「ドラゴン退治?」
「うむ、一つの村がドラゴンによりほぼ壊滅されてしまった、あの辺では最大の街であるアルカンタ付近に降り立ったという情報もある、今後被害が広がるかもしれぬとのことで至急討伐隊を編成するよう要請がきておるのだ」
「それで勇者である俺達にドラゴンを退治してほしいということですか?」
「いかにも!」
ここはサンキンガル王国の城内、王座へ集められた比企谷と葉山達は国王からドラゴン退治の依頼を受ける
因みに比企谷と葉山はレベル50、全てのステータスは60万程度まで成長している状態。
雪ノ下達も得意分野に関しては比企谷達をを少し上回る程度で残りのステータスは40万ぐらいと初期に比べるとかなりの成長である。
既に大型モンスター相手でも完勝できるレベルである。
「偵察隊の尽力により、ドラゴンは魔法都市帝国との国境付近の山岳地帯を根城にしていることが分かった」
「遠いですね・・・」
「うむ!勇者隼人殿!八幡殿!引き受けてくれぬか?」
「あー俺は・・・」
「比企谷くん?」
雪ノ下に睨まれる比企谷、渋々承諾する
「う・・・仕方ないっすね・・・」
「流石勇者殿!では出陣である!」
国王は目いっぱいの食料、一個中隊と乗り物を用意、比企谷と葉山達一行はドラゴンの住む山岳地頼に向けて進軍する。
「あーめんどくせぇ、異世界に来ても働くとかマジ働きたくねぇ・・・」
馬車の中で何時も様に愚痴る比企谷であった。
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一方その頃今日も材木座達はギルドの依頼をこなす、今回は依頼内容のレベルアップを目論んでいた。
「義輝先輩、今回の依頼は洞窟の光るキノコ採取ってマジですか、しかもちょっと遠くないですかこれ?野宿とか無理なんですけど」
「大真面目よ!いずれ洞窟に入ることもあろうぞ!その為の練習である!死にたくないのでな!・・・って野宿無理っておぬし今までホントどうやってたの?」
「盗賊団にいた時洞窟に潜むこと会ったけど慣れないと危険、あたしも野宿は正直勘弁だけどそれも慣れだよ」
川崎が珍しく材木座に同意するのでしぶしぶ了解する一色
「沙希先輩が言うなら仕方ないですね、あ、荷物は全部義輝先輩のアイテムボックスにお願いしますね?」
「ゆるキャン始動なり!いろはす!我のキャンプスキルを刮目して見ることだな!」
「へいへい、あといろはすやめろ」
「ほら、騒いでないでさっさといくよ」
というわけで装備を整え洞窟へと向かう材木座一行、馬を借り一泊二日、そして二日目の朝、キャンプで目覚めた材木座達はそのまま洞窟へと向かうのだった。
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材木座達がキャンプを出発したころには比企谷達は目的地の山岳地帯へと到着していた。
「マジこの山登るの?マジで?」
歩くのも嫌そうな比企谷に呆れた様子でさっさと進んでいく葉山
「・・・いくぞ」
「ヒッキー!置いてくよ!」
みんなは続々と山へ入っていく
「うへぇマジかよ・・・」
比企谷も諦めて山を登る、しかし彼らのステータスは常人の遥か上を行く為登る速度も半端ではない、そしてあっという間に山を登ると頂上付近にてドラゴンと対峙することになったのだ。
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「沙希先輩があんなにキャンプが得意なんて思わなかったです!本当になんでも出来ますね!」
「いや、盗賊団にいた時は日常茶飯事だったしさ・・・」
一色に褒められて照れる川崎
「それに比べて義輝先輩は・・・」
材木座は一色を見返そうと張り切りすぎてしまいテントを組み立てれば破壊したり火を起こそうと魔法を使えば大地を溶かしといつもの駄目な暴走っぷりっで結局いいとこまるでなしだったのだ。
「ぐすん・・・我だって一人で一か月ぐらい山ごもりしてたもん、本当だもん・・・」
「確かにあんた、結構使い込んでる道具持ってたしね、あたしは信じるよ」
「紗希殿!」
感激のあまり抱きつこうとする材木座だが川崎に一蹴
「だからどさくさ紛れにセクハラすな!」
自分のテントを破壊してしまった材木座は無論一色と川崎のテントには入れてもらえなかったので一人外で寝ていたのだった。
そんなこんなで洞窟手前に到着、ふと材木座は遠目に見える山岳地帯を眺める。
「義輝?どうしたの?」
「うむ・・・あの山岳地帯からなにやら邪悪な気配がな・・・」
材木座は魔力の強さのせいもあり相当離れているにも関わらずスカウトスキルで比企谷達が戦っているドラゴンの気配を微弱ながら察知していた。
しかしドラゴンは比企谷達に殺気を向けているため材木座が感じる気配は微弱すぎて気のせいかと思うレベル。
そしていつもの中二病っぷりを見ている二人はまた始まったと溜息をつく
「きっとあの山には邪悪なドラゴンが住んでいるに相違ない!我が山ごと葬ってくれる」
そう言うと両手を挙げて叫ぶ
「メテオ!」
その様子をまた始まったと呆れ顔の二人
「あんた今度はどんな設定?」
「さっさと洞窟入って依頼おわしちゃいましょうよー」
「んもう、ちょっとだけだし乗ってくれてもいいではないか・・・だってあの山とんがっていてなんかこうボキッと折りたくならない?」
そういうとまたも材木座は叫ぶ
「メテオ!コメット!クェーサー!、ええとあと・・・うむ!一色殿!沙希殿!パワーをメテオに!」
「ならないのでさっさと行きましょう!」
イライラし始める一色
「そこは『いいですとも!』であろう!さあもう一度!パワーをメテオに!」
まるで聞いていない材木座、もう一色の毒舌に慣れてしまいどこ吹く風である。
「いろは、さっさと終わらせよう?すぐ終わるっぽいし」
ため息交じりの川崎。
「パワーをメテオに!」
「いいですともー」
「いいです、とも?」
「必殺!トリプルメテオ!」
「・・・・・・・なにも起きませんね、さあさっさと行きますよ?あとその背中のでっかい剣は捨ててってくださいね?」
「っく!良かったな今魔力が足りないみたいだ!」
「アホな事行ってないで行くよ、あと洞窟ではこの剣が有効だーとか短いの買ってなかった?」
「うむ!ゴブリ〇スレーヤーで見たからのう!狭い洞窟で長物は自殺行為よ!このような短い剣!これでゴブリン共を一網打尽よ!」
「ゴブリンはいない、今回の目的は光るキノコの採取、さっさと行く!」
「うう・・・乗ってくれても・・・」
川崎に小突かれ一色に荷物持ちにされた材木たちは洞窟へと入っていった。
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一方材木座達が見ていたトンガリ山では
「っく!こんなにつぇぇなんてきいてねぇーぞ!葉山!」
「俺は何も言ってない!比企谷!もう一回切りつけろ!」
「隼人君!俺もやるっしょ!」
比企谷達はレッドドラゴン相手にかなり苦戦を強いられていた
「八幡!目を狙ったら!」
「いいアイディアだ戸塚ぁ!」
「比企谷くん!私が足止めするわ!アイスストーム!」
ドラゴンの体に氷がまとわりつき動きが緩慢になる
「俺っちがやるっしょ!ヒキタニくんはアシストよろしくっしょ!」
戸部が強引に割り込んでくるとジャンプして目に槍を深々と突き刺す。
ドラゴンの激しい咆哮、大きく羽ばたき逃げようとする
「逃げ出さないように翼を潰せ!」
「ヒッキー任せて!ウィンドカッター!!」
「八幡!危ないよ!ストーンバレット!!」
戸塚と由比ヶ浜が魔法を放つと今度はドラゴンの翼はずたずたに裂け飛行は不可能な状態へと追いやられた。
しかしドラゴンは諦めず反撃
「ブレスがくる!ファイアーウォール!」
