ガンプラネーム:ガンダムmark百《ハンドレッド》(試作状態)
ベースガンプラ:νガンダム
武装
改造νビームライフル(射撃形態に集束単射、連射の他に拡散追加)
腰部・ビームサーベル
頭部・バルカン
右腕部・シナンジュシールド改造
脚部パイルバンカー
バックパック・νハイパーバズーカ(一発目のみ散弾)
バックパック・フィンファンネル防御用×3
バックパック・フィンファンネル攻撃用×3
クスィーパッケージ・ミサイルファンネル×少数
特殊能力:
・ミノフスキークラフト(自由飛行)
・ミノフスキーオーバードーズ(時限強化)
・ブースター復活
ガンプラの備考:
元から高いνガンダムの運動性能を百式のパーツを流用して上昇。そしてνの発展機であるクスィーガンダムのパーツを使い『クスィーパッケージ』を製作。結果ミノフスキー関連の特殊能力を取得。追加でファンネルラックを付属。
フィンファンネルは未使用時はバックパックを守るように付属されており、翼のように展開も可能。それぞれ攻撃特化とファンネルシールド用とで分けている、ミサイルファンネルを少数、仕込んでいる。
ビームライフルは改造して拡散出来るようになっており、実弾やミサイル等の誘爆に使用したり、ビームガトリング等の小さいビームを一瞬防げるように。
シールドはシナンジュのを改造。近接戦が可能。
脚部には鉄血系対策としてのパイルバンカーが仕込んであり、スパイクとしても使用可能。
バックパックにバズーカをマウントしてあり、一発目に散弾をセットしている。これは格闘機の出鼻を挫く為になどで使用される。
右指の関節にトリモチとダミーを仕込んでいる(機構から製作)
バックパックにはブースターを増設が可能
バックパックが残っている状態で撃破されると、バックパックが独立しクスィーブースターとなり、ファンネル、ライフルやバズーカによるエースコンバットを開始する事が可能。ただし脆い。
機体は高性能に纏まっているものの、広域殲滅に欠け、一対多は難しい。
更に武装の豊富である為操作が難しく、しかもファンネル操作も加わるので難度は更に跳ね上がっている。
万能型ではあるものの、最も強いのは中距離なのでガン逃げされたりガン攻めされると火力を出しにくいという欠点も。
総評としては使いこなせれば強い機体。
決して脳死で使う機体では無い。
第一次有志連合戦後、第二次有志連合戦前に、左腕にバルバトスルプスレクスの200ミリキャノンを埋め込み、バックパックにヴェスパーを追加。ガンダムMk.百の完成となった。
「ぐぇえ……」
サンドはGBNの非戦闘エリア一角にある海が見えるベンチで溶けていた。
チャンプにボコられた後、息つく暇もなく難易度SSSミッションの連戦にドナドナされスナック感覚でクリアしている彼を強制的に堪能させられたのだからこの有様もしょうがないのだ。と自分に言い訳しながらキョウヤとの戦歴を今年の分のみを表示する。
「0勝52敗68引き分け……oh」
あまりにもグロテスクなそれに思わず手を覆う。一勝も出来てないやんけと謎の関西弁が出てしまった。
シャフor固定の2v2やチーム戦で偶然当たった場合の戦歴はまだ五分五分程度の勝敗率なのだが、サンドはタイマンでキョウヤに一度も勝てていないのだ。どれだけ嵌め殺しの算段をつけて、あらゆる罠を張り巡らせて、必勝を狙った行動を全て真正面から食い破られる。よしんば落とせたとしても勝利条件を達成できず結局負けたり、同時にダメージアウトして終わるなんてのがザラなのだ。今年に入ってそれが顕著となっている。
あまりに強い。頂点は本当に高すぎる。
「いや、俺が弱いだけか」
公式大会戦とかあまり見る方ではないけれど、あんなのを相手取れる奴らの気がしれない。バケモノめとひとり愚痴る。なにせシステムの限界という枷を嵌められた上でアレなのだ。常に限界値を叩き出すのではなく、そこまでしか出せないのだ。彼の限界へもっと先で、だとするならば、勝てないのは己が弱いからと結論づける。
けれど、まぁ。偶に頂点とやりあえるこの状況は強くなるという点においては決して悪いものでもないとサンドは自分に言い聞かせ、さらにベンチの上に溶ろけた。
「やあサンド。ご機嫌は如何かな? 私は元気だ」
「んぁ?」
そんな彼に声をかけた者がいた。ベンチの後ろからサンドの顔を覗き込むように見下ろす緑髪のネオジオンの制服に胸に薔薇とマシュマロをつけたダイバー。ZZに出てくるマシュマー・セロをモチーフにした相手がサンドに自己完結気味な問いかけをしてきたのだ。
