仮面ライダー×仮面ライダー響鬼&キバ 〜受け継がれし力交わりし2種の鬼 作:凌哉
5日後の再戦に向けて響鬼達はまず怪我をできる限り治し再度肉体の調整を行う事にし現状については弟子たちと未来から来た青年達との間で情報交換が行われた
そしてわかったのは以下の通り
渡達side
1つこの時代で初代はライダーとしての姿をベリアルキバと名乗った事
2つキバのドガバキフォームと似た姿を取れる事
3つフエッスルで呼び出される各武器とその特性そしてそれぞれの戦闘スタイル
の3つだ、そして一方の響鬼達は情報が多くなかなか整理がつかなかったが重要なの事はわかった模様
響鬼side
1つ渡や明日夢達はこの時代の人間では無い事
2つ明日夢達の時代では戦える鬼は極少数で今のメンバーが最精鋭である事
3つその鬼達のリーダーが明日夢である事
お互いの情報交換が済んでからは渡達は皆が皆別々に行動し始めた渡は響鬼達の所へ大牙と名護は万全な状態で挑むために自己の調整に渡達と一緒に来た明日夢達は各々で調整または響鬼達の介抱など様々に動く、そんな中京介は1人で戦闘訓練を行っていた
「はっ!」 「そら!」「ふん!」
一声一声が気合いと気持ちを乗せて音角の刀を振るう中この時代の京介がやって来て声を掛ける
「なぁ!教えてくれないか?なんで俺は響鬼の名を継がなかった?なんであいつが明日夢が響鬼を名乗ってる?」
その問いに刀を振っていた手を止めてまっすぐ目の前の自分を見据えて返答する
「そんな事か、俺よりも明日夢の方が響鬼の名を継ぐに相応しいと思ったからだ!それに俺が継ぎたいと思ったのは響鬼の名前じゃない、響鬼さんの師匠の技や志そして鬼としての覚悟だからな、だからこそあいつに響鬼を継がせて俺は響鬼(きょうき)を名乗っている響かせんるじゃなく響鳴(きょうめい)させる鬼としてそしてもう1人の響鬼として明日夢達と共に鬼の存在を守って行く為にな、これで満足か?」
自分の考えを伝えた後京介はまた刀を振り始めるがこの時代の京介は納得出来てないようで尚も食い下がる
「お前はそれでいいのかよ!俺は響鬼さんに認めて欲しくて響鬼さんの名も技も志も全部受け継ぎたい!その考えが間違ってるってのか!?」
その言葉に京介は再度手を止め顔をしかめてため息をつくと手に持っていた刀を放り投げる
「言って分からないなら、直接身体に教えてやるよ!鬼の姿にはなれるんだろ?その刀を拾ってかかってこい!俺は生身で良いし武器はこれでいい」
そう言って腰から2本の撥を引き抜き装備し構えをとる、この時代の京介は言われた通りに刀を拾い鬼の姿に変わり、斬り掛かるがそれを右へ左へと躱し必要なら撥で弾き攻撃をただひたすらに躱したり逸らしたりするもう1人の自分に苛立ち攻撃が雑になって行き鬼の姿の京介が大上段からの一撃を決めるため刀を振り上げるとその隙を狙ったかのように京介が炎を纏った撥を腹部に叩き込むと更に肩、肘、そして再度腹部へと打撃を打ち込むと最後の一撃に突きを放つと京介は鬼の姿から人の姿へと戻り倒れ込む、それを見ている京介は倒れている自分に問いかけるように話す
「満足か?これでわかったろ?これが俺の強さでお前の弱さだ、そして1つ言っておくが、明日夢はもっと強い嘘だと思うならあいつの所へ行って戦ってみろよ!俺から言えることはそれだけだ、じゃあな」
そう言って未来の京介は何処かへと去っていった。
倒れている京介はふらふらと立ち上がり歩き出す
その頃明日夢やあきらもこの時代の自分達と話していた。
あきらside
「あの!あなたは本当に未来の私なんですか?」
問いかけに頷きで答える未来のあきらに対し更に質問する
「あなたは鬼を継いだんですか?威吹鬼を」
「その問いかけにはどっちもでないとあえて、答えさせてもらいます」
そう言って言葉を1度言葉をきり再度話し出す
「確かに私は威吹鬼さんから鬼の力の他にも志などは受け継ぎました、ですが威吹鬼の名までは継いでません私は天の鬼、天鬼(あまき)と言う名を威吹鬼さんからいただいたのです。」
その言葉を聞いてあきらは顔を伏せて曇った表情を浮かべた
その様子にあきらは考える表情を見せた後話し掛ける
「迷いが見て取れます、私の話を聞いて更に迷いが強くなったと言うべきでしょうか?」
「やはりわかってしまうんですね。私は鬼の道を歩むことに少し躊躇いがあります私はまだ未熟ですから威吹鬼さん達の足元にも及びませんでも、鬼として威吹鬼さん達と共に戦いたいと言う思いもありますだから迷っています」
その言葉を聞いたあきらはこの時代の自分に微笑みかけ言葉をかける
「その迷いをそのままにしないでくださいね例えどんな道を選ぼうとあなたが、いえちょっと違いますね、あなた達が後悔のないような選択をして下さい私は少なくとも今の道を今日に至るまで後悔はしていませんから」
そう言って再び微笑みかけるその微笑みに自分も微笑みで返し更に言葉を紡ぐ
「わかりました、今は精一杯悩んで後悔のないよう自らの道を決めて行きたいと思います」そう言ってあきらは前を向いた。自らと向き合って行く決心が着いた瞬間であった
明日夢side
