつら!やめろ!」
必死に振りほどこうとする川崎だがゴブリンは容赦なく攻めてくる
「こうなったらアレをやるか!沙希殿!動くで出ないぞ!」
両手を突き出した材木座はそのままゴブリンの群れに突っ込む
「秘儀!神砂嵐!」
材木座の両手から水平に竜巻が発生、川崎にまとわりついていたゴブリンは巻き込まれて吹き飛んでいった
「ワムウ!」
両手を広げてポーズを取る材木座、無論一色はその間ずっと材木座に肩車をしているので傍から見ると大変おかしい
「助かったけど、なにやってんの・・・」
「わたしが聞きたいですよ!」
そうこうしている間に材木座達は無数のゴブリンに取り囲まれてしまった。
「ちょっとやばいですよ!義輝先輩!」
「うむ、今気を溜めておるワイ!もう少しマテ、ムゥー!!!」
その間もじりじりとゴブリン達は間合いを詰めてくる、もう少しで飛び掛かってくるというところで材木座は叫ぶ。
「ファイナルモード!渾楔颯!」
材木座が拳を突き上げ叫ぶと周囲に物凄い風の流れが発生、突き上げた拳に向かって風が巻きあがる
「ちょっちょっと!義輝先輩!吹き飛ばされちゃいますよー!」
必死に材木座の頭にしがみ付く一色
「か、体が持ち上がる!」
川崎も材木座の体にしがみ付き巻き起こる風に必死に耐える
周囲のゴブリンと瓦礫の山は天高く吸い上げられてしまった。
「なんなんですか・・・」
「ワムウ!」
とまたポーズを取る材木座
「・・・とりあえず片付いたからいこうか?」
と移動しようとしたその時、川崎の目の前に瓦礫の塊が落ちてくる
「ひゃ!・・・これってもしかして・・・」
上を見上げると上空に吸い上げられた瓦礫が次々と落下してくる
「ちょっと!やばくない!?」
「こ、こんなはずでは!いろはす!防御!防御魔法張って!早く」
「義輝先輩が調子こくからじゃないですか・・・んもう・・・」
と一色は防御魔法を傘の様に展開
「ちとせまいな・・・なれば仕方ないのう」
材木座はひょいと川崎を持ち上げるとそのまま抱きかかえた
「ちょっちょっと!」
「あー沙希先輩ばっかりずるいですー」
「なんぞ?お主も我に抱かれたいと?」
「・・・その言い方誤解を生むのでやめてくれない?」
「んもーいいですよーほら義輝先輩!あっち!葉山先輩たちはあっちです!早くいきましょう!」
と材木座の髪の毛を引っ張り方向を指示する一色
「イデデ・・・んもう!禿るではないか!」
その間にも先ほど吸い上げられた瓦礫とゴブリンの死体は次々と落下してくる
「うひゃぁ!ちょっと!また近くに落ちてきた!は、はやく!危ないから!」
材木座の腕の中で川崎は若干おびえた様子
「なれば二人とも捕まっておれ!我の華麗な十傑走りをとくと見るがよい!」
材木座は前に川崎上に一色の状態で上半身を固定したまま走り出す。
「は、はやい!」
川崎はぐっと材木座の首にしがみ付く、景色があっという間に流れていき、その間も一色は方向を指示することを忘れない。
そしてとうとう比企谷達をとり囲んでいる魔物の群れに遭遇、材木座は魔物の群れを一足飛びに飛び越し到着したのだった。
「我!参上!」
着地した所には魔物を追い払っている葉山がいた。
「あっ!葉山先輩!久しぶりですぅ!」
「いろは!材木座君!ってなんだその格好?」
一色を肩車して川崎を抱き上げ着地した時の妙なポーズをとっている材木座、どうみても奇妙である。
「あ!いろは先輩も来てたんですか!?沙希先輩も・・・って三人とも何やってんですか?!」
驚く小町
「とりあえず私たちのことよりもお米ちゃん、今の状況を簡潔に教えて」
「はい!あのでっかい怪物はアル・バイターって言って陽乃さんと敵のブラック将軍が乗っています。んで雪乃さんに触手襲ってきて、結衣さんが代わりに食べられちゃって、おにいちゃん達が頑張ってるんだけど全然助けられなくて・・・」
一色と川崎を降ろすと材木座は比企谷の元へ
「・・・っくアルバイトを操るブラック企業とは異世界も地獄であるな・・・なんとか助けられるとよいのだが・・・」
比企谷の後ろで立ち尽くす材木座だったが二人の会話を聞いて驚愕する
『ヒッキーといっぱいエッチしちゃったから・・・』
「は?」
『・・・ゆきのんとも小町ちゃんともさいちゃんともみんなと裸でエッチなことするなんて・・・』
「マテマテ」
「由比ヶ浜ー!!」
先ほどの会話を聞き泣き崩れる比企谷に材木座は同情の気持ちが吹き飛んでしまった。
「・・・こやつら、我が死ぬような思いをしていたのに、その間ハーレム?エッチしまくりだと?なんで我じゃなくて八幡?うらやまけしからん!!」
材木座は大剣を抜くと
「見下げ果てたぞ八幡!」
「・・・材木座・・・」
「だらしねえ貴様は引っ込んでおれ!歪みねぇ我に任せよ!」
と触手に向かい大剣を後ろ手に構える
「おい!何するつもりだ!」
「やめて!由比ヶ浜さんが中にいるのよ!」
「いろはす!沙希殿!二人を抑えてくれぬか!」
「分かった、ほら、あんたら落ち着いて?」
「先輩も雪乃先輩も落ち着いてください!」
「落ち着いてられないわ!あの中には!」
「あいつなにするつもりなんだ!離してくれ!」
暴れる二人を押さえつける一色と川崎
そんな騒ぎをよそに材木座は由比ヶ浜が捕えれた触手の膨らんでいるとこをしばらく睨みつける
「精神統一明鏡止水!・・・ム!見えた!秘技!真!通し!」
材木座は大剣を軽々と振り回し由比ヶ浜を飲み込んでいる触手に水平に切りかかる
「斬!」
一瞬の後、由比ヶ浜を飲み込んだ触手は水平に切断され切り口からは紫色の液体が飛び散った。
「お、おまえ・・・なんてことを・・・由比ヶ浜が中にいたんだぞ!」
川崎の拘束を無理やり解いた比企谷は材木座に食ってかかる
襟首を捕まれた材木座はすっと紫色の体液でぐしょぐしょになった触手を指さした。
「あ、あれー?なんか明るいんだけど?あれ?外?ヒッキー?ゆきのん?」
切断した隙間から由比ヶ浜が這い出してきた
「由比ヶ浜さん!」
抱きつく雪ノ下
「あはは、あたしなんか生きてる・・・」
「材木座、一体・・・?」
状況が把握できない比企谷を材木座は引きはがすと
「なあ八幡よ」
鈍い音がして比企谷は吹っ飛んだ。
材木座が比企谷の顔面を殴ったのだ
「いってぇ・・・材木座、なにすんだ!」
「黙れ小僧!、以前雪ノ下殿にどう告白したか聞いたことあったよなぁ」
雪ノ下に告白したことを一人だけ知らされなかった材木座は、全てが終わった後、根掘り葉掘り聞いていたのだ。
無論比企谷が他の人に話していない内容も全てである
「そ、それがなんだよ・・・」
「貴様、手放したら二度と掴めないとかなんとかいって雪ノ下殿を無理やり引き止めて人生を上げるだのくれだの言ったんだよなぁ!?由比ヶ浜殿は手放していいのか?」
「い、いやそれとこれとは・・・」
「だまらっしゃい!貴様は雪ノ下殿がいればそれでよいのか?もう由比ヶ浜殿は用済みだと?」
「てめぇ・・・言い方ってもんがあるだろ・・・」
「財津君、それ以上言うと・・・」
比企谷も雪ノ下も怒り心頭だ
「ふん!その結果が今であろう!我が来なかったら由比ヶ浜殿は食われてた!違うか!」
「・・・すまん・・・そんなつもりは・・・」
「失いたくなければしっかり手を握っておけ」
「すまん材木座」
「財津君ごめんなさい」
「中二、助けてくれてありがとう」
「ウム、八幡よ、済まないと思うのであれば今度なりたけを我がもういいと言うまでおごるがよい、それでチャラにしてくれる」
材木座は後ろを振り返り
「・・・いろはす、沙希殿、行くぞ、あの化け物を倒す」
「は、はい!」
「え、あ、う、うん」
二人を連れてアル・バイターへと向かう材木座
「凄いですね義輝先輩、先輩にあそこまでビシッというなんて見直しました。でもなんか無理ありませんか?」
「あんた、言う時はいうんだね。でもなんか言いがかりっぽくない?」
感心するがちょっと解せない二人
「よいか!八幡の奴は雪ノ下殿と由比ヶ浜殿は元より妹君と戸塚殿とまでエロエロなことしておったのだぞ!?信じられるか?なにそれ?どんなエロゲよ?お主等の言うように言いがかりだ!殴るための口実よ!一度ぶん殴らんと気がすまぬわ!」
「・・・はぁーそんなこったろうとおもってましたよ」
「それにああいっとけばあやつは責任感じて雪ノ下殿と別れるやもしれぬ、グフフざまぁみやがれ!」
「あんたって本当に・・・」
二人が呆れていると頭上から声がする
「これは面白い余興を見せてもらった!中身を切らず触手だけを切るとは実にあっぱれだ、是非君を研究してみたいものだ!」
「なんだあれ、誰?ブラック将軍とか言う奴?」
「なんかえらそ、ちょっとムカつくね、殴ってこようか?」
「ちょっと待ってください、見覚えがある人もいますよ?あの人が雪乃さんのお姉さんじゃないですか?」
よく見ると確かに見覚えのある顔
「やれ!陽乃、あいつも食ってしまえ!」
多数の触手が材木座に向かって飛んでいく
「だれであろうとやることは変わらぬ!ゆけぇい!フィンファンネル!」
材木座が叫ぶと瓦礫となっていた石や岩がアル・バイターへ向かって飛んでいき、触手に次々と命中し撃墜していく
「次はあたしだね」
川崎は走りだし、レビテーションを応用した壁走りでアル・バイターの足から胴体へと垂直に走りながら登っていく。
「ちょっと眠ってもらうよ?」
あっという間に頭頂部へ到達、そのままブラック将軍の目の前に飛び出すと回し蹴りをするが
「陽乃ぉぉ!」
川崎が飛び出したとたん将軍が叫ぶと楊乃が将軍を掴みその場から姿を消した。
制御を失ったアル・バイターは迷走し始め触手を振り回し建物を破壊しはじめる
「ちっ!逃げられた!」
「沙希殿!戻られよ!いろはす!」
「はいはーい、追跡スキル発動っと・・・お城に向かってますねー」
「うむ!では八幡よ!」
「な、なんだよ・・・」
「葉山殿と城へ向かえ、ここは我らと兵士達でどうにかする!」
「で、でも・・・」
「はやくいけぇい!!!」
比企谷、葉山達は陽乃とブラック将軍を追いかけ城へと向かう
「義輝先輩大丈夫なんですか?」
「・・・・どうしよう、ついかっこつけて言っちゃった・・・」
「またあんたは」
「しょうがないですね、ちゃんと責任取ってくださいね」
二人ともまたか、やれやれといった感じ
「と、とりあえず兵士たちに回復と能力上昇の魔法をかけて周囲の魔物の露払いであるな」
先ほどから四方を魔物に囲まれているのだ、葉山達がいたからどうにか士気を保っていた兵士も流石に疲労の色が出ている
「はいはーい、では皆さんにーいろはちゃんが素敵な魔法をかけてあげますよー、全員回復と能力上昇!」
一色も魔力が凄まじいレベルに達している為一瞬のうちに兵士たち全員の傷は癒え力が全身にみなぎってくる
「おお!素晴らしい!しかしあなた方、見慣れない方ですが?」
兵士の疑問も最もだ、川崎と一色はこれからという時に城を追い出され、材木座も一部の人としか接触してないので誰も存在を知らないのである。
「なに、ただの八幡の盟友にして相棒よ!」
ばさっとマントを翻す材木座
「皆の物!我があのアル・バイターとかいう化け物の相手をするから雑魚共の露払いを頼むでござる!」
大剣を掲げる材木座、兵士たちの士気も上がり四方から押し寄せてくる魔物を押し返し始めた。
「さて、ではアレをどうするか」
「さっき魔法使ってみましたけど弾き返されますねー」
巨大生物アル・バイターには魔法防御が常時発動しているため並みの魔法では効果が無い
「沙希殿がバーンと殴ってみてはどうか?」
「さっきあれをかけ上って分かったけど触手が邪魔すぎ、下手したら取り込まれる」
「フム、沙希殿が触手攻めか・・・アへ顔ダブルピースであるな」
「なに言ってるんですか変態ですかそういう特殊プレイじゃなくてやる時はもっと普通に優しくお願いできませんかごめんなさい!」
「何故お主が怒鳴るのだ・・・」
「いろはのことは置いといて、義輝、前にやった点火の魔法を細くするアレはどう?」
特訓の際にイグニッションの魔法を収束し放つアレである、シ〇ゴジラの吐く炎のようになるアレであった。
「効くのか?まあやってみるか」
と材木座はイグニッションの魔法を発動
「細く・・・小さく・・・」
白かった炎は徐々に収束し始めどんどん長くなっていく
「もっと細く・・・」
やがてピーという甲高い音と青く収束されたビーム状になる炎
「義輝先輩やっちゃってください!」
材木座がすっとビームをアル・バイターに向ける
「あ・・・」
一瞬のうちにアル・バイターの首が切断、爆散した。
そのまま手を動かすと胴体がバラバラに切断され爆散、見る影も無くなりボロボロに崩れていくアル・バイター
「やっぱり・・・すごいじゃん義輝、この調子で飛んでるドラゴンもやれるんじゃない?」
ウンウンと納得している川崎
材木座はそのまま空を撫でるようにビームを一閃すると炎を吐いていたドラゴンが次々と爆散
「あードラゴンが吹っ飛んでますね、空飛んでぐるっとやれば全滅出来るんじゃないですか?」
「賢いぞいろはす!よし、我が魔法を放つからドラゴンの方向を教えるのだ!沙希殿は見張りと援護を頼む」
と一旦魔法を止めて空を飛ぶ三人、だが三人とも興奮して忘れていた、空で材木座がイグニッションの魔法を使うとどうなるかを
「ムフフ、今度は両手でやってやる、ローリングバスターライフルを我が使えるとは思っていなかったなりよ!BGMは思春期を殺した少年の翼!お前を殺す!テーレレレーレレレー」
と鼻歌交じりに今度は両手から魔法を放ったその時
「あわわわわ!し、しまった!忘れてた!」
ものすごい勢いで吹っ飛んでいく材木座、そしてそれに巻き込まれる一色と川崎
「ちょ!ちょっと!」
「義輝先輩!何やってんですか」
「忘れておったのだ!注意しないお主等が悪い!」
魔法を止めたが勢いでそのまま飛んでいく材木座達
「義輝!ブレーキ!逆噴射!」
「こうも三人が絡まっていると下手に魔法使ったら丸焼けになるわ!」
そのまま城の方向へと飛んでいく
「やばいですよ、まずいですよお城にぶつかっちゃいます!」
「ちょっと義輝!何とかしてよ!」
「なんとかって!んもう!防御!防御!この際そのまま城の中に突っ込む!」
「それよりみんなでレビテーション使ってバランスとったらどうですか?」
「ごちゃごちゃ言ってないで!あーもう全部!全部やればいいんでしょ!」
ブちぎれる川崎、レビテーションを使うと多少は減速したが三人が絡み合っているので余計にぐるぐると回ってしまう
「駄目だ!ぶつかる!」
「ええい!防御結界!」
城の最上階の屋根を突き破り中へと落下する材木座達、しかし中では比企谷達がピンチに陥っていたのだ。