仮面ライダー×仮面ライダー響鬼&キバ 〜受け継がれし力交わりし2種の鬼   作:凌哉

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鬼として魔化魍達との戦いに身を投じる響鬼達これからの目的はそして今後の鬼としての有り様はいかに


響鬼編その1

何処からともなく聞こえてくる音 音 音

何処までも荒々しくそれでいて何処までも洗礼された音

その音を鳴らしているのは3体否3人の鬼

赤い撥を手に鼓を鳴らしているのは響鬼(ひびき)

響鬼とは対象的な青の撥を手に鼓を打ち鳴らすのが威吹鬼

そして響鬼の赤とも威吹鬼の青とも違う緑色の撥を手に鼓を打ち鳴らしているのは轟鬼 3人は今、まさにこの瞬間も魔化魍と戦闘中だ、それを影から見守る4人が安達明日夢 桐生京介

天美あきら結城新大の4人皆響鬼達の弟子だ、最も新大に限っては響鬼から音擊打の技を轟鬼から音擊斬を教わっているため2人の弟子と言えよう

「クソ!俺達もちゃんと戦えてたら今、この瞬間にも響鬼さん達を助けられるのに!」

 

「気持ちは分かるけど、僕らはまだ鬼としても弟子としても日が浅い」

 

「俺もその意見には賛成だ京介、焦る気持ちもわかるが1本頭痛着実にだ今はこの戦いを見守ろう」

 

「私としても皆さんより弟子としては長いですがまだまだ至らないところだらけですから」

自分が未熟な事を歯噛みしながら響鬼達の戦いを見守る

 

響鬼達は魔化魍達と向き合いひたすら音擊を叩き込む

「「「ハァー!」」」

気合いのこもった一声と共に3人同時に魔化魍に最後の一撃を見舞うと共に魔化魍達は爆散した それを確認すると響鬼達3人は変身を解く

 

「終わったな」

「はい、終わりましたね」

「2人ともお疲れ様っす」

「お前もな轟鬼」

「当然ですね」

「ありがとうございます」

3人が互いを労っていると明日夢達が近寄ってくる

 

「お疲れ様です響鬼さん」

「凄かったです響鬼さん俺も早く1人前になって響鬼さん達と一緒に戦いたいです!」

「俺もですよ音擊打を教えてくれた師匠としても1人の鬼としても尊敬してますよ!もちろん轟鬼さんの事も尊敬してますよ俺の無茶を聞いてくれた事望まないながらも弟子として俺に教えを授けてくれること諸々ね」

 

「お前らちゃんと見てたか?俺はこうして実戦を通してしかお前らに何も教えてやれない、それと京介お前も明日夢もまだまだだ焦りは禁物だ」

 

「そうスっよ!俺も斬鬼さんの元で長く修行して今に至るんス地道な努力は大事ッスよ京介君」

 

「わかってるつもりなんですけどね、ディスクアニマルでのサポートしか出来ない自分がもどかしんです」

 

「まぁ焦るな、俺に教えられる事は全部教えてやるだから今は努力を怠るな」

 

「わかりました」

「僕も頑張ります」

2人の言葉に響鬼は頷きで返すと轟鬼と威吹鬼に目をやる

 

轟鬼の方はすぐ隣で新大と話している

「轟鬼さん今回の戦いは音擊打を使用してましたけど、もしかして音撃管も使えるんですか?」

 

「いやいや俺音撃管だけは無理ッスよ音擊斬以上に細々してて俺には向かないッス」

 

「そうなんですね、全部使えたら万能そうだと思ったのに」

 

「新大君は向上心が強いのか音撃道をただ極めたいのか分からないッスね」

そう言いながら轟鬼は苦笑する

 

一方で威吹達の方はお互いを労いあった後に今回の戦いの反省を行っていた

 

「威吹鬼さんお疲れ様です私、威吹鬼さんが音擊打を使った戦闘を見たのは初めてです」

 

「僕自身は何度か使用してはいるんだけど確かにあきらくんの前で使ったのは初めてだね、それより今回の戦闘についてあきらくんの意見を聞かせてくれるかな?」

 