「そっかもう1人の僕がいた時代と言うか世界では僕達は鬼になる道を選んだんだね、僕自身はまだ鬼になりたいって気持ちは定まってないんだよね、沢山の人を救いたいって根底にある気持ちは変わってないけど手段と言うか、歩むべき道で迷ってるんだ」
この時代の明日夢も進むべき道を迷ってるようだっただからこそ明日夢は自分がいた時代で自分が歩んだ道を教えたあくまでも参考になれば良いと
「僕の話を聞いてくれるかい?僕が歩んだ道を君に伝えようと思うんだ、僕の話を聞いて君自身が迷って迷って迷った末に答えを見つけて欲しい君自身の道をね」
そう言って明日夢は話し出す
1度は鬼の道を諦めた事、医者になりたいと思いその道を歩み始めた事、そして1度は諦めた鬼の道を違う形で改めて歩むと決めた事、そして自分もこの時代の明日夢も経験したベリアルキバ騒動の事その後の話を今の今に至るまでを簡単にそれでいて詳細に教えた、その話を聞いた明日夢はもう1人の自分が迷った末に選んだ道を聞いた
「そっかもう1人僕は迷った末にもう一度鬼としての道を選んだんだね、それが僕が選んだ道だったんだね」そう言って明日夢は納得したようなまた何か自分なりの道が見えた様な顔つきへと変わった
「なんか、顔つきが変わったように感じるよ、自分の中でなにか吹っ切れた?」
そう問いかける明日夢は目の前にいるもう1人の自分を真っ直ぐ見つめ首を横に振る
「そんな大したことじゃないよただ単に迷えるだけ迷ってみようって思っただけ今の僕には悩んで迷って自分なりに足掻くことしか出来ないから、結果的にもう1人の僕と同じ道を歩む事になってもそれが僕の決めた道だから!」
そう言って笑うこの時代の明日夢の顔には笑顔が浮かんでいた、それを見て明日夢は立ち上がりこの時代の明日夢と向き合い声を掛ける
「それで良いんだよ!どんな道であっても僕自身が決めた道なら僕は応援する」そう言って手を差し出し握手を求めるそれに習いこの時代の明日夢ももう1人の自分の手を取り握手を交わすそしてお互いの手が離れたタイミングとほぼ同時に京介が明日夢の前に現れるともう1人の明日夢に向かって声をあげる
「おい!明日夢!いや、響鬼!」
「僕になにか用事?えーと桐生君」
京介はまず自分を落ち着かせるために軽く深呼吸してから再び声をあげ話し出す
「もう1人の俺と話してきた!でも納得出来ないからお前の所に来た!なんでお前が響鬼なんだ!俺じゃダメだったのか?あいつは俺なんかよりお前の方が強いって響鬼に相応しいって言ってたでも、やっぱり納得いかねー!だからよ俺と戦え!本気でだ!」
もう1人の明日夢は京介の話を聞いた後頷き答える
「良いよ!やろうか!それで君が納得出来るならね、ただし!僕の方は生身で良い!そして君は鬼の姿で戦うんだ!」
京介は突きつけられた条件に怒り怒鳴るように言い放つ
「いい加減にしろよ!もう1人の俺といいお前といいふざけてんのか!お前も鬼の姿になれよ!響鬼の姿になって戦えよ!」
その言葉に明日夢は首を横に振り答える
「残念だけど、断るよ!模擬戦では鬼の姿にはならない、はっきり言うとね、殺す時以外は鬼にはならないんだよ!」
声に怒気を含ませ明日夢が言うと京介もさすがに引き下がり黙って鬼の姿に変わる
「いくぞ!」
そう言って明日夢に向かい京介は駆け出し音角の刀で斬り掛かるが明日夢は腰からナイフを引き抜き切り結び一瞬の競り合いの後明日夢の方から距離を取るが京介がその距離を一気に詰めにかかり刀を振るうが明日夢は真正面から打ち合い弾く
京介は刀を振り上げ大上段からの一撃を放つ構えを取り明日夢に向け刀を振り下ろすが明日夢はその攻撃を真正面から受け止めた上で力を逃がすように攻撃を逸らすと京介の背後に回り込み両肩と背中の中心を浅く切り裂くと京介が膝から崩れ落ちるように倒れ鬼の姿から人の姿へと戻る
「お前!俺に何をした!」
京介は倒れた状態のまま叫ぶ
「簡単だよ肩と腰の神経を軽く麻痺させたんだ1時間は動けないよ今の桐生君じゃ僕だけじゃなくて僕の仲間の誰にも勝てないしもしも鬼の姿で戦ったなら1分と持たないと思うよ」
その言葉に京介は悔しさを隠ず倒れたままの姿で拳を握る
そこへ響鬼と歌舞鬼そしてもう1人の京介がやってきた。
「無様だな京介自分の力を過信したな」
そう言って歌舞鬼が京介の前にしゃがみこむと抱えるようにして京介の上半身を起こし膝立ちにさせると右へ避けて自分の肩を貸し京介を立たせると左から響鬼が京介に肩を貸し2人で立ち上がらせる
「まぁゆっくり実力をつけてくしかねんだ、今のお前達にはそれだけの差があるからな」
「自分が情けないですよ」
「まぁ、やれる事から地道にな」
「これが現実だ!しっかり向き合った上で力を使え」
未来の京介はそれだけ言うと去っていった。
響鬼達は弟子達へのいい刺激になったと感じるのだった。
続く
超お久しぶりです。本格的に色々再開します。
現状は不定期更新になりますが確実に完結させますので
気長にお待ちください。
次回「共闘編その2」
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