三浦が炎の壁を作りブレスを無効化する。
全ての手段を封じられたドラゴン、しかしそろそろ体にまとわりついた氷が溶けかかっている。
ドラゴンは力だけでも相当なもの、暴れだしたら手が付けられない
「動き出す前にもう一息!比企谷!行くぞ!!」
「攻撃強化!はやはちよ!もっと固く!太く!長く!」
「へいへい、分かっていますよーって、何が固くて太くて長くなるんですかね・・・」
葉山はドラゴンに飛び掛かるともう片方の目をつぶし比企谷は喉元に深々と剣を突き立てるとドラゴンは力尽きたように倒れた。
「やったのか?」
「おい葉山、それ失敗フラグだぞ?」
「やっぱはやはちコンビは最強よねー」
「はい、皆さん!一旦回復しましょう!ヒーリング・・・ってあれ?お兄ちゃんなんかドラゴンの色おかしくない?」
皆が振り返ると真っ赤だったドラゴンの体には無数の黒い斑点が現れ次第にその斑点は大きくなりドラゴンの体を黒く染めあげていく。
「ちょっとこれまずくない?逃げたほうが・・・おい!葉山!」
葉山は再度止めを刺そうとドラゴンに向かって剣を抜き走り出すが全ては遅かった。
漆黒に染まったレッドドラゴンはより上位の存在のブラックドラゴンへと変化し二本足で立ち上がり天に向かって咆哮を上げる
「くそ!間に合わなかった!」
「ヒッキーなんかあっちこっちから飛んできてる・・・」
「おいおい、こいつ仲間呼びやがった!」
目の前のブラックドラゴンの他に十数匹のドラゴンがあちらこちらに降り立ちこちらを威嚇している。
「すまん、雪ノ下、ここまでかもしれん」
「ふふ、比企谷くん?私はあなたのパートナーよ?それにあなたの人生を貰ったんですもの、謝ることはないわ」
「あーもう!こんなことになるんだったらヒッキーにバージン上げたかったし!今だから言うけどあたしヒッキーの事今もめっちゃ大好きだからね!マジ愛してる!ゆきのんの事もめっちゃ大好き!ゆきのんラブ!二人とも大好き!」
「お兄ちゃん、小町もお兄ちゃんの事大好きだよ!生まれ変わったら彼女にしてね!あ!今の小町的にポイント高い!」
「八幡、僕も八幡の事大好きだよ!どこまでも一緒!そうだよね?」
「悪いな優美子、戸部、姫菜」
「ズっ友って言ったっしょ!」
「いいって隼人!それより海老名!こいつの告白受けとけ!」
「ナハハハ・・とべっち今までゴメンね、うん、いいよ!とべっち付き合おうか!」
「マジ!隼人君!俺今最高の気分っしょ!ぜってぇ負けねぇよ!一人二匹倒せばいけるって!楽勝!」
皆はお互い最後の言葉を交わすと決意を固める。
しかしその時、空から轟音とまばゆい光、そして激しい衝撃が起きたと思うと
「おい・・・アレの首どこいった?」
目の前で立ち上がっていたはずのドラゴンの首が消滅し、体が崩れ落ちるように倒れてくる。
「一体何が・・・」
唖然とする葉山だが、他のドラゴンたちがこちらの背後を見ながら騒ぎだした。
「比企谷くん、あれなにかしら?」
皆が振り返ると空に輝く無数の光、それが轟音をたてながらどんどん大きくなる。
材木座の唱えていたメテオ、実は発動していたのだ、しかし宇宙空間に浮いている隕石を引き寄せ落下させるまでは時間がかかる。
それだけのことだったのだ。
ドラゴンが逃げ出そうと羽ばたき飛び上がるがそれより早く隕石は次々と落下、逃げ出そうとするドラゴンの翼に穴をあけ、胴体を吹き飛ばし、抵抗しようとブレスを吐くドラゴンにも無常に降り注ぐ、悲鳴を上げながらなすすべもなく次々と屠られて行くブラックドラゴンの群れ、しかし隕石落下による山の被害も尋常ではない
「まずい!山が崩れる!全員固まって防御魔法を張れ」
隕石落下の衝撃と飛び散る瓦礫でまともに歩くのも困難な状態だ。
固まって防御魔法を展開し隕石落下の衝撃に耐える9人。
しばらくはその状態が続くこととなる。
~~~~~~
隕石が降り注ぐ少し前