「はい、私個人は戦闘に関しては威吹鬼さん達の連携が上手く取れていたと思います。でも魔化魍の方には違和感がありました化け猫って聞いていましたが化け猫とは何か違うと感じました」

 

「あきらくんもかい?実は僕もなんだ、何処がと具体的にはわからないけどね」

 

そう言って威吹鬼は考えるその話を聞いていた響鬼が答える

 

「ありゃ化け猫じゃねーぞ化け狐だ」

 

「まさか!? 化け狐ですか?」

 

「それ、本当ですか!? 響鬼さん!」

 

響鬼からもたらされた答えに威吹鬼も轟鬼も驚きを隠せないようだった

 

「相手が化け猫なら俺達はもっと簡単に倒せたよ姿を化け猫にギリギリまで寄せたんだろうよ」

 

響鬼はそう答える、だが2人はまだ納得できてはいないようだった

 

「でも響鬼さん化け狐は魔化魍の中でもかなりの希少種滅多に現れないんスよ!?」

 

「轟鬼君の言う通りです響鬼さん何故化け狐だと判断したんですか?それを教えて下さい」

 

響鬼はどう説明したものかと頭を掻きながら考える

少しの沈黙の後響鬼は答える

 

「戦いながら違和感は感じてた、考えてみろ化け猫は素早い動きで敵を撹乱して下手したら死角から襲ってくるなんてことも出来るタイプだでもあの魔化魍は早さこそあったものの撹乱したりなんて事はたかったし何より倒した瞬間一瞬だが狐の姿に変わったたんだ一瞬の事だったし分かりずらかったけどな」

 

その答えを聞いて2人はやっと納得出来たらしく頷いていた

「一瞬を見逃さなかったからわかった事だったわけですね」

 

「俺もまだまだッスね」

 

「そんな事よりもだ、今日はここで夜営するぞ!」

響鬼のその言葉に今度は全員が驚く

 

「夜営ですか?なんでなんです?」

 

「響鬼さんには何か考えがあるんですよね?」

明日夢と京介が質問する続けて他のメンバーも疑問を口にする

 

「まだ何かあるんですか?」

 

「僕も検討がつかないのですがここでの任務は終わったはずじゃないんですか?」

 

「自分もそこが気になってます教えて貰えますか?響鬼さん」

 

響鬼はまたも頭掻いてから説明する

 

「だからな、化け狐が出たんだぞわかるよな?つまり大元がこの山を根城にしてる可能性は大いに有り得るんだよ童子と姫だけとは限らねぇって事念の為だ」

響鬼の考えに皆がまたも納得させられる親と呼ばれる大型の魔化魍は童子と姫に餌を運ばせ自分は力を蓄えるために身を潜めて動かないそのため童子と姫がいる場所に親がいるとは限らない為皆失念していたのだ

 

「すっかり失念してました」

 

「俺もッス童子と姫がここにいるってことは親もここかもしくは近くにいる可能性があるんですもんね」

 

「そういう事だから今日中にディスクアニマルで山の中全部調査させるんだよわかったら即実行!」

 

そう言うと響鬼は手持ちのディスクアニマルを全て調査に出す

続けて威吹鬼と轟鬼そして明日夢達も手持ちのディスクアニマルを使用して現在地を中心に山全体にディスクアニマルを探索に出し明日夢達は夜営の準備 響鬼達は引き続き周囲の警戒に当たる

その頃街から1番近い山の山中でも2人の鬼が戦闘を行っていた

1人は撥を連結させヌンチャクのように操り鼓を打ち鳴らす鬼その名を剛鬼

鬼の手を模した形状のギターを掻き鳴らす鬼その名を裁鬼

「どうだ?俺の音擊斬閻魔の音はよォ!」

荒々しく何処までも激しい音の波が魔化魍を苦しめる

 

