八雲藍♂に転生した件 作:闇桜
そして明日から十日間の休みになります。なるべく頑張りますのでまた読んでくだされば嬉しいです
よし、今日は遂に紅魔館に攻め入る日。協力者に風見幽香、それと天狗達。天狗達は門番や外の吸血鬼の相手。そして私と紫様の百数人。人間である咲夜はまだ産まれてないからこれで事足りる。産まれてたら文にも突っ込んでもらうつもりだった。あとは妖精メイドが居るけど、多分大丈夫でしょ。メイドとはいえ妖精だし。あ、勿論幽々子とか地霊殿の人とか永遠亭の人とかも居るけど、後方支援か天狗達と一緒に行動するらしい。
「藍、そろそろ行くわよ。準備はいい?」
「はい、大丈夫です。行きましょう」
いよいよか。さてさて、私は一体誰と当たるのかな。個人的にレミリアとは紫様が当たると思うんだよ。あとはパチュリーかフランだけど、私はパチュリーが良いかなぁ。フランと当たったら死んじゃう。あの破壊の能力は流石に避けれない。結界張れば何とかなるだろうけど、すぐに妖力とか切れそうだし。
─一方その頃の紅魔館
「クックックッ、そろそろね。美鈴!貴女は門前で天狗共の相手を。パチェ!貴女はいつも通り図書館で迷い込んだ妖怪の始末を。フラン!貴女は地下へ迷い込んだ妖怪を玩具として使っていいわ。妖精メイド!貴女達は全員配置に就いて残党の排除!全員、何としてでも無力化しなさい!!」
今の私、滅茶苦茶カリスマ溢れてない?パチェが返事しないのはいつもの事だから放っておくけど。フランは大丈夫なのかしら。既に不貞腐れてないかしら。ん〜、ま、私としては負けても全然良いけど、連中が黙ってないし、何よりつまらない。ここの妖怪は、どれだけ戦えるのかしら。楽しみね♪
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「ここね。目に悪い程真っ赤な館。外の世界では”紅魔城”と呼ばれていたわ」
さてさて、遂にこの時が来た。絶対倒す。じゃないと、未来が危うい。しかも絶対私と紫様は死ぬね。処刑されるでしょ。そうならないように、頑張らないとね。
「ここからは幻想郷の命運を懸けた、命懸けの戦い。気を引き締めて行くわよ」
『えぇ』
確か、入口付近で私と紫様、幽香の二手に分かれてレミリアを探すって感じだったかな。どうせ運命操って戦いたい奴を引き寄せて他は散り散りになるように向かわせる筈。お願いだからフランだけはやめてくれ〜〜〜。
ギィィィィィィィィィィィィィィィ
重々しい音のドアだな、直せばいいのに。今度異変が終わったら直しに来るか。油を差すだけでも大分変わる。
「幽香は右折。私達はこっちね」
「分かったわ。また後で」
ん〜、この先妖精メイド居るね。しかも結構な数。紫様絶対分かっててこっち選んだでしょ。
「あらあら、可愛らしい敵さんね。藍、任せられる?」
多っ!え、何ここだけで一体何人居るの!?ん〜、ちょっと時間かかるかなぁ、妖精メイドとはいえこの量は。
「えぇ、勿論。但し少し時間がかかります。紫様は先にお進み下さい」
「分かったわ。じゃあ、お願いね」
『通さないぞ!』
「邪魔はさせん!はぁっ!」
『キャアァァァァァァァア!!』
oh(´・ω・`)...意外とタフだ……これで弱い妖怪なら一瞬で意識堕ちるんだけどなぁ。おっと、しかもちゃんと連携取ってくる。これは意外と長い戦いになるかな?
「あーあ、1人逃がしちゃった。お嬢様に怒られる……」
「もう1人逃がしちゃったなら2人でも変わらないでしょ。皆〜!遊ぼ〜!」
『イェーーーーーーーーーーーイ!』
え、え?な、なんで急に遊びに?この子達、戦う気ないの?え〜、ま、まぁ、それでいいなら私としても楽だから良いんだけど、ちょっと拍子抜けだなぁ。でも一応ちゃんと聞いておくか。
「えーっと、ここ通っていいのか?」
『良いですよ!』
「即答!?……じゃあ通らせてもらう。程々にしておけよ」
はぁ〜、こんなんだと先が思いやられる。しっかりしないと!元々妖精は集中とかするのが苦手な部類に入るし、これもそれの影響でしょ。うんうん、そう考えれば納得だ。そんな事より、早く紫様を追いかけないと。
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おかしい、全然見つからない。え〜、紫様どこに行ったの。お?ここのドアだけ大きい。また入って見てみるか←ここより前の部屋は全部開け放った模様
ギィィィ
「あら、本当にここに来るとはね。悪いけど、親友の頼みだし、貴方をここで倒すわ」
おぉ!!よかった、パチュリーだ。て事は、幽香はフランと当たったのかな?あの人なら死にはしないだろうけど、誤ってフランを殺しちゃわないかが心配。
「やってみろ。私は主の為、幻想郷の為、貴女を倒させてもらう。パチュリー・ノーレッジだったかな?レミリア・スカーレット、フランドール・スカーレット、紅美鈴、並びに妖精メイド達。貴女方を幻想郷への攻撃を行った者達として、制裁を下す」
「成程、幻想郷を管理している者になると幻想郷の住人や侵入者の名前すら分かるということかしら」
「それは違う。私は式神に貴女達の監視をさせていたからな」
