アーマード・コア ~鴉の証~ (ver2.0)   作:ダイヤモンド傭兵

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謎の白い機体に手も足も出ず撃破された翔達···果たして翔の安否は!?


前回の内容で敵が何か分かった人います?




第13話 AMS(ver2.0)

レイヤードの集中治療室にて翔は大量のチューブに繋がれ、人工呼吸器も付けていた。

 

セレ「翔の意識はまだ戻りません···」

 

ラナ「そうか···いや、強化人間手術を施せばあるいは···」

 

パル「でも、私が前に聞いたとき、『それは僕の実力じゃなくなるからやらない』って言ってたけど···」

 

ラナ「やらなければ翔は死ぬ。やるぞ」

 

セレ「その手術の事なのですが···AMS検査を先に行ってみてはどうでしょうか?」

 

ラナ「AMS···ネクストに乗るために必要な適正だな···確か数分で終わるものだが···」

 

ハスラー「なるほど、人造人間の我々にはできないが、真人間の翔にはできる可能性があると···」

 

セレ「はい。なのでもし適正があればその手術も同時進行で行いたいのです」

 

ラナ「良いだろう、やれ」

 

 

 

AMS検査を行うと、適正はあり、その数値はなんと95%という過去最高の数値を叩き出していた···

 

ラナ(なんなんだこの数値は!?現在最高数値を出していたエーアストという男でさえ87%だぞ!これはまるで···)

 

ラナは眠る翔を見る···

 

 

 

 

 

ラナ(まるで、"ネクストに乗るために産まれてきた"ようなものじゃないか···)

 

 

 

 

 

翔が目を覚ますと、膝枕をされていた···膝枕をしていたのはパルだ。

 

翔「あれ?僕は、あの時···」

 

パル「翔、ごめんね···あなたを助けるために、嫌だった強化人間手術、することになって···それに、追加の手術だって···」

 

翔「ううん、ありがとう。助けてくれて」

 

その後、ラナから呼び出されて新設されたガレージへと向かう。暗がりの中でラナは待っていた。

 

ラナ「来たな···今から2つの事を説明する···1つは翔、お前に施した追加の手術は、うなじのAMSジャックだ。もう1つは、お前に、新しいアーマード·コア、『ネクスト』に乗り、再び傭兵となることだ」

 

すると、ガレージの明かりが付き、ラナの後ろに赤と黒の巨人が露になる。

 

そのまま翔はその『ネクスト』と呼ばれる新たなACに乗せられ、基本的な説明と操作練習を行うこととなった···

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、ネクストに乗るためにはAMS適正が必要であり、適正値が高ければ高いほどより精密な動きができ、精神負荷も少ない。しかし逆に低いと精神負荷が重くなり、中には精神崩壊する者もいるという。

 

そして、ネクストはAMSにより意のままに動かせるということ。これにより、敵との距離や攻撃への対処が瞬時に、体感的に感じ取れ、動きもペダルやレバーを使うハイエンドやノーマルと比べ、圧倒的な正確さと反射スピードを実現できる。

 

次に、ネクストの動力源ともなっている『コジマ粒子』は反応によって爆発する性質を持ち、それをブースターなどに使っているため、ハイエンドとは比べ物にならないスピードを出せる。

更に、一瞬の爆発を利用し、急接近や回避を行える『クイックブースト(以下QB)』や『クイックターン(以下QT)』、ネクストには全て搭載されている『オーバードブースト(以下OB)』···

 

そしてコジマ粒子による新機構『プライマルアーマー(以下PA)』。これは機体の周囲に安定還流させることでバリアの役目を果たす。しかしエネルギー兵器は防ぎにくいとのこと。

また、PAは攻撃により減衰するが、時間が経てば回復する。

更には、PAそのものを爆発させる『アサルトアーマー』もある。

 

ラナ《だが、コジマ粒子には1つ重大な問題がな···》

 

ラナは歯軋りする。

 

翔「問題?」

 

ラナ《コジマ粒子は環境を著しく汚染する·····お前の体も、あの時のアサルトアーマーをもろに受けた影響がある···》

 

翔「でも、レイヤード組の中で僕しかいないんでしょ?だったらむしろウェルカムだよ!」

 

翔は笑顔でいたが、ラナ達はやるせない気持ちだった。

 

 

 

 

 

そして数日後、初ミッションがやってきた。

 

 




翔は生きてましたが、ネクストに乗ることになりましたね···
そしてとんでもなく高いAMS適正···運命はなんといういたずらを···

●強化人間手術
肉体をイロイロな手術を施して強化し、老化防止や筋肉の強化に加え、脳内にレーダーまで搭載する手術。これをしたものはまっとうなレイヴンではなくなる。

●AMS
『アレゴリー·マニュピレイト·システム』の略。
脊髄や延髄を経て脳とネクストの統合制御体を直接リンクさせるシステム。
しかし適正を持つものは少なく、一種の天才とも呼ばれることも。
しかし、適正が高いからといって絶対的なアドバンテージとはならない。
また、適正無しでネクストを動かそうとすると、完璧に統制が取れた人間が最低10人は必要になる。
余談だが、AMSの開発当初は障がい者の社会復帰を目的とされていたが、兵器利用されてしまった。

●ネクスト
AMSを搭載した次世代型ACの事。国家解体戦争にて初めて実戦投入され、たった26機で全てのハイエンドを撃破し、全ての国家を滅ぼした。
また、今までのハイエンドと比べ、火力、耐久、スピードなど、全てにおいて圧倒的に上回っている事も、国家を解体できた要因の1つだろう。
余談だが、ネクストに乗るパイロットを『リンクス』と呼ぶ。
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