アーマード・コア ~鴉の証~ (ver2.0) 作:ダイヤモンド傭兵
名前「〇〇」→言葉
名前(〇〇)→心の声
名前《〇〇》→通信
第1話 新たな方法と名前(ver2.0)
4機のナインボールが全て帰還したが、最後の1機はその手に1人の赤子を乗せていた。赤子は寝ているようだ···
管理AI《その赤子はどうした?》
ナインボール《俺が向かった町で戦闘が起きていてな、そこで唯一生き残った赤ん坊だ。俺の足にしがみついていたのでな、もしやと思い、連れてきた》
管理AI《なるほど、確かに可能性はあるな》
管理AIがスキャンしてみると、赤子は栄養が足りておらず、早急な対応が必要だった。
管理AI《人造人間のストックが残ってたはずだ、それを使おう。連れてきたお前も使え》
赤子が目を覚ますと、ベビーベッドの上にいて、そこに赤い髪の女性が食事を持ってきたところだった。
女性「目が覚めたようだな。これを食え」
女性がプラスチックのスプーンにお粥をすくい、赤子に差し出す。すると赤子は夢中でお粥を食べた。
そして、満腹になると女性が赤子を抱き上げてこちらを覗き込んだ。
女性「今日から私が、お前の母親だ」
管理AIが新しく考えた方法、それは今までのような『監視』ではなく、『育成』だった。
今までは監視し、力が身に付いた段階でナインボールや自律兵器を投入していたが、今回はそうではなく、赤子の段階から様々な事を教え、ドミナントのような実力を持たせる事を選んだ。
ドミナントとは先天的な戦闘適合者であり、そのドミナントにより管理AI達の多くは葬られていったのだ。
しかしなぜ管理AIはドミナントを望み、赤子にドミナントのような実力を持たせようとするのか···
それは、ドミナントは先天的な戦闘適合者であると同時に、人類の力を体現する存在でもあるからだ。
もっとも、この赤子がドミナントかどうかは不明だが···
男「俺が、お前の新しい父親だ」
細身で、スタイルの良い赤髪の女性とは対照的に、父親は金髪のガチムチマッチョマンだった。
だが、親に捨てられた赤子は愛に飢えていた。そのため笑顔で捕まり立ちをし、新しい両親の元に歩み寄った。
赤子を育てるための部屋は真っ先に新調しておき、他は次々に復興させていった。
このレイヤードは5階層まであり、1層は居住区、2層は自然区、3層は産業区、4層は実験区、そして最下層はAI達の区画であり、現在赤子は1層のとあるマンションに住まわせている。
そして赤子が成長するまでに人造人間を増やし、多くのMTやAC用パーツを生産、環境を整える事に尽力し、地上の調査は最低限に留めることにした。
赤髪の女性(さて、そろそろ名前を考えないとな···)
転んで泣いている赤子をあやしながら考える···
思い浮かぶ名前は過去のデータから大量に見つかる。
赤髪の女性(ジョン、アレス、モリ、太郎、ゴンザレス···ふむ、大量に名前はあるが、こいつの生まれ故郷と"我々の願い"を入れてみるか)
赤髪の女性「よし、お前は今日から
読んでくださり、ありがとうございます!
名前の選択肢になにやら妙なものがありましたが、回避できましたね(汗)
●人造人間
社会をより監視しやすくするために作られた肉体。基本的にはAIが操作しているが、自律させることも可能。
●名前
赤子の生まれた場所はかつて日本と呼ばれていた場所でした。そして管理AIは自分達を越え、大空を駆ける鴉のようになって欲しいとの理由であの名前になりました。