「新年、あけましておめでとうございます。2021年もよろしくお願いします。」
「夢君、顔堅いよ。 今年もよろしくね。」
今日は小波家の初詣にお邪魔させてもらっている。 夢としては、初詣は初めてだ。
ケルスとコロクは肩がげのバックの中で、居てもらってる。
前世の世界だと、流行りの病気で出来て無かったね。
「夢君、その恰好って・・・」
「・・・不思議の国のアリス。」
これは、神楽が不思議の国のアリスにはまってた時のコスプレ。
「「「・・・」」」
男の子用の晴れ着が家には、無いからマシなの選んだつもり。
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『え~らい、人がおるな~~』
ケルスの言う通り、新年ではないけどこの神社には、初詣の参拝客で賑わっている。
「この街の人達は特にね。 この神社には【
この街は、都会とも田舎とも言えない中途半端な街だ。
都会の便利さと田舎の人付き合いが合わさった街。
その為、伝書を大切にしている家庭が多いのだ。
『風福?』
「私も、知らない。」
コロクの言葉に、小波先輩も乗って来た。
「漢字の通り、福を風に乗せて送ってくれる神様。」
しばらく並ぶようだし、説明できるところまで説明してみる。
「この街【
山に囲われ外との関りが極端に少なく、作物もまともに育たない土地でした。
常に餓死と隣り合わせだった集落はある日、強風に襲われました。
強風が過ぎ去った後には、米袋や服などが置いてありました。
その日を境に、強風は何度も吹き、集落に富を与え続けました。
人日は富を運ぶ強風を神の遣わしたものと信じ、いつしか風福様と崇め始めました。
風福様は、集落が自立できるその時まで富を与え続けましたとさ。
その事を忘れないため、人々は風福様が富を置いていた場所を、祀り場としました。
その場所が此処、【
ふ~、久々に、こんなに喋ったな。
パチパチパチ!!
どうやら、小波先輩以外も話を聞いていたようだった。 子供・大人関係無しに拍手をしている。
・・・注目されるの嫌い。
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あの後御参りして、現在小波先輩の部屋にお邪魔している。
『あ~・・・ やっと、外に出れた!』
バックの中の中から出てきた、ケルスが伸び伸びとしているのを横目に、
小波先輩と僕は机の上に立っている、コロクに注目する。
『ほんとに、良いんだな?』
「うん。夢君のしてる事、少しでも手伝いたいから。」
『分かった。』
「それで、コロクは何を調べてたの?」
『こっちの世界に流れ込んだ、ソルト結晶の個数の調査だ。』
「ねぇ、そもそも、ソルト結晶って何なの?」
確かに、ソルト結晶については僕も知らないことだらけだ。
今までは、人を怪人に変える物体って認証でやって来ていたし・・・
『ソルト結晶とは、俺達の世界でも危険なオーパーツなんだ。
知的生命体の思いや夢を元に実態を持ち、それを元に暴れだす危険物質。
それを厳重な保管場所に護送中に、テロリストに襲撃され、
護送中の結晶の内、10個が次元を超え、この世界・・・いや、この街に降り注いだ。』
「コロっちが何言ってるか分かる?夢君。」
「まぁ、何となく。」
小学生には難しい話だよ、これ。
『ソルト結晶は、取り込んだ知的生命体と分離すと消滅するだ。
それを可能にするのが、俺や犬っころを造った博士が生み出した人口エネルギー・・・』
「イネインエネルギー。」
『そうだ。そのエネルギーを自由に使いこなせるシステムが、
ソルト結晶の現象を再現した、【ウィッシュシステム】だ!』
『そのシステムのコアとなるのがおいら、同化型守護ガジェット・ケルベロスなんだぜ!』
「お、お~」 パチパチパチ!!
三つの顔をすべてどや顔にしながら、ケルスが言ってくる。
難しい話についていけなくなった、小波先輩が拍手をしている。
『夢、これを。』
コロクがトライデントから光を僕の、手のひらに向けて放つ?
光は僕の手の平で、形を作っていきブラウンのスマホに変わる。
『それは、ソルト結晶が活性化した時に知らせてくれるアイテムになっている。
夢、ウィッシュシステムを使って、命を守護する為に力を貸してくれ。』
「うん。 これからもよろしく。」
難しい話はいったん置いといて、ソルト結晶との戦いは続けようと思う。
だって、今の僕は仮面ライダーの名を名乗っているのだから。
残るソルト結晶は、7個