「おいおい裁鬼俺だって負けてねーぜ!」

剛鬼はヌンチャク状の撥を振り回し鼓を打ち鳴らす

裁鬼の力が荒々しき波ならば豪鬼の力は地を鳴らす剛音だ

その力が魔化魍に向けて振るわれ魔化魍達を苦しめる

「ヌゥ〜オ〜らぁぁぁああ!」

渾身の一撃と言わんばかりの力任せな一撃を魔化魍に叩き込む剛鬼 その一撃で魔化魍は爆散する

 

「ハッハッハー負けられねーなこりゃ!オラオラオラァ」

裁鬼も全力でギターを鳴らすと裁鬼が相手していた魔化魍も爆散する

 

「ふぅ〜終わったなでも化け狐なんて希少種の魔化魍を相手することになるとはな〜裁鬼さんよぉどう思う?親玉いるかな?童子と姫だけかな?」

剛鬼は裁鬼に問いかける、裁鬼が変身を解き弟子の石動仁に問いかける

「どうだ?仁何かわかったか?」

 

「ディスクアニマルを通して解析した結果あいつらは童子と姫と言うより分身体です親が生み出したもので童子や姫よりも強力な個体です石割さんと2人ディスクアニマルを探索に出して調査しましたがここには親はいませんおそらくですが、童子と姫そして親の分身体が散らばって餌を集め何処かにいる親に力を蓄させてる可能性があります」

 

「そうか、じゃあとりあえず猛士に戻って細かく調べよう剛鬼も異論はないな?」

 

「あぁもちろんここに親玉がいねーなら用はないしな」

 

そう言うと剛鬼達は山を降り、本部の猛士へと向かった

道中裁鬼は剛鬼の弟子について聞くと2年程前に剛鬼の名を継承し独立その後関西を中心に活動し現在は関西八鬼集のメンバーであると教えてくれた

「弟子はもう独立してんのかぁ〜良いよな〜俺の弟子はまだやっと鬼の力を制御出来るようになったばっかだしなぁ〜覚えは良いんだが力を過信しすぎる傾向にあるからなあいつは」

 

「それこそ若者の特権だろうよ!いっそ閻魔預けて見たらどうなんだ?」

 

「バカ言えよこの野郎!まだ閻魔はやれねーよ裁鬼の名もな」

 

そんな会話をしている内に裁鬼達は猛士に到着し任務完了の報告を済ませてそれぞれ休息を取る事にした

 

そして次の日の午前中剛鬼は自己の鍛錬裁鬼は弟子の稽古中に響鬼達が帰還した事を知らされ響鬼達を出迎えた

 

「よォ!響鬼!威吹鬼に轟鬼も任務お疲れ!」

 

「戻ったか!お前達を待っていた任務について教えてくれ」

 

「戻ってきて早々かよ!もうちょい労ってくれてもいいんじゃねーのお2人さん」

剛鬼達2人が響鬼達を出迎えたのは任務について聞くためだった

そこへ支部長の立花勢地郎が来て響鬼達皆に声をかける

 

「おかえり響鬼君威吹鬼君に轟鬼君もここにいるメンバーにお客さんだよ北海道東方支部からね」

 

「え?俺達に客?」

 

「一体誰ですか?」

 

「とりあえず会ってみるしか無いっスね」

 

「まぁそりゃそうだ」

 

「賛成だ行こうぜ」

 

響鬼達は支部長に案内されて座敷に通されるそこには響鬼達と同じ鬼として活動している響鬼達もよく知る2人がいた

「おう!お前ら久しぶり!」そう声をかけて来たのは歌舞鬼だ

先祖代々力を受け継いで来た鬼の1人ではるか昔は響鬼と敵対していた事もあったようだ

 

「突然すまないな、実はお前達に用があって来た」

そう言ったのは歌舞鬼と共に来た鬼の1人凍鬼だこちらも先祖代々鬼の力を受け継いで来た鬼の1人で棍棒のような大きな撥を使うのが特徴の剛力戦士だ

 

「お前ら何でここに?用ってお前らが出向かなきゃならない程のものなのか?」

響鬼は問いかける

「実はな化け狐が出たんだよ、そして親が全然見つからねぇ親探しに躍起になってた所にお前たちも化け狐に遭遇したって聞いてな代表して俺たちが来たんだよ」

 