「マシュマーロンか。今日インしないんじゃ?」
「ハハハ、トリックだよ……というのは嘘で、単に用事が早く終わったからな。こうしてイン出来た訳だよ」
「そうか。お疲れさん」
よく遊ぶフレンドのひとり『マシュマーロン』はサンドと偶に固定を組んで介護をしてくれる人物だ。Sランクダイバーだが、SSランクに通用する実力を持っているだろうとサンドは推測していた。事実ソロでなければもっと上になっていた事だろう。
付き合いやすく、誰にでも優しく、時折初心者にもイロハとか教えてるのを見かける。なんだこいついい奴かよ、いや元々こちらに付き合ってくれるんだからいい奴なのは知ってたけど。と内心早口になりながら、サンドは今後の予定を考える。
「あー、どうする? もう対戦はやる気起きないし……適当なミッションでもやるか」
「そうだな、2人でいけるとなると……」
ないことはないのだが、どうやらマシュマーロンの食指が向かないようで次々とミッションページを巡っていくのが動作でわかった。
待ち時間にふと上空の浮遊スクリーンに試作3号機をベースにしたガンプラが見えたものだから。
「スターダストメモリー……なんかあったか?」
「ん? ミッションはあるけど。三人以上だね」
サンドの独り言をマシュマーロンは拾ったものだからそれで良いやと脳死で会話の続行を決める。
「誰か呼ぼうぜ。そっちのフレでも」
「はいはい、ロビーにいる奴を探してみようか」
弾みをつけて起き上がるサンド。そのダイバールックはグラサンノースリーブというどこかで見たような格好で茶色の天パがご本家との違いを見せている。クアトロコスのアムロをイメージしたのだから当たり前だが。
そんな彼は意味もないのに伸びをする。恐らくキョウヤに付き合っていたせいで気疲れしてしまったのだろう。おのれチャンプ!などと生産性のない思考をしてクールダウンしていた頭をもう一度再起動する。知恵熱からくる凄まじい頭痛を我慢して、顔を前に戻せば見知った顔がマシュマーロン以外にもう一人。
「あや、アレは『首無し』さんでは?」
「え、あ本当だ」
こちらが見たからかは不明だが、あちらもまたこちらに気付いたようで手を振って近づいてきた。
「『やあ、お久しぶり。首狩っていい?』」
「いきなり何ぶちかましてくれてんの? ダメ」
「『先っちょ、先っちょだけだから!』」
「それお前が言われる側だし、先っちょもダメ!」
『首無し』と呼ばれた人物はボイスではなく、チャットによる吹き出しによって会話する珍しい女性ダイバーだ。理由は名前の通りアバターに首がない、そしてMSにも首はない。故に会話用の器官がない。というロールプレイをしている為だ。つまり銀魂で言うエリザベス枠である。以上の事から紛れもなく変人であり、変人なのでクソ強い。こちらよりも格上であるとサンドが思っているうちの1人でもある。何度絡まれたことか。だいたい二十五戦程したが、三回も首を狩られたのはサンドはトラウマになっていた。
というかこんな距離感だっけ?と内心疑問に思いつつ、今日はもう対戦はしない事を宣すると、渋々ながら引き下がってくれた。
「ていうか珍しいね。首無しさんがこっちのサーバーにいるの。私としては君を久しぶりに見た気がするよ」
「『別にヨーロッパサーバー専というわけじゃないし、偶にこっちにも羽を伸ばしたいのさベイベー』」
「ほーん。で、今お暇で?」
「『イェース、めちゃくちゃぬちゃぬちゃ暇だよ』」
よくわからないが暇であると判断したサンドはせっかくの機会なので一緒にやろうと画策する。何せ前述の通り首無しは強い事は身に染みて分かっている。故に一緒にやれば心強いと思ったのだ。
「ぬちゃぬちゃかは知らんが、なら一緒にミッションいかない?三人以上のやつがあって、誰か誘おうとしてた」
「『おっけー。今から?』」
「どーなの? マシュマーロンよ」
「じゃあロビー行くとしよう。そっからミッションに移動できるから」
「『御意』」
「お前はさっきから何キャラかはっきりさせなさい」
そんな締まらない感じでミッションに移動する三人のズッコケ三人組であった。
353:名も亡きダイバー
いやークオンちゃんは強敵でしたね(動画を見つつ)
354:名も亡きダイバー
災難すぎる……
355:名も亡きダイバー
ヴァルガを消し飛ばそうと入った位置が戦闘中の砂袋とチャンプの間とかクオンちゃん様不憫かわいい
356:名も亡きダイバー
〜チャンプによる邪竜三十秒クッキング、砂袋を添えて〜は流石に草
357:名も亡きダイバー
チャンプはアセムでクオンちゃんはゼハートだった……?
358:名も亡きダイバー
サンド「俺の余ってるだろ!」
359:名も亡きダイバー
Aランク詐欺は黙っててもろて。
360:名も亡きダイバー
Q.なぜ、あれでAランクなの?
A.疑問はあの人が昇格系を全く受けてないから。
361:名も亡きダイバー
ランク詐欺、無冠の王者は伊達ではない! 最近は勝ててないけど、一時期はチャンプになる前のチャンプすらハメてたからな
362:名も亡きダイバー
というか砂袋がクオンちゃんが出現したの見て即座に盾として運用し始めたの笑う。
363:名も亡きダイバー
2人が面食らってる間にジャバウォックの足破壊して動けなくしてたしな。
364:名も亡きダイバー
砂袋「近くにいたお前が悪い」
365:名も亡きダイバー
チャンプの攻撃を全て受け止めるクオンちゃんの豊満なボディー
366:名も亡きダイバー
クオンちゃんのまな板がなんだって?
367:名も亡きダイバー
退場までずっとクオンちゃんが悲鳴あげてたのスコ
368:名も亡きダイバー
心地いいタイプの悲鳴だよね
ミッション。GBN内に無数に存在するそれは採取から
今回マシュマーロンが受注したミッションの内容はそれらのうちNPD達との戦闘であった。
連邦およびデラーズ・フリートの艦隊を突破し、GPシリーズの待つエリアに移動。敵を撃破せよ。というものだ。
難易度は明らかにAランクミッション並であるのに対し、参加条件は人数のみというとても緩い為か、初心者達が間違えて入ってしまう事があるミッションと話題になったのをサンドは覚えている。
ちなみに今回はそのミッションのEXTREME+という難易度上昇版である。
「このミッションやってみたかったんだー」
「へー、へー、因みになんで高難易度版?」
「2人が苦しむのが見たかったのだよ」
「『マシュマーロンさんって時たま邪悪な笑顔してるよね』」
「愉悦部だからな。しょうがない」
首無しも思わず素に戻るほどのドン引き。
そう、マシュマーロンは良識の範囲内で相手が四苦八苦するのを見るのが好きなのだ。悪いやつではない。ないのだが、そこだけが彼と付き合う上で気をつけなければならない欠点であった。ちなみに自分も苦しむのが好きというので弱点がない。
「俺の周りにはなんでこんなに変人ばかりなのだろうか?」
「お前だけには言われたくないぞ芸人体質」
「『ウルセェ、チャンプぶつけっぞ』」
「やめてよぉ!」
マシュマーロンからは気にしていることをツッコまれ、首無しからはさっきまで巻き込まれていた災害をぶつけるぞと脅されたサンドは悲鳴をあげる。
サンドは追加で質問を投げかけた。
「さて、作戦とかは?」
「高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応」
「『つまり、作戦は無いと』」
「まぁ、このメンツならそれがいいか」
「敵味方フレンドリーファイア有効だから気をつけて」
「了解」
「『OK OK』」
グダグダだなぁと苦笑しつつ、ほかのメンバーがを横目にMSに乗り込んだ。
そんなこんなのじゃれあいを経て出撃フェーズに突入する。
「サンド⭐︎バック、ガンダムMk.百行きまーす!」
「マシュマーロン、ザクⅢ絶刀、出撃!」
「『首無し、スリーピー・ホロウ。突貫!』」
出撃ゲートを潜ると、サンドの前にいきなり大艦隊の砲撃が出迎えた。
「わっはぁ! 目の前かよぉ!?」
いきなりの弾幕を反射で回避、躱しきれない攻撃を適宜サーベルとライフルで相殺。即座にライフルを集束モードに移行して戦艦を一隻撃破する。そうして漸く余裕を取り戻して、周りを見渡す。
「そういえば出撃位置ランダムだって言ってたな」
脳死で聞き流してしまっていたとサンドは少し反省し、頭痛かったししょうがないじゃんと誰に向けたでもない言い訳をしておく。
しかし敵の目の前に出現することだって普通にあり得たのにそれを考えてなかった自分が悪いなと兵装の操作を開始する。
「フィンファンネル!」
攻撃用フィンファンネルを展開、自らの後ろに配置して突撃を敢行。ミノフスキークラフトによって急制動から加速。加速から急制動を挟んで敵に狙いをつけさせない。
艦隊からの砲撃を躱して躱して、敵MS大隊に飛び込んだ。そのうちのジムカスタムが即座に反応して攻撃をばら撒いてくるが、サーベル片手に連射モードのライフルで相殺しつつ肉薄。その間はファンネル達で周囲への牽制をする為に操作する。
敵の肢体を斬り裂き、可能ならそのまま撃破。出来なければファンネルに援護させて撃破。武装による攻撃の合間にバルカンやファンネルで自分による自分への援護を挟む。バルカンを挟むのはともかく、ファンネルで自分を援護させるのは操作難易度が意外と高い。けれど自分が出来るのだからみんなも軽くできるだろうなぁと少し凹みながらサンドはMS大隊を達磨にした一機残して全て撃破する。
ふと、別方向で爆発の光が見えたものだから味方は彼方かと達磨にして放置していた機体をつかみ盾とした。爆発させないようにエンジン部分に攻撃が当たらないように注意を払いつつ合流を開始。次の戦場にたどり着くと二機のヤベー奴らがいた。
一機はマシュマーロンの駆るザクⅢ改の改造機『ザクⅢ絶刀』格闘武装はビームサーベル8本。実体剣を2本あるのに対し、遠距離武装が頭部ビーム・キャノンと腰部ビーム・キャノンのみ。格闘に繋げるか、格闘の間に挟むことの出来るもの以外なしという格闘機体なのだ。
毎回相手の場を荒らしてくれるのでサンドはよく助けられている。
もう一方は首無しの機体。『スリーピー・ホロウ』鉄血系モビルスーツ、キマリス・ウィダールの改造機だ。ベース機と違いが多く見受けられるが、1番の違いは頭部だろう。何せスリーピー・ホロウには頭部がない。キマリスならぬクビナシ・ウィダールなのだ。
ビジュアル的にネタにも見えかねないガンプラだが、頭部カメラがないのを補う為に脚の代わりになっている馬の頭部がカメラとなっており、戦闘はまったく問題がない。
こちらも格闘戦が得意な機体であり、機動力がエグいので近づかずに嵌め殺すしかサンドには打つ手がない相手だ。
そんな二機が揃って戦場を荒らしまくっている。
「フハハハハっ! かはははっ!」
「……………!」
ザクⅢ絶刀は高笑いをしながらコマのように回転しながら敵を斬り裂き、スリーピー・ホロウは一匹ずつ超速で拉致してから撃破を繰り返す。
あんまり関わりたくない感じに仕上がっていたので、ここは任せても大丈夫だ。と半ば自分に言い聞かせながら、サンドは更に奥にいる艦隊へと突貫する。盾の状況を確認してまだ使えるかを確かめる。
「よし、ミノフスキー・OD限定開放」
時限強化をスラスターのみに回す限定解放。最高速度を維持しつつ、次に展開したのは防御用フィンファンネル。
敵艦のアルビオンを捕捉、艦のエンジン部分に盾となっていた通り過ぎる際に達磨を置いてミサイルファンネルを射出。達磨を爆破させ誘爆を促す。フレンドリーファイアが有効であるために、味方の爆発にも巻き込まれるという性質を利用し、わざと敵の中心で撃破する事で最小の消耗で敵を撃破するというサンドにとっては余技を行い……
「ハハッ、喰い破るぞ! 合わせろ首無しィッ!」
「『………!』」
その余技によって空いた艦隊の穴を二つの騎士が致命的なほどに押し広げた。
