彼女達は諦めない!    作:タク-F

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今回は「攻月 レイド」さんとのコラボ回となります!

こちらの時系列では

〈凜祢ユートピア〉の後て、

天宮市にやってきた〈神風 優斗〉君の行動を凜祢さんの視点で見ていただきたいと思います!


コラボ回 通りすがりの仮面ライダー!

〜凜祢side〜〜

 

「ん?彼は……何者なんだろう……」

 

エデンが崩壊した後……私は不思議な青年が天宮市に突然現れた事を確認した。

 

「ひとまず……様子をみようかな……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここは……何処だ?」

 

 青年……がオーロラカーテンを抜けた先には……見知らぬ土地が広がっていた。あぁ……なるほどね。

 

「並行世界の人間が……天宮市に迷い混んだんだね。私が……やらかしちゃったかぁ……」

 

 私は自分の愚かさを後悔しつつも彼の動向を確認する事にした。修君を……危険から守らないといけないから……

 

「修……私は貴方に救われたわ……そして今の貴方は恋人がいない。なら……首輪をつけても構わないでしょう?」

 

 彼がその世界で最初に見たのは……()()()()()()()()()()風鳴翼の姿だった。その手にアームドギアを持ちながら……光の映らない瞳をしていた。

 

「翼……? だけど……明らかに様子が違う……?」

 

 なるほど……彼はシンフォギアの世界を識ってるんだね……。なら……彼女達の動向……気になるよね?

 

「ひとまずは彼を見守ろう。そして今の彼女達の元へ導いてあげようかな……」

 

 訳がわからないままに彼はこの街を散策した。もしかしたら……他の人物がいるかもしれない。とりあえず1番近いのは誰だったかな……?

 

「そう言えば未来が戦おうとする事を彼は知らないかもしれないのか……」

 

 少し面倒だけど彼に軽い暗示をかけておこう。〈破軍歌姫〉の力で……足りるよね?

 

「あれは……未来か?」

 

「修君……また精霊に……狙われてる。なんで……あんなに仲が良かった私よりも……」

 

 やっぱり未来は諦め無いよねぇ……。まぁ………彼女がそれを見逃す訳無いから……絶対またやり合うかなぁ……

 

「シンフォギアでも無い……見たことも無い装備。そして……翼と同じ人物の名前を呟いていたな……」

 

 あれ?〈顕現装置〉を知らないのかな?……。となると彼は……案外原作知識ってのに明るい訳じゃないのかな?

 

「あぁ〜もう! なんでポンポンと()()()()は戻って来てんだよ! あたし様が修とイチャつけねぇじゃあねぇか! 」

 

「なんだ?あいつ……だが……見るからに不機嫌そうだな……」

 

 私は次に彼を来禅高校へと導いた。するとクリスちゃんがちょうどよく下校して来たみたいだね。でも……

 

「クリスちゃんに……反応しない?どういう事だろう?」

 

 もしかしたら……そもそもシンフォギアの知識に明るい人物では無いのかもしれないね。

 

「なんか俺がストーカーみたいだよな……って雨か!?」

 

 そう思っていると突然雨が降り始めた。あぁ……

 

「そう言えば修君……〈氷結傀儡〉のコントロールはまだあまり出来て無かったね。〈灼爛殲鬼〉の時は自動発動だけど……」

 

 彼は近くにあった神社で雨宿りを始めた。すると遠目ではあるが……珍しくセレナがやって来ていた。コレは私自身も予想外だね。

 

「あれは……たしか……」

 

 ん?さっきと様子が違う……?クリスちゃんには無反応だったのに……?

 

「どういう過ごし方をしたんだろう?ちょっと彼の生い立ちが気になるかも?」

 

 すると彼はセレナちゃんの様子を見守ってた。不思議だね……?

 

「アイツ……こんなところまで来てんだな……。だけどこの場所は日本みたいだし……何が起こってるんだ?」

 

 あぁ……なるほどね。〈F.I.S〉にいた頃のセレナちゃんを識ってるのか……。となると彼は……

 

「時系列を辿りながら過ごした転生者なのかな?」

 

「いつか……修さん記憶を思いだしたその時には……もう1度告白しよう。もし選ばれたら……その時は今度こそ…………」

 

 ふふっ……セレナちゃんもめげないね?でも……相手が悪いんだよねぇ……。

 

「ところどころ聞き取れ無かったが、また同じ名前を聞く事になるとはな……」

 

 雨音のせいか……セレナちゃんは彼に気付く事なく帰って行った。あぁ〜健気だよねぇ……。

 

「銀髪を……見失ったな……とりあえずどうするかなぁ……」

 

 彼は雨が上がると周囲を見渡してた。そっか……

 

「そう言えばクリスちゃんを探してる途中だったのにね……」

 

 宛もなく移動した彼は天宮市のショッピングモールにたどり着いた。とはいえ……中々目立つこの施設だし、この時間ならみんな結構来てるよね?

 

「どんな世界なのかいい加減……調べないとな……」

 

「君の様子も調べてるんだけどなぁ……」

 

 すると彼は()()2()()を見つけたみたいだね。もちろん彼女達は変装してるけど……

 

「計画は順調だ。奴等も続々とユウの元へと集って来ている。この調子なら今年中にケリをつけられるだろうな……」

 

「とはいえ……それだと記憶を取り戻す前に……ある事無い事を吹き込む人達もいるかもしれません。油断せずに行きましょう……」

 

「そうだな。ユウは……今は()()()()生活しているからな。焦らず確実に積み重ね無ければ……」

 

 2人共楽しそうに語り合ってるけど……

 

「キャロルちゃんのやり方……本当にえげつないよねぇ。目の前で勇君の記憶が戻る瞬間まで姿を隠すんだから……」

 

 そう思っていると彼も何かを言いたげだった。

 

「なんだか物騒な発言をしてるよな……。しかしこれで4回目……か」

 

 そっか……。()()()()()()()()()()()事情を知らない人からすれば……皆が修君の元に集う理由はわからないよね?