「そういう事だそして付け加えるなら北海道東方支部と関東支部で協力して化け狐の親を見つけて始末しようって話だ」

歌舞鬼が説明し凍鬼がその説明を補足する

 

「話はわかりましたでも関東十一鬼全員が動くことは難しいです」

 

「まずもって十一鬼の1人で俺の師匠の斬鬼さんは亡くなったっス」

 

「それにほかのメンバーも任務中だったり連絡取れなかったり様々でな俺達5人くらいしか動けそうにないぞ」

威吹鬼、轟鬼そして最後に響鬼が答える

歌舞鬼達はしばしの沈黙の後答える

 

「問題ないぜ俺達北海道東北鬼人5隊の方も動けそうなのは俺達の他にもう1人断鬼(だんき)くらいだ他の2人には北海道と東方エリアを守って貰わないとな」

 

「一応俺の息子達も鬼として戦えるがまだ鬼としての継承が済んでないため自陣を守らせるので精一杯だろう」

2人の説明を聞いていた裁鬼が何かを思いついたらしく話し出す

 

「なら俺達とお前らの弟子同士で組ませて1チーム作っておくのはどうだ?」

 

「どういう事だ?」

 

「俺達の弟子もお前らの弟子も鬼の力は纏えるんだ自衛くらいは出来るだろし1箇所に集めときゃいざってとき守りやすいってのもあるからよ」

 

裁鬼の提案に凍鬼は沈黙する

 

「僕は裁鬼さんの意見に賛成しますあきらくんなら冷静な状況判断等が可能でしょうしそこに裁鬼さんの弟子の石動君も加われば少なくとも状況に応じた自衛戦闘が出来ると思います

 

威吹鬼の言葉に響鬼と轟鬼も頷き話し出す

 

「そうっすね少なくとも自衛だけなら新大君もいますし彼は即戦力になるッス」

 

「明日夢や京介も鬼の力を自分で使って戦わせても問題ないだろうしな」

 

響鬼達の意見を最もだと思った凍鬼は頷いてただ一言

「わかったそうさせよう」とだけ言った

 

「話が決まったなら1度俺達の拠点に戻ろうぜメンバー揃えて出直すぞ!」

そう言って歌舞鬼は立ち上がり座敷を後にするそして凍鬼もそれに続くそして響鬼達も見送りのため外に出る

響鬼を筆頭に集まっていた7人が外に出た瞬間巨大な火球が飛んで来る7人共にすぐに気付き左右に転がるようにして躱しすぐに体制を整え火球の飛んできた方を見るとそこにはまさに自分達が追っていた化け狐がいた驚いた表情を浮かべながら真っ先に響鬼が言った

「化け狐じゃねーか!なんでこんな所に!」

 

「答えは簡単だ!こやつは我が従え連れてきたからだ!」

声がした場所へ視線をやると化け狐の真横に並ぶようにして初老の男が立っていた、そしてその後ろにはカブト虫とクワガタの怪物達がそれぞれ大盾と大剣を背負ってその男から1歩距離を取って立っていた、そして初老の男は更に有り得ない事を言い出した

「聞け!鬼共よ我は汝らを滅ぼす者だ!」

その言葉にその場にいたメンバーが更に驚き問い返す

「どういう事だ!?」

 

「そうですよ!僕らを滅ぼすって!何故なんだよ!」

 

「何を言うかと思えばそんな事か!その答えも至極簡単だその答えは我こそが唯一無二の王となるため我以外の王も鬼も要らぬのだ故に滅ぼす!」

 

 

「そんなくだらない理由で俺達鬼を滅ぼそってか!?そんなのはい、そうですかなんて認められるか!」

 

「その意見には超が着くほど賛成だ!お前の目的のためにただ黙って従うほど俺達は馬鹿じゃないんでね!」

 

その言葉に初老の男は目を細め答える

 

「ほほぅそれではあくまでも我と戦うと言うのだな?自ら死を選ぶというのだな?」

 

