アーマード・コア ~鴉の証~ (ver2.0) 作:ダイヤモンド傭兵
それに対し、翔が選ぶ答えとは···
翔「僕は···」
ラナ「翔、決めるