アーマード・コア ~鴉の証~ (ver2.0)   作:ダイヤモンド傭兵

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企業連からリンクス候補生達の相手を依頼された翔。
しかし候補生達は···

誤字報告してくれた方、ありがとうございました!


第19.5話 候補生(DLCから移動しました)

依頼主:企業連

 

目標:リンクス候補生達との模擬戦

 

作戦開始時刻:10:00

 

報酬:180000c

 

現在、複数のリンクス候補生の実力を測るテスト行っている最中なのですが、模擬戦の担当リンクスが急遽来られなくなりました。

どの候補生も戦闘について浅はかな考えしか持っておらず、このままでは任務に支障をきたす可能性が濃厚です。

そのため模擬戦にて候補生達を撃破し、戦闘とはなんたるかを思い知らせてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、翔はまず候補生達と顔合わせをしてみることにしたのだが、8人いる候補生達はガラが悪いお坊ちゃんといった印象だった。

 

候補生A「なんだお前、弱そっ!」

 

候補生B「アレ、ホントにリンクスか?」

 

翔「···僕が今回の模擬戦を担当する翔·ニールセンです。よろしくお願いします」

 

ラナ「私は翔のオペレーター、ラナ·ニールセンだ」

 

候補生C「あの~?今回のリンクスはマザコンですか?それともオペレーターさんは過保護なんですか~?」

 

候補生D「こんな独立傭兵なんかと相手したくありません。もっと強いランカーに相手をしてもらいたいです」

 

ラナ「随分と余裕だな」

 

候補生A「当たり前だ!そんな弱そうな奴と俺達を比べるなよ!」

 

候補生E「私なんかシミュレーターでトップの成績なんだから!」

 

ラナ「ほう?なら何人中のトップだ?1桁では話にならんぞ?」

 

候補生E「なっ!?」

 

ラナ「まあいい、これより10分後にシミュレーターでの模擬戦を行う。準備しておけ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各々が模擬戦の準備にとりかかるものの、候補生の1人が体調を崩したため、翔を含めた8人で模擬戦を行う事となった。

シミュレーターのAMSジャックを繋ぎ、シミュレーターを起動する。

 

ラナ《今回の模擬戦のマップは『MEGA FLOAT』だ。事前に設定されていた通り1人ずつ順番に···》

 

その時シミュレーターのシステムが変更され、翔は1対1ではなく7対1にされてしまい、候補生7人を相手にする事となってしまう。

 

候補生B《マザーウィルやったんだろ?だったら俺達もやってみろよ!》

 

ラナ《ほう?···翔、力の差を思い知らせてやれ!》

 

一部の足場と海の広がるマップにそれぞれの機体が現れる。コルヴィスは工事用の土台の1つの上に立っている。

そしてシミュレーターのブザーが鳴り、戦闘開始となる。

するとまず正面から先鋭的なパーツの『アリーヤ』をベースとした緑のカラーリングの機体がOBで突撃してくる。

しかしその機体はコルヴィスの目の前でエネルギーとPAが切れてしまい、その機体は逃げようとする。それを翔が逃すはずはなく、レーザーブレードで下から斬り上げて一刀両断する。

 

候補生F《なぁっ!?》

 

次に流線型のフォルムの『テルス』をベースとしたピンク色の機体が壊れた橋の上からレーザーライフルで狙撃し、その狙撃支援を受けつつ『タウヒード』をベースとした灰色の逆関節の機体がコルヴィスに接近しようとしてくるが海上では逆関節の良さが活かせず、そこにコルヴィスは近接信管ミサイルを発射し、怯んだところでレーザーブレードをコクピットに突き刺す。

 

候補生G「うわぁっ!」

 

コルヴィスは先程まで狙撃してきていたテルスベースの機体に向けてグレネードキャノンを発射する。その砲弾は直撃し、追撃に上空からアサルトライフルを連射して撃破する。

 

ラナ(なるほど、本当に殺すわけではないから容赦なくやっているな)

 

コルヴィスは他の候補生の機体を探すために海上に降りると、橋の柱から現れた『サンシャイン』ベースの白い機体と『ランセル』ベースの黒い機体がコルヴィスを前後から挟み撃ちをしに来た。

サンシャインベースは右背部のグレネードキャノンを発射したが、その瞬間にコルヴィスは右へQBし、すぐに元の位置に戻る。サンシャインベースから放たれた砲弾はランセルに直撃し、コルヴィスは元の位置に戻ると共にAAを発動し2機を纏めて撃破する。

 

翔(この候補生達、連携が全然とれてない···いや、連携するつもりが無いのか?)