「当たり前でしょう!貴方が王になりたいと言う目的は否定しませんその手段が問題なんです!」

 

「その通りッスそんな簡単に命は投げ出せないッス!」

 

「決まりだな!やるぞ!」

 

その言葉に皆がそれぞれ音角、音錠、音笛を操作してそれぞれ鬼の姿へと変身する

 

「それがお前たちの鬼としての姿か!なかなかに個性的だな、我が目を楽しませた礼に面白い物を見せてやろう我が友よ、我に力を貸し与えたまえ!」

(良いとももちろんだmyloadガブリッと)

掌サイズのコウモリが初老の男の手に噛み付き男がそのコウモリをベルトぶら下げると男の姿が変わる

全身が銀の鎧に包まれ手首や足首あたりに金の装飾が施された姿へと変身する

「まずこの姿が1つそしてもう1つをこれから見せてやろう!」

そう言って手に1本のホイッスルのようなアイテムが握られる

そのアイテムをベルトにぶら下がっているコウモリの口元に装填するとそのホイッスル型アイテムをコウモリが吹き鳴らすと同時に言葉を発する

(化け狐お前を封印する!)

その言葉と同時に化け狐の姿が変わって行くそうして化け狐は姿を変え、2本の鉄扇に変わる

そして銀の鎧を纏った男が扇子を広げ話し出す

「刮目せよ!我等の力を!そして我が名をその身に刻め!我こそは初代のキバにして始まりの王ベリアルキバである!」

そう言うとインペリアルキバはその鉄扇を広げ響鬼達へ向け振るうと風と同時に炎が舞い上がり響鬼達に襲いかかる

響鬼達は躱しきれずまともに攻撃をくらいその場に倒れる

そこへ明日夢達が響鬼達の武器を両手に抱えやってきた

 

「響鬼さん!歌舞鬼さんこれを!」

明日夢は手に持っていたものを投げ渡し響鬼達はそれを受け取る

響鬼の手には真紅の撥が握られるその撥は普段の物よりも響鬼の力を更に底上げするように明日夢が作ったものだった、そして歌舞鬼には和傘が握られたこれも歌舞鬼の力を十二分に発揮する物の1つで歌舞鬼が持参し調整を頼んでいた物だ

「助かったぜ!明日夢!とりあえず離れてろ!」

 

「ありがたく使わせてもらうぜこの力をな!」

 

「待って下さい!これも使って下さい!」

 

京介は音叉音角と似たナイフ状のアイテムを投げ渡す

 

「アームドセイバーは調整が間に合ってません!変わりのアイテムです音叉音角と共鳴させて下さい!」

 

響鬼と歌舞鬼は言われた通りに音叉音角でそのナイフを振動させると柄と刃が伸び大太刀へと変化する

「なるほどなまさに俺好みの武器だ!」

歌舞鬼はそう言うと、和傘を広げ自分の身を隠すようにして傘を回すと歌舞鬼の周りに桜吹雪が舞い歌舞鬼はその場から瞬時にベリアルキバの前に現れ大太刀を横薙ぎに振るうベリアルキバは反応が遅れ横薙ぎの一撃をまともに受け一瞬だが怯んでしまう

 

「初撃から我が攻撃を受けたのは初めてだ褒めて遣わすぞ!」

 

「褒められて嬉しくねぇのは初めてだよ」

 

歌舞鬼は吐き捨てるように言うと距離を取り大太刀を構え直す

 

一方の響鬼は集中力を高め炎を纏って更に力を高めていき響鬼紅へと変化する

 

そうして歌舞鬼が時間を稼ぐ響鬼が響鬼紅へと変身する時間と全員にアイテムを配る時間を、剛鬼には棍棒と鉄球が鎖で繋がれたアイテムを裁鬼には音擊斬閻魔より一回り大きな鬼の手を模して作られた音擊斬羅刹が手渡される

 

「こりゃ良い!実に俺好みの武器だ」

 