マシュマーロンは格納腕と脚にもビームサーベルを展開、両手にそれぞれに持ち替えた実体剣をそれぞれ駆使して戦艦のメガ粒子砲を真正面から斬り裂き、弾き、直進する。生じたビーム拡散で周りの戦艦も撃破しつつ、砲撃してきた相手をサーベルで相手の武装と今後の使い方にとっては余分な部分を撃破判定にならないように斬り落とす。それが終わり次第やるべきことを成したと艦を足場に反転する。
直後、首無しのスリーピー・ホロウが最高速度で戦艦に激突、鉄血系機体特有の出力を存分に発揮、軽くなった戦艦を残る敵艦隊への即席の突撃用盾兼矛とした。つまるところそれは先程のサンドと同じで、違いは規模だけだ。
このまま行けば中心のGPシリーズの元へと辿り着けるだろう。しかしCPUとは言え、相手だって黙ってそれを見逃すはずもない。小回りの利くが故にMS達が4大隊ほど迫ってきたのだ。
「首無しそのまま進め! マシュマーロン露払い!」
「おうとも!」
「『まかせた』」
マシュマーロンは快活に指示を受け、首無しは操作の余裕ができたのか簡易チャットで応じてくれた。
戦艦の影で敵の支援砲撃から隠れつつ、サンドが捉えた敵、ガルバルディαやジムカスタムなどの混成部隊をビームライフルの連射モードで叩き墜としていく。射撃武器が二つしかないマシュマーロンは首無しに向かう流れ弾をサーベルで斬り払い、貴重な二つの武器を焼き付かせないよう交互に撃っている。
「カートリッジ!」
弾切れとなったビームライフルのリロードを声に出すことで仲間に伝え、バルカンとファンネルでEパック交換の隙を補う。とその間に敵艦隊の位置とこちらの位置を確認したマシュマーロンからの指示がとぶ。
「あと十秒で離脱だ!」
「持たせる!」
「『わかった』」
敵MSの半数を撃破したものの、このままではこちらがジリ貧となるのでお茶濁しに入る。
ビームライフルを集束モードに切り替えておきチャージ、敵モビルスーツ達にむけてトリモチの隣関節に仕込んでいたダミーバルーンを展開、攻撃されると爆発する仕様のそれは期待通り敵の混乱を招いた。
「散開!」
離脱したかなどを確認することなく、振り返り集束完了したビームライフルを今まで盾となっていた戦艦に向けて解き放つ。核を撃ち抜いたそれは誘爆を多大に引き起こし、勢いのまま周りの戦艦を巻き込んで大爆発を巻き起こすこととなる。
一つ目の山場を越え、少し一息つく。
「連携、とは言えないだろうが結構うまくいったな」
「この勢いで行くとしよう!」
「『OK』」
先ほどから合間合間に簡易チャットで応答してくれる首無し、流石の余裕だなとサンドは関心し、負けていられないと気合を入れ直す。
そして、エリア移動。
直後、別々の位置に出現した三機のうち、一番敵の近くにいたサンドに向けて開幕何かが飛んできた。いつもなら避けられたそれにサンドバックは別方向にいた巨大MAデンドロビウム二機という衝撃的な光景に気を取られ、反応がとても遅れてしまったのだ。
飛来したそれはRX-78GP-2、つまりガンダム試作2号機と言われる機体の象徴的武装にしてこのゲーム内では超火力のロマン武装。
「ホァあアッ!?!?」
つまるところ、アトミックバズーカが直撃しちゃったのである。
マシュマーロンの爆笑と、小刻みに震え、必死に笑いを堪えている動きをするスリーピー・ホロウが見て後でアイツらシメるとサンドは密かに決意を固めたのだった。
青いカンテラ様の作品『GBN総合掲示板』より
『首無し』さんとチョイ役として『クオン』さん
をお借りいたしました。ありがとうございます。
人物描写がへたくそでごめんね?