 

すると工事用の土台の下からサンシャインベースの黒いカラーリングのタンク型の機体が現れ、両手に持ったバズーカを左右交互に放ってくるが、コルヴィスは左へQBして柱を盾にする。

 

候補生C《大昔の資料にあった『長門』という戦艦を模した機体です。よってあなたに勝ち目はありません》

 

ラナ《フッ、そんな紛い物で勝てると思っているのか?》

 

コルヴィスは空中に飛び上がり、グレネードキャノンを発射する。その砲弾を受けて損傷したサンシャインベースは右背部のミサイルを撃とうとするが、コルヴィスはミサイルの発射に合わせてアサルトライフルを連射し、サンシャインベースは自らのミサイルの爆発に巻き込まれて撃破され、沈んでいく。

 

最後に残った候補生の機体はサンシャインベースの赤いタンク型だった。しかしその機体には候補生の使用が禁止されているはずの『OIGAMI』という大型グレネードキャノンが背部に装備されていた。

 

翔「あれは、有澤さんの···?」

 

ラナ《その武装は候補生の使用は認められていないはずだ》

 

候補生A《勝てれば良いんだよ!》

 

サンシャインベースはOIGAMIを展開し、砲撃してくる。コルヴィスは右から前方へのQBして接近する。それに対しサンシャインベースはめちゃくちゃにQBを連続で行い、その最中に放たれたOIGAMIの砲撃をコルヴィスは受けてしまい、コルヴィスは中破判定となってしまう。

しかしコルヴィスはサンシャインベースの真上をQBで通り越し、QTで回転しその遠心力をつけたレーザーブレードでサンシャインベースを斬る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔がシミュレーターから出ると、駆けつけた各企業の役員に候補生達はこっぴどく叱られており、翔を見つけるとすぐさま謝罪してきた。

どうやら体調を崩した候補生は仮病であり、シミュレーターのシステムを無断で変更し、7対1にしたのだという。

それだけでも各企業の顔に泥を塗るような行いだが、更に負けたとなっては各企業の面目も丸潰れである。

その後、企業連より今回の報酬は倍にされた。

 

 

 

また、この1件以降に候補生達は更なる問題を起こしたため、リンクスへの道は完全に閉ざされたのだった···

 

 




読んでくださり、ありがとうございます!

今回はアプデ前に本編に入れ忘れてた話をDLCとして出していた話ですが、どうだったでしょうか?

また、感想やご指摘はいつでも受け付けていますので、遠慮無く送ってください!

●MEGA FROAT
海上がメインとなるマップで、足場は2つの工事用の土台と2つの壊れた橋、そして4つの六角形のものがある。

●アリーヤ
中量2脚ネクスト。
『レイレナード社』が開発したネクストであり、先鋭的なフォルムや高い機動性が特徴だが、エネルギー効率が悪く上級者向けでもある。

●レイレナード社
リンクス戦争時に壊滅した企業であり、ACに特化した開発を主に行っていた。
ネクスト技術では他企業の1歩先を進んでおり、優秀なリンクスも多数所属していたが、アレスにより壊滅させられた。

●テルス
中量2脚ネクスト。
インテリオル製のネクストであり、エネルギー効率とエネルギー防御に優れており、流線形のフォルムも特徴である。
しかし実弾防御は低い。

●タウヒード
逆関節ネクスト。
アルゼブラ製のネクストであり、高いジャンプ力を活かした3次元戦闘に優れている。
しかし耐久は低めであり、海上では脚部によるジャンプを活かせない。

●アルゼブラ
実戦的なパーツや特徴的なパーツを開発しており、最近ではAFの開発も行っている。
特にネクストのパーツは人間工学に基づいたものやトップクラスの運動性能を持つものを作っている。

●サンシャイン
中量2脚ネクスト。
GA製のネクストであり、高い耐久と実弾防御が特徴である。
しかしエネルギー防御の低さとスピードの遅さが欠点でもある。

●ランセル
中量2脚ネクスト。
ローゼンタール製の最新型ネクストであり、バランスの整った性能が特徴。
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