【旧版】仮面ライダーウィッシュ   作:火野ミライ

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劇場版 仮面ライダーウィッシュ KAMEN RIDER BROKEN
Chapter.1


ー ソルト怪人 ー

 

紫風町に各地にばら撒かれた異世界のS級危険物質【ソルト結晶】が、

人間の願いに共鳴・吸収した姿。 共鳴した願いを元に暴れ、人々を脅かす。

だが、異世界からやって来たのは、恐怖の種だけでは無かった!

 

異世界のオーバーテクノロジーによって作られた、【ウィッシュシステム】。

ウィッシュシステムには、生物とソルト結晶を分離させるシステムが組み込まれていた。

そのシステム、【イネインエネルギー】を使い、人々を守る戦士がいる!

人々は彼を、【仮面ライダーウィッシュ】と呼ぶ!!

 

 

 

 

 

劇場版 仮面ライダーウィッシュ

KAMEN RIDER BROKEN

 

 

 

____________________________________________

 

田舎寄りの街並みが並ぶ、風紫町の正午。

 

『警視庁は連日続けて現れる怪物を、【ソルト怪人】っと発表しました。

 ソルト怪人の特徴は、身体のあちこちに埋め込まれている宝石の様な物があり、人型だと。

 もし発見した方は・・・・』

 

一人の男性がスマホに映るニュースを見ている。その近くでは、子供達の笑い声が響いている。

誰もが、その日常を過ごしていた。

 

「キャァァァーーー!!!」

 

「な、なんだ!?」

 

その日常は、異形の影により、崩壊した。

 

「・・・・・・・」

 

「か、怪物だぁーー!?」

 

一人、また一人とこの場から逃げ去っていく。

逃げ惑う人々の中、一人の少女が倒れる。

 

「イヒヒヒヒ!」

 

「い、いや。」

 

カメレオンを思わす影は、倒れている少女に近づいてゆく。

 

「だ、誰かぁ~ だずげで!!」

 

たくさんの悲鳴が響く空間の中、泣く小さな少女の叫びを聞いたものは居なかった。

 

「グワァ!」

 

「ヒッグ!」

 

「もう、大丈夫。」

 

・・・・彼を除いて。

黒を主体とした身体に、螺旋や鎖を思わせる銀色のラインが四肢に伸び、

肩や顔は狼科の生命体を思わし、赤い複眼を光らせる戦士。

 

「仮面ライダー?」

 

少女の問いに、頷き返す。

 

「今のうちに、逃げて。」

 

「う、うん。」

 

少女を立たせて、逃げるように伝える。

 

「さてと、始めるか。」

 

少女が逃げたのを確認したら振り返り、【カメレオンソルト怪人】を視界に入れる。

 

「くっそ~~・・・許さん!」

 

流暢に日本語話しながら、立ち上がるカメレオンソルト怪物。

 

『また、このタイプか! 気を付けよ夢。』

 

悪魔を模したような機会、ウィッシュの仲間・コロクが警告する。

 

「あぁ。」

 

短く返事をすると、地を蹴り駆けだす。

 

「喰らえ!」

 

カメレオンソルト怪人は口から火球を放つ。

 

「はぁ!?」

 

ウィッシュは前転で火球の下をと通り抜ける。

その時背中に火球がかするも、何も無かったかのように立ち上がり、

右ストレートでカメレオンソルト怪人を攻撃。

 

そのまま、左エルボー・回し蹴り・チョップと次々と攻撃し、反撃の隙を与えない。

最後に回し蹴りをし、カメレオンソルト怪人を吹き飛ばす。

 

「滅茶苦茶な奴だ・・・」

 

それだけ呟くと、姿が消える!

 

『な、なんだ、ソルト怪人が消えやがった!?』

 

ウィッシュドライバーに変形してる、ケルスが驚きの声を上げる。

 

「何処に・・・っく!」

 

突然背中に衝撃が走り、よろけるウィッシュ。

次々と何もないところから攻撃を受ける、ウィッシュ。

 

「・・・調子に乗るな。」

 

脚部にある銀色のライン・【イネインドライブ】が輝きイネインエネルギーが送られる。

紫色の尻尾・【ケルベロステール】を生成する。

 

「・・・そこ。」

 

尻尾がピクリと動いた次の瞬間、何も居ない所に尻尾を振るう。

 

「グワァ!」

 

尻尾は透明になっていた、カメレオンソルト怪人を吹き飛ばし、ダウンさせる。

 

「君の願いを、此処で止める。」

 

ベルト上部にあるスイッチ・【イネインスイッチ】を二回押し、

ベルトにある中央の顔を開閉させる。

 

〈イネッシュストライク!〉

 

右足に紫色のエネルギーをため、その場で跳び上がる。

急降下キックによる一撃が、カメレオンソルト怪人を吹き飛ばし、爆発を起こす。

 

「・・・・・・・・」

 

立ち上がったウィッシュはイネインスイッチを一回押し、

ベルト両サイドの口を閉じるように操作する。

紫色の光粒子がウィッシュを中心に舞い、変身が解除される。

 

「・・・流暢に喋るソルト怪人、か・・・・・」

 

白い髪を靡かせ、赤き瞳をソルト結晶に取り込まれていた向ける、

白い肌の持ち主は、感情が無い言葉を呟く。

彼の名は【紫吹 夢】。 ケルベロスと同化し、ソルト怪人と戦いう少年だ。

 

 

 

____________________________________________

 

カタカタとキーボードをそうする音が響き渡る。

薄暗い部屋の中、パソコンにひたすら何かを打ち込む男性。

 

「・・・っフフフ!遂に完成した!!」

 

嬉々とした声を上げ、何かを持ち上げる。

それは、ウィッシュドライバーによく似た物だった。

 

「君には感謝をしないといけませんね。・・・・・・仮面ライダー君。」

男性が見つめるモニターには、ケルス達と話す夢の姿が映し出されていた。

 

「博士、完成したのか?」

 

そこに、金髪の男性が入ってくる。

 

「えぇ、これで我々の計画は進みますよ。フハハハハハ!!」

 

新たな脅威が始まろうとしている事は、誰も知らない。

 

 

 

 

 

 

to be continued

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