神と共に、歩む   作:瀬高

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謎の少女の声が聞こえた石田竜。
狐の化け物に襲われ助けてくれた女性の正体とわ。
石田竜の日常が非日常へと変わっていくのであった。


2話石田竜の物語が始まる

ゲームをしていたら夕方になっていた

 

「竜ー!体調大丈夫なの?あれ?なんでゲームしてるの?」

「あ、やべぇ。姉貴部屋に入る時はノックしてよ‥」

「竜?なんでゲームしてるのかな?」

「これにはマリアナ海溝より深いわけがあってですね」

「正座!」

30分程絞られたのだった‥

 

母親も帰宅して夕飯の時間になった。

「お母さん聞いてよ!竜ったらズル休みしたんだよ?」

「え?どうゆうこと?」

「部屋でゲームしてたんだよ!」

「竜、どうゆうことか説明してね?」

「これには深いわけがありましてですね。母さん怖いです。

後ろの万年孤独女にやにやするな!」

「誰が万年孤独女だって?」

「すいません。姉貴は可愛くて最高です!」

「竜、正座!」

「母さん、話を聞いて…」

おかずが1品とお小遣いが3割減した。

 

 

 

21時になり俺は昨日の神社に向かうことにした。

もちろん家族には内緒で。

「遅かったの。少年」

「すいません。急いできたんですけど。」

「大丈夫じゃ。体調は大丈夫か?」

「ありがとうございます。体調は大丈夫です。

ところで貴女の名前を教えてください。」

「妾のことか?橘豊日命(たちばなのとよひのみこ)じゃ。

この神社に祭られておる。よろしくな。」

「俺は石田竜です。よろしくお願いします。

ところで橘豊日命さんに聞きたいことがあるんですけど。」

「橘でよい。それでなんじゃ?」

「橘様は神様なんですか?それと昨日の出来事の説明をお願いします。」

「妾は天皇で死後に祀られたのじゃ。昨日の狐はおそらくウカノミタマの使いなのじゃ。近くの地域に祀っている神社があるからのー。なぜ社を襲っていたかと言うとな人々が我々のことを忘れ信仰しなくなり我々の力が衰退していっておる。失った力を補填するために小さい社を襲い信仰の力を奪うのじゃ。」

「なら橘様も襲うのですか?」

「無礼な!あやつと同じにするでない。産土神の我とあやつとは違いがあるのじゃ。産土神の我は土地に住む人々から少なからず信仰をもらっておるだか、あやつのところは特定の神事の時以外は人が集まらん。だから奪うのじゃ。」

「そうか、同じにしてすまない」

「良いのじゃ。気にするでない」

「ありがとう」

何とか理解しようとするが夢のように思えてしまう。神と神の争い。橘様が言っていた神社には正月に毎年参拝していた。それ故にショックだった。

「ところで1つ頼まれてくれないか?」

「何をですか?」

「今から紹介する娘を守って欲しいのじゃ。ほらこっちに来い。」

。。。"8-(*o・ω・)oテクテク

目の前には着物を着た可愛い女の子がいた。

「え?この子は?」

「紹介するぞ。毘沙門天様の分霊だ。」

「び、毘沙門天ー!?」

「そうだ。よろしく頼む」

屈んで毘沙門天の分霊さんに挨拶をする。

「こんばんは。俺は石田竜って言うんだ。竜って呼んでな!」

「私は天ちゃん。りゅーくんよろしくお願いします。」

「天ちゃんかー笑さすがに呼びずらいかなー?」

「天ちゃんは天ちゃん。呼んでくれないとイヤ!」

「橘様、どうしましょう」

「竜よ、天ちゃんと呼んであげるが良い。」

マジすか。毘沙門天相手にハードル高いわ…

「天ちゃん。よろしくね」

「あのね、りゅーくんに伝えたいことあるの!私の社を直してくれてありがとう。誰も来なくてさびしかったの。誰かこないかなーってお願いしてたらりゅーくんがきたの!うれしかった」

「え?あのお社って天ちゃんが祀られてたの?」

「そうだよー。りゅーくんが直してくれたのが私の社だったのー」

「そっか。直したかいがあったよ。」

「とりあえず竜、天ちゃんのことよろしくね」

「橘様、天ちゃんってもしかして俺の家で預かる感じですか?」

「それ以外に方法はあるのか?」

まじかよ。どうしよう。結論は、、

「ないです」

「よろしい」

「家族にはどう説明しようか悩みます」

「大丈夫じゃよ、妾の力を使う」

「力って?」

「竜の知り合いの子供も預かったと家族に暗示をかける」

神様の力やばすぎ…

「わかりました。お願いします」

「私。りゅーくんのお家に住むのー?」

「天ちゃん、そうだよ。よろしくね」

「何かあれば妾に相談するが良い」

 

天ちゃんを連れて帰宅することになった。

俺の日常があらだだしく変わっていく…

 

 




読んでいただきありがとうございます。
神の設定が実際の歴史の文献と違うかもしれませんがアレンジということでよろしくお願いします。
一応神社などは行ったことがある所のみモデルとしています。


橘豊日命 第31代用明天皇の別称。聖徳太子が建てた法隆寺は、用明天皇が病に伏せており療養のため建てた説がある。
ウカノミタマ 稲荷神として有名です。伏見稲荷などの主神です。また、イザナミとイザナギが飢えて気力がない時に生まれたとされる。
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