彼女達は諦めない!    作:タク-F

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おっそくなりましあぁ!(土下座)


化石の如く更新が凍結してましたが、ゆっくりと執筆して更新して行きます。


精霊の真実

 太陽さんもとい立花さんの訪問の翌日……僕達は話し合いをする事になった。この家には現在、僕・姉さん・セレナ・翼・切歌ちゃん・調ちゃん……そして()()()()がいた。

 

「まぁ……ひとまずは情報を整理しようぜ?」

 

 姉さんの進行で今回の状況を整理する事になった。

 

「まさか……響さんが……」

 

「なんともびっくりデス……」

 

 僕以外の皆は太陽さん……いや、響さんの行動に困惑していた。少し違うかな? 僕は()()()()()()()()()() ()()ちゃんとしての活動しか知らないけど、明らかに皆は()() ()()()()()()()()を識ってるような雰囲気だった。一体……何故? 

 

「なんで皆は太陽さんを識ってるの? それに……なんで太陽ちゃんは僕の事を識ってるの?」

 

 太陽さんの行動から2つの疑問はほぼ同時に発生した。

 

「それでは私が説明致しますわ。修君のご様子からここは第三者たる人物が適任かと思われますが、艦長としてはどうですか?」

 

「あ〜……確かにその通りかもな。あたし達だと感情が先行しそうだしよ……。風見達に頼むわ……」

 

「任されましたよ艦長♪ それじゃあ雫ちゃん達が解説しますね?」

 

「…………すまない。先に2人に渡す物があるのだが……」

 

 そうして説明がされる前に令音さんが割り込んだ。……何をするつもりだろう? 

 

「およよ……? あたし達に……デスか?」

 

「う〜ん……なんだろう?」

 

「まぁ……このペンダントなんだけどね?」

 

 そうして令音さんが取り出したのは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()だった。

 

「令音さん……そのペンダントは……」

 

「あぁ……3()()()()()()()()()()()()()さ。もちろん……同様の効果がある」

 

 これまでの経験上あのペンダントを見ていたら聞こえる詠があった。

 

「調……これは間違い無いデスよ?」

 

「そうだね……。なんで令音さんが持っているかはわからないけど、とにかく受け取ろうか……」

 

 2人はそう告げて受け取ると、()()()を告げた。

 

Various shul shagana tron〜♪ 

 

Zeios igalima raizen tron〜♪ 

 

 そう告げた2人が纏ったのは、()()()()()()()()()が纏ったモノと同じだった。

 

()()()()()()()()()()……。お前達が颶風騎士(ラファエル)を纏った時点でわかる事だもんな……」

 

 どういう事なんだ……? 

 

「あぁ……すまないねユウ。()()()()()()()()()()と言う事さ。それに……念の為の確認でも予想通りクリス……()()()()()()()()だろう?」

 

「あぁ……。みたいだな。あたし達の世界にいた〈暁 切歌〉と〈月読 調〉で間違いねぇよ。それも……霊力を宿した……な」

 

()()()()()()()()()()? ……それはどういう意味だ? 

 

「その説明は私達が致しますわ……」

 

 風見さん達の説明は……とても重要な事の筈だ。

 

「まずラタトスク機関ですが……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。しかしこの世界ではここまで大々的に活動する必要は()()()()()()()()

 

 どういう事だ? ラタトスク機関は元々存在していたけど活動する必要が無かった? 一体なんで? 

 

()()()()()()()()()修君の先輩である士道君を支える組織だったからだゾ。だけど……その因果は2()()()()()()()()で終わった筈だったんだゾ……」

 

「先輩を……支える組織?」

 

「あぁ……俺は2年前のその世界で十香達精霊の封印をしたんだよ。もちろん……折紙や琴里も例外じゃないさ。そして今年の4月10日に修は翼と邂逅した。その時点で()()()()()()()()()と同じような運命に巻き込まれたんだよ……」

 

「わかり易く言うなら翼の鏖殺公(サンダルフォン)は十香先輩、あたしの灼爛殲鬼(カマエル)は琴里の天使だった……」

 

 翼の〈鏖殺公〉が元々は十香先輩の……なら折紙先輩も……。

 

「じゃあ折紙先輩にも〈天使〉ってのがあるんですよね?」

 

「あぁ……本来の折紙の天使は絶滅天使(メタトロン)……そして継承者は()()()()()()()。だけど修達の知る通り今の未来は……」

 

「天使を折紙に預けてやがる。もちろん預かるに当たり前任者の折紙は〈絶滅天使〉に封印をしてあるよ。だから折紙の意思が変わらない限りは霊力は漏れない。だから折紙自身はまだ安全だ……」  

 

 未来は……なんで折紙先輩に……? 

