アーマード・コア ~鴉の証~ (ver2.0) 作:ダイヤモンド傭兵
キシキシ···
要人護衛の依頼をこなした後、要人からお礼としてキサラギの本社に招待された翔。
翔(母さんからは十分注意しろって言われたけど、あんまり危ない感じはしないな···)
パル「翔、気を抜いちゃダメよ?」
翔「あ、うん(心配だからってパル姉も来てるから安心か···)」
キサラギ社長
「ようこそ、キサラギ本社へ!私が社長の『ロドン·キサラギ』と申します」
翔「こちらこそ、よろしくお願いします。それで、こちらに呼ばれた理由は?」
ロドン「会社見学です」
翔「ん?僕はレイヴンだけれど···」
ロドン「はい、存じております。ですがもし万が一、レイヴンを続けることがでなくなったりなどした場合、ぜひこちらで雇いたいと思っておりまして···しかし決して意図的な事はいたしません!そんなことをすれば我が社の誇りに傷を付けることとなります」
こうして、キサラギの会社見学が始まったのだが···
『開発部』
ロドン「こちらが、我が社の研究開発をになう部署でして」
そう言いながらロドンが開発部のドアを開けると···
研究員A「キタゼエエエエエエ!」
研究員B「イィィィィッツショォォォォタァァァイム!」
ロドンは即座にドアを勢いよく閉めた。
翔「あれ?見学は···」
ロドン「すみません、今立て込んでたようなので···(今日くらい落ち着けと言ってただろうが)」
『製造部』
ロドン「こちらでは開発した兵器や車両を製造していまして···」
パル(ここはまともそうね···)
製造部はまともだった。
『極秘部』
ロドン「こちらでは、極秘の研究や実験を行っております」
翔「僕達に見せて大丈夫なんですか?」
ロドン「はい。それに一部はもうじき発売しますので」
すると、1人の研究員がペットケースを持ってきた。それを開くと中からバスケットボールくらいの大きさをした緑色の虫のような生物が飛び出てきた。
翔「わっ!こいつは···」
ロドン「AMIDA(アミダ)という元は生物兵器だったものですが、社員が『カワイイから飼いたい』との申し出が多数あったため、こうして兵器からペットへと方向転換しました」
パル(しばらく自由にさせておいたらキサラギはこんなことしてたの!?)
ロドン「ちなみに、兵器として産み出された個体はこちらで飼育しています」
ロドンが壁のボタンを押すと観察窓の隔壁が上がり、巨大な飼育室の内部が見える。
そこには、ペット用のAMIDAをそのまま巨大化させたようなAMIDAがいた···
???「あら、見学の方ですか?」
ロドン「ああ、彼女は私の娘の『リリ』だ」
リリと呼ばれた白いカーディガンとスカートを纏った女性は優雅にお辞儀をする。
リリ「お初にお目にかかり光栄です。私はこれから用事があるので、失礼させていただきます」
そう言うとリリはなぜかAMIDAの飼育室の入り口方向へと向かった。
ロドン「まさか···」
見れば既にリリの姿は無かった。すると、飼育室の方向から声が聞こえてきた。
リリ「フフフフフフ···カワイイAMIDAちゃん···」
AMIDA「
AMIDAが強酸弾を連続で吐き出す音が響く。
リリ「ツ·カ·マ·エ·タ···フフフフフフフフフ」
AMIDA「
その瞬間、隔壁の方へ辿り着いたロドンが隔壁を閉め、パルが翔の両耳を塞いだ···
家に帰るとパルは翔に「キサラギには就職しちゃダメ」と釘を刺したのであった···
読んでくださり、ありがとうございます!
今回は完全にギャグ回でした。
AMIDAがペット···読者の方に飼ってみたい人はいますか?
●ロドン·キサラギ
茶髪のオールバックの髪型。身長175cmで37歳、誕生日は8月1日。
キサラギの社長であり常識人。部下の
●AMIDA
キサラギが産み出した生物兵器。通常は飛び付いて自爆したり強酸弾の吐き出すだけなのだが、後に飛行型が産み出された(今回登場したのは飛行型)。
現在はペット化計画まっしぐらである。
●リリ·キサラギ
茶髪のポニーテール。身長158cmで17歳、誕生日は9月20日。
ロドンの娘でありキサラギ社の令嬢。AMIDAに対してかなり深い恋愛感情を持っている。
頭脳と身体能力は高く、過去にAMIDAが脱走したときもすぐに先回りした。