そう言うと剛鬼は棍棒と鉄球をバットとボールに見立てて鉄球を棍棒で打ち放つ

歌舞鬼の変幻自在の攻撃に翻弄されていたベリアルキバの前に突然鉄球が飛んで来るそれをベリアルキバはすんでのところで躱すが引き戻された鉄球の代わりに棍棒が飛んでくるそれを後ろに飛んで躱すベリアルキバ

 

「鬱陶しいぞ!力任せに物を投げているだけならそれを攻撃とは言わぬ!」

 

「おいおいそりゃァね〜だろうよ!」

そう言いながら手元でブンブンと鉄球を振り回すそこへ響鬼紅と歌舞鬼が並び立つ

「忘れてもらっては困るんだよ!俺もいるぜ!」

裁鬼が音擊斬羅刹の鬼の手がベリアルキバに爪を立てるそれを躱しベリアルキバは裁鬼に向け掌底を放つ裁鬼はそれを羅刹の鬼の手を開き受け止める

「お返しだ!」

そう言うと裁鬼は拳でベリアルキバに殴りかかるがベリアルキバはそれを全て掌で左右に逸らす

「まだまだぁ〜!」

裁鬼は拳と音擊斬羅刹で殴打を繰り返す

その隙を狙い歌舞鬼の斬撃が響鬼紅の炎弾が剛鬼の鉄球と棍棒が次々に襲いかかるベリアルキバも負けず鉄扇で風と炎を操り近付けさせまいと攻撃する

響鬼達が奮戦する中明日夢達も走り回りアイテムを渡していく

あきらは威吹鬼の元へ新大は轟鬼の元へ駆け寄る

そして明日夢と京介が凍鬼の元へ走り寄る

「威吹鬼さんこれを」

威吹鬼に手渡されたのは音叉音角を改良したナイフとトロンボーン型の音撃射奏風

「ありがとう使わせてもらうよ!」

威吹鬼はその2つを受け取ると威吹鬼はまずナイフを真上に放ると音笛を鳴らし掲げるとナイフは形状を変え風を纏い廻る刃風刃に変化するそして威吹鬼自身も集中力を高め全身に風を纏い響鬼紅と同じ形態に変化する

「威吹鬼颯って所かな?」

 

「威吹鬼さん必ず勝って下さい」

 

「もちろんだよ行ってくる!」

 

そう言うと威吹鬼颯は足に風を纏い駆け出す

 

その頃新大も轟鬼の元へ駆け寄りナイフと一緒に轟鬼の師匠斬鬼が使っていた音擊斬烈雷と変身音錠音枷(おんか)を渡す

「今のままじゃあ分が悪いでしょ!使って下さい!」

 

「感謝するッスよ新大君!」

轟鬼は新大からナイフと烈雷そして音枷を受け取りその音枷を音錠とは逆右の腕へと巻くと鎖を引いて出した弦を爪で弾き額にかざすと額の紋章が変化するそして轟鬼そしては腕を真上に掲げると轟鬼に向かって雷が落ちる轟鬼はその雷を全身に纏い力を高めていき姿を変える

 

「轟鬼!雷斬!」

姿を変えた轟鬼の姿はかつての師匠斬鬼の姿を彷彿とさせる

そして音錠と音枷を再度弾き交差させナイフの形状を槍へと変えると轟鬼は烈雷と槍を構えて響鬼達がいる場所へと並び立ち遅れて凍鬼も合流する、凍鬼の手には愛用の棍棒とは別にもう片方の手にも棍棒を持っていたその棍棒は透き通った青色をしていた凍鬼が吐き出す冷気にも耐えらえるように明日夢が作成したものだったそうしてその場にいたメンバー7人が各々のアイテムとパワーアップ形態で並び立ち全員での反撃が始まる

 

続く

 

 




お久しぶりです。読んで下さった方がいたなら改めてありがとうございます響鬼編には現代に生きる歌舞鬼と凍鬼を出させてもらいました現代に生きる歌舞鬼さんが個人的にいたらいいなと思って亡き斬鬼さんに変わり歌舞鬼さんと凍鬼を出しました斬鬼さんも残留思念的な感じで出すつもりなのでお楽しみに

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