 

「え〜……とよろしいですか? 私達が並行世界の住人だと言う話をしていた筈なのですが……」

 

「あぁ……ごめんな風見さん。話の再開を頼むよ……」

 

 風見さんが話を再開させた。

 

「なので彼女達はこのラタトスク機関に接触したんだよ。精霊の事をよく知り、その生活を支えていた組織……その協力が何よりも必要だからね……」

 

「じゃあ……姉さんや未来達は……」

 

「元々は別世界の住人さ。()()()()の為にこの世界へとたどり着いたんだよ……」

 

 なんだか点と点が繋がる気がする。

 

「それじゃあ……本部の人達は……」

 

「弦十郎さんと八鉱さん以外本来は、フラクシナスのクルー達だったよ。現場を私達に任せる為に本部の方へ戻っただけさ……」

 

「そして翼に続いてセレナ・マリア・切歌・調の現界が確認された。もう偶然では無いだろうね。それに……響と未来に至っては()()()()()この世界で過ごしていた。全く恐ろしい程の愛だよ……」

 

何故そこで愛! 

 

 令音さんの説明で僕の関わる精霊が僕と()()()()()()がある事が証明された。だけど……

 

「肝心の響の事ですよね? もちろんアタシ達も困惑しています。何せ……現役のJKアイドルなんて……やってるので……」

 

「そんな響の目的は修との結婚……か。とうとう我慢の限界って……訳だな」

 

「その理由って……一体……?」

 

「修が好きだからだろうな。その証拠に誘宵先輩に弟子入りして、自分の世界の歌でアイドルデビューする事に成功させたんだよ……」

 

「それじゃあ太陽さんが言ってたプレゼントって……」

 

「響のデビュー当時からの初回限定版のCDだよ。もっとも……あたし様が修を婿にするつもりだから処分していたけどな?」

 

「クリス姉さん……それ犯罪だよね?」

 

細かい事は良いんだよ! とにかく! 響の目的は修との結婚だ! これは姉ちゃんの目が黒い内はぜってぇに認めてやらねぇ! もちろん修があたし様と結婚するなら話は変わるけどな! 

 

 愛が……重い……そう僕が思っていた時だった。

 

グサッ!  ピキピキ……

 

「う……グアァァァァ! 

 

「酷いわ修……私はこんなにも胸が張り裂けそうなのよ?」

 

「そんなの認めませんから……」

 

 揺れる僕の意識で聞こえた声は姉さんに劣らない程重い愛だった。

 

調……畳みかけるデスか? 

 

そうだね切ちゃん……

 

チュ……ガブッ! 

 

ンンンん!! んん──!! 

 

 調ちゃんに唇を奪われ……切歌ちゃんに背後から胸を押し付けられながら首筋を噛まれた。どれほど嫉妬しているって……いうんだ? 

 

「これがアタシ達の愛デース!」

 

「お兄ちゃんは私達に救われないと可哀想。だから証を刻んでるだけだよ?」

 

「へぇ……中々やるわね……」

 

「お2人共大胆ですねぇ。私もアプローチを変えてみましょうか……」

 

 僕がキスから解放されると、翼とセレナは2人の行動に感心と警戒をしていた。なんで……僕に……ここまで……

 

「それが前の世界で修君に惚れた女の子の意地よ♪ まぁ……アタシ達も修君に出会ってから大好きになったのよ?」

 

「派手に同意だ。私達は短い付き合いだが修君と行動したいのだからな……」

 

「アタシ達は大好きな修君に甘えられるチャンスを逃すつもりはないゾ!」

 

「まぁ……前の世界での修君は既に恋人がいたらしいですわよ?新参の私達は一歩引いて行きますが……」

 

 風見さん達まで僕に……? それに()()()()()()()()()()()……か。一体どんな人物なんだろう? 

 

「まぁ……そんな修だから太陽は修の家に訪問したんだろうな。修と確実に結ばれるように婚姻届まで用意して……」

 

 士道先輩の言葉で僕は現実を思い出した! 

 

そうですよ! 今は彼女の事です! 

 

「そうだね。まずは響の天使から解説をヴヴヴヴヴ!! 空間震警報だと!?」

 

皆さん! 空間震です! 波形パターンは〈ディーヴァ〉……響さんからの物です! 

 

 緒川さんからの緊急通信が入った事で高崎家は騒然とした。そして僕の携帯が唐突に着信音を告げた。

 

「相手は……太陽さん!?」

 

 僕は驚くもそのまま通話に応じた。

 

『修君……空間震の発生地点に1人で来てね? じゃないとこの天宮市を私の拡大する空間震で消し飛ばすよ? もちろん()()()()()()()()()()()?』

 

 太陽さんがそう唐突に告げて通話が終了した。…………コレは間違い無く脅しの電話で……絶望が僕を襲った。




はい!これでめでたく精霊が前作のヒロインで構成されている真実をクリスちゃんが白状しました!しかし……キャロル様は一体何処にいるんでしょうねぇ?(すっとぼけ)

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この続編……メインヒロイン交代しちゃいます?

  • キャロル1択だよ!
  • せっかくだからヒロイン交代で
  • 前任者達も参戦!
  • 精霊達に押し倒されてしまえ!
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