「義輝先輩疲れましたー足痛いですー」
洞窟の中に入っていく三人、こちらもどんどん洞窟の奥に入っていくのだが途中で一色がしゃがみこんで不満をもらしはじめた。
「そんなおしゃれサンダルみたいなもん履いてるからであろう」
「えーこれかわいいじゃないですかー」
「なんでおぬし我より体力あるはずなのに疲れてるの?」
「これはまた違うんですー」
材木座はやれやれと言った表情で一色の前で後ろ向きにしゃがみこむ
「ほれ、背負ってやるからいくぞ」
「え?なんですかそれ、普段役に立たないと思わせといていざという時は男らしさをアピール、そこにときめかせて一気にものにしようとしてるんですか、先輩だったらいつでもオッケーですけど義輝先輩にはそういうの感じないんで勘弁してくださいごめんなさい」
早口でまくし立てる一色に呆れ顔の材木座
「魔物が出てきたら沙希殿に対処してもらわんといかんし、一色殿には盗賊スキルでキノコの位置やワナの位置を察知してもらわんといかん、我一人だと死んでしまうのからなのだが」
「・・・結局それですか」
「保身に走らんと死んでしまうであろう、ほれ、早くせい」
結局一色は材木座におんぶされて洞窟の奥へ
「あ!これがその光るキノコじゃないですか?」
「よし、どんどん見つけるよ!」
一色が材木座の背中から指示して洞窟内をあちらこちらへと移動する
「なんか聞こえない?」
川崎が足を止めて耳を澄ます
その時丁度隕石群がブラックドラゴンの群れに降り注いでいる時だった。
「なんかどんどんっていう振動音が聞こえますね・・・」
「もしや地震では!?我生き埋めとか嫌なんですけど!」
と逃げ出そうとする材木座の髪を背中から引っ張る一色
「ちょっと義輝先輩!これ地震とかじゃないですよ!なんか上の方からきこえますもん」
「そうみたいだね、崖崩れかなんかじゃないの?ほら!もっと探すよ!」
「いででで!んもう、禿たらどうするのだ!」
二人に言われてキノコ探しに再び没頭するのだが
「うわ!ちょっとなんか角の生えた赤いカエルみたいなのがいっぱいいるのだが!なんかキバみたいなのも生えてるし尻尾もあるし!なにこれ!沙希殿!助けて!」
材木座が歩いていると岩の陰からどんどん出てくる
「ああ、こいつら火トカゲだよ、洞窟に入るとたまに出てくるね、多分上の振動にびびってでてきたんじゃないの?火はいたりするからほっとくと厄介だね、経験値稼ぎにいいんじゃない?」
と川崎は火トカゲを一蹴して倒す
「あーほんとですー動き遅いからよさそうですね」
と一色も材木座の背中から降りて洞窟用の短いモーニングスターで撲殺してく
「うゎーお主等たくましいというかすごいのう・・・」
「ほら!ぼーっとしてないでそのゴブリンなんとかの剣ってやつであんたも手伝って!こいつら仲間呼んで厄介なんだから!」
材木座もショートソードで切りつける、一人一殺、ウサギ狩りとにたようなものではあるが次々と仲間を呼ぶのできりがない。
火トカゲはゲロゲロと鳴くとさらに奥からどんどんやってくる
「んもう!きりがないのう!魔法で片づけぬか?」
「炎の魔法には耐性あるから気をつけて!」
と川崎、だが材木座の魔力ならその辺のモンスターの炎耐性なんて簡単に突破できてしまうが本人はそれに気がつかず
「ウム!では我お得意の魔法と行くか!ストーンバレット!ゆけ!ファンネル達よ!」
材木座は指をパチンととならすと魔法を発動させる
「ちょっと!石のサイズ大きすぎなんですけど!」
「いろは!危ない!」
川崎は一色を抱き止めると地面に伏せた。
材木座は小石を飛ばすつもりだったのだが勢い余って洞窟内の岩石が飛んでくる。
「ヒィィ!ストップなりよー!」
火トカゲがいた辺りは岩で埋まり辛うじて逃げたした個体もぐちゃぐちゃにつぶれてしまった。
「あんたやりすぎ、もうちょっと魔法セーブできないの?」