式神に監視をさせてたから知ってるのは嘘にしろ、式神を紅魔館の監視に回していたのは本当だ。
さてさて、パチュリーは喘息を持っているけど、かなり強力な魔女なんだよね。どうやって戦ったもんか……とりあえず、作戦は戦いながら相手の弱点を探してからにしよう。
「そう。さ、お喋りは終わりよ。ロイヤルフレア!」
わぁーお、でっかい火の玉だぁ。おっととと、こんなの当たったら火傷じゃ済まないかな。多分所々焦げる。うん。さてと、恐らくパチュリーはバリバリの遠距離型。近距離に持ち込んだら勝てる可能性も出てくるか。
「では、此方も攻撃をしよう」
─密符『御大師様の秘鍵』
「っ!?これは、かなり密度の高い攻撃ねっ!避けるのも大変だわ!」
「そうだろう。さてと、攻撃はそれだけでは無いぞ!」
「っ!あ、アグニシャイン!」
火なら私も狐火が使えるから耐性がある。流石に太陽くらいの熱になると無理だけど、これくらいなら全然平気だ。このまま突進して油断したとこを叩こう。
「あ、当たった……!」
「確かに当たったが、まだ倒れていない!」
「っ!?グアッ」
おっと、ちゃんとキャッチしてあげないとね。特にパチュリーは体が弱いからね。紫もやしなんていう通称が付いてたくらいには。
ボフッ
「キャッ!こ、これは……」
「大丈夫か。そしてそれは私の尾だ」
「な、なんのつもり?」
「ん?いや、ちょっと話をしようとね。さぁ、私の尾にでも座りなさい」
うわぁ、すごい警戒してる。まぁそれもそっか、さっきまで戦ってた敵が話をしようと言ってるんだもんね。これはパチュリーじゃなくて私でも警戒する。
「……信じられないよな。どうしてもと言うのであれば、この手を拘束してくれても構わない」
「…………いえ、信じるわ。それで、何を聞きたいの?」
「うん?聞きたいことは1つ、いや2つかな?」
「なんで増やすのよめんどくさい」
「まぁまぁそう言うな。それじゃあ1つ目。
ま、先ずは本命をね〜。この後は紫様に召喚されるまで雑談をするつもりだし。後回しにして聞けないとかヤダからね。
「………………やっぱり聞くわよねぇ。ま、私は単にレミィ、あぁ、レミリアに言われて外に居る吸血鬼の後ろ盾として来ただけよ。ここに来た手段も私の魔法」
わぁーお、さっすがもう数百年年以上生きてる魔女ですわ。私、紫様、博麗の巫女の全力の結界を魔法で破るとは。
「そうか。じゃあ次の質問だ。私個人としてはこちらの方が大切だ」
「ゴクッ」
「パチュリー、お前絶対苦労人だろう」
「……へっ?え、そんな事?」
「そんな事とはなんだそんな事とは。それで、どうなんだ?」
私としては共感してくれる人が増えるかどうかの大切な質問なんだよ。というか、原作は兎も角、二次創作物は全部と言ってもいい程沢山の苦労人パチュリーが居るんだよね。この世界も原作は崩壊してるから言うなら二次創作物でしょ。それだったらパチュリーは苦労人の筈なんだ。
「まぁ、そうね。確かにいつもレミィには振り回されてばかりね」
「じゃあ「でも」ん?」
「でも、そのおかげで毎日楽しいわ。苦労人は否定しないけれどね。フフッ」
……………………ほほう、新しいパターンだ。逆に私が共感出来るかもしれない。私もなんだかんだ言って、この生活が楽しいし。
「ふむ、そうか。そういえば、この本達はどうする。かなり散らかってしまっているが。主に紫様達の戦いの余波で」
「あぁ、それなら大丈夫よ。後でレミィに手伝わせて片付けるからね。貴方はどうするの。主の所に行かなくていいのかしら?」
「大丈夫だろう。いざとなれば私は紫様に召喚されるのでな」
「……召喚ねぇ。私も使い魔を召喚しようかしら」
使い魔?あ、そういえば確かにここには小悪魔が居ない!成程、この後に召喚される事になるんだね。ん〜、なぁんか、眠くなってきたなぁ。流石に寝る訳にはいかないから、我慢しなきゃ。
「良いんじゃないか?召喚した使い魔にこの図書館の本を管理させるのも良いかもな。お、戦いの余波は収まったようだな。さて、レミリア・スカーレットの所に案内してもらえるか」
「良いわよ。元々私は敗者。敗者は勝者に従うものよ」
へぇ〜、パチュリーってそんな事考えるんだ。でも確かにそれもそうだ。よし、紫様が勝ってるだろうけど大怪我してるかもしれない。一応気張って行こう。
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─そこで立っていたのは
やはり紫様であった。但しボロボロで、立っているのもやっとといった状態だった─
わ、紫様血だらけじゃん!えっと、永琳は確か妖怪の山の麓に居るはずだから、そこに紫様を送ろう。
「紫様、大丈夫ですか?」
「……これを見て、何が大丈夫なのかしら。もう即行寝たいわよ。ただ、あの吸血鬼の子が起きない限りには、条約も結べないからね」
「なるほど。では、あの者が起き次第私が連絡を致しますので、紫様は永琳さんの所でお休みになられては?」
「えぇ、そうさせてもらうわ。よろしくね」
よし、じゃあまたパチュリーと雑談してようかな。さっきは全然出来てなかったし。
お嬢様、私は、私はやりましたよーーーーー!
……なんか聞こえた気がするけど、きっと気の所為だ。あの余裕そうな