 

「あぁ……黒猫……可愛い……。撫でたい……抱き抱えたい……」

 

 書店に入ると動物雑誌を手に取るマリアが呟いていた。ええ……なんでまだ天宮市に潜伏してるの?

 

「恐らく猫好きな人なんだな。まぁ……女性に限らず可愛い動物というのは人を魅了するからな……」

 

「あれ?セレナちゃんに気付いてマリアさんに気づかないの?あれだけ特徴的なのに……?」

 

 そして彼は天宮市の情報雑誌を手にしていた。う〜ん……勇君があの時このくらい慎重だったらなぁ……。まぁ……転生して修君として過ごす今では詮無き事……何だけどもね?

 

「さて……この都市で俺の成すべき事って一体なんだろうな……」

 

 っと……彼が移動するみたいだね。まぁ……ソレは私も気になるけども……。

 

「しかし……翼が明らかにギアを纏っていない………………か。違和感しか感じないな……」

 

 いやいや……ソレ以上に私は君に言いたい事があるけども……

 

「マリアさんやクリスちゃんになんで気づかないかなぁ……」

 

 すると服屋の方から4人の女性達の言い争う声が聞こえて来た。って……あれは〈自動人形(オートスコアラー)〉 の4人だ……。今はホムンクルス体と使い訳をしてるけど……買い物かな? 

 

「美香てめぇ! 服選びが長いんだよ! マスターが待ちくたびれているだろ! 」

 

「しかたないぞ雫! アタシだって女の子だぞ! お洒落だってしたいんだぞ! 」

 

「派手に落ち着けお前達。いつの日にかマスターが旦那様に贈る服選びの下見が今日の目的だ。地味に目的を履き違えるなよ? 」

 

「とはいえ……まずはマスターからの命令を終わらせますわよ! その後でもう1度服選びをしましょう? 」

 

「相変わらず仲が良いのか悪いのか……。でもまぁ……勇君としての記憶を取り戻したその時は彼女達も笑顔になるんだろうけどね?」 

 

「……気にしてもしかたない……か。しかし……」

 

 あっ……彼がまた移動を再開しそうだ。とりあえず追わないと……。

 

グウゥゥゥ〜

 

 そっか……彼……お腹が空いてるんだ。

 

「腹……減ったな……使えるかはわからないが小銭はある。何か食べ物でも買うとするからな……」

 

「ひとまず彼のお金をこの世界のお金に変換しておこう。流石に可哀想だしね?」

 

 そうして彼は食料品売り場へと向かって行った。そして到着すると1人の男子高校生……ってあれ?

 

「修君……よりによって今買い物に来てるの?タイミング悪すぎ無い?」

 

 修君が買い物カゴにたくさんの食料品を入れていた。あぁ……今日は精霊皆での集まりの日なのかな?

 

「あぁ〜もう! 急に姉さんが先輩を連れて来るとか聞いてないよ! 材料が足りないじゃん! 」

 

「修君……確かに士道が突然来たら驚くけど……まずは緒川さんに相談すれば良いのに……」

 

 まぁ……それでも頑張るのが勇君としても……修君としても同じだから……。応援したくなっちゃうんだよねぇ……。

 

「なんだあの量……1人暮らしには多すぎだろうに……」

 

 あっ……彼が修君の買い物カゴの中身に注目してた。接触するつもりなのかな?

 

「ホームパーティーか何かだろうな。きっと料理を振る舞う人物がいるんだろうな……」  

 

「残念……調理するのも修君なんだよ?」

 

 そして件の修君が慌ただしく他の売り場へと急いで行った事でフロアは静かになった。ていうか修君……モールて騒がしいよ……

 

「修君は気づかないし、彼も関わるつもりは無いんだ。でも……ソレはソレで複雑だなぁ……」

 

 修君に注目してたら彼がいつの間にかレジを抜けそうだった。あぁもう!見失いそうだよ!

 

「結局使えたな……ってなんだ!?」

 

「あ……違和感無く使ってた。少しは疑うと思ったんだけどなぁ……」

 

 買ってたあんぱんと牛乳を公園で彼が食べているとオーロラカーテンが現れた。

 

「はぁ……よくわからない世界だったな……」

 

 彼がこの世界に来た理由はよく分からなかったし、見知った人物がいたと思ったら、主要人物にも……気付いて無かった人がいたし、結局修君と出会えてなかった。話しかけても良かったのに……。

 

「私からすれば君の方がよくわからないんだけどなぁ……」

 

そして彼はいつの間にかこの世界を後にした。

 

「あのオーロラカーテン……もしかしてディケイドの?」

 

 私の疑問の答えを語れる人物は……その場には存在しなかった。

 

〜〜凜祢sideout〜〜

 

 




はい!こちらではそういう訳で優斗君の行動を含めて、凜祢さんの視点でお送りしてきました!優斗君の視点はレイドさんの視点でご確認をお願いします!

こちらがそのURLとなります。

https://syosetu.org/novel/237050/

ぜひご確認ください!


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この続編……メインヒロイン交代しちゃいます?

  • キャロル1択だよ!
  • せっかくだからヒロイン交代で
  • 前任者達も参戦!
  • 精霊達に押し倒されてしまえ!
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