「ぐぬぬぬぬ・・・」
「まーいーじゃないですか、キノコも採取できましたし、帰りましょう!はい!義輝先輩しゃがんでください!」
「・・・一応聞くが何故に?」
「義輝先輩はこんなか弱い女の子をまた歩かせる気ですか?」
「・・・なんで!我の回りはハーレムにならんのだ!こんな女子ばかり!」
「義輝うっさい」
なんだかんだで一色をおぶって外まで連れて行く材木座
「わー義輝先輩って背中が大きくて素敵ですぅーらっくちーん!」
「沙希殿!こやつを洞窟の谷底に放り投げても良いだろうか?」
「まったく・・・好きにしたら?」
「えー沙希先輩ひどいですー・・・ちょっと義輝先輩!なにマジに谷底に向かってるんですか!」
「イデデデデ!髪を引っ張るな!」
結局材木座は一色を背負った状態で洞窟の外にでることになってしまった。
「んーやっぱり外の方がいいですねー、洞窟の中は歩きにくいし息苦しいしで勘弁ですよね?」
「おぬしは我におぶさってただけだけであろう・・・ってあれ?」
洞窟に入るときに見た山岳地帯が今見ると形が変わっている
「あの山あんなんだっけ?もっとこう尖ってたような?なんか煙?みたいなのもあがってるみたいだし?」
「そうですかー?ちょっとした山火事ですよ」
「いろはの言う通り、仮にあの山の形変わってからといってうちらに関係ある?」
「う・・・うむ、そうかのう?なんか尖ってる部分がボッキり折れてしまったように見えるのだが?もしや我のメテオが炸裂して!」
その予想は正しいのだがそこは一色と川崎、いつものが始まったと溜息
「そんなことより、ステータス見てみなよ、なんだかずいぶんとレベル上がってるよ?こっちの方が問題じゃないの?」
川崎に言われステータスチェックをする材木座確かにレベルが異様に上がっているのに気が付いた
「あれ?なんかレベルが80ぐらいまで上がっているのだが?」
「ほんとだ、わたしもそのぐらいありますねー?なんか力や魔力の値も100万ぐらいあるんですけど・・・」
「っく!なんで!我のステータスは5.34+13となってるぞ!合わせて21ぐらいしかないではないか!」
実際の所5.34e+13ステータス値は500兆とバカげた数値になっているのだがそこには気が付かない材木座、しかし見慣れぬスキルが付与されているの気が付く
「くそ!・・・ん?何このスキル?竜殺し?」
「わたしにもありますね・・・えーっと?竜の力により力が上昇するレアスキル、竜を倒しその力を手に入れた者の証、竜を倒し続ければスキルアップって書いてありますね・・・竜なんて倒しましたっけ?」
洞窟に入る前に材木座が唱えたメテオだが、最後に全員で魔力を合わせて唱えた為全員でブラックドラゴンの群れを倒したことになっていたのだ。
しかしそんなことには全く気が付かない材木座達
「あっそういや、確か火トカゲってレッドドラゴンの末裔なんて盗賊連中から聞いたことあったような気がする」
「それだ!あんだけ虐殺したからのう!多分それでレベルがあったのやもしれぬ!」
「??そうですかねー??」
「自分で言っといてなんだけどなんか違うような?」
川崎も一色もイマイチ納得いかない様子だったが考えるのが面倒になったのでまあいいかと諦め顔
「まっ考えても分らないですしいいですか!でも義輝先輩未だに二桁なんですね、ップ、ステータス二桁って」
「ぐぞー!誰がお主を背負ってやったと思っておるのだ!」
「義輝先輩?こんなかわいい後輩をおんぶ出来たんですから感謝してくださいね?」
「うわーん、結局利用されただけの都合のいい男ではないか!沙希殿ー!」
川崎に飛びつこうとする材木座だったがすんでの所で顔面を掴まれて阻止
「だからくっ付くなって!マジで殴るよ!」
「イデデデ、顔が潰れる・・・し、死ぬでござる」
ともあれ洞窟の依頼を完了、とりあえずキャンプ地点へと戻ることにする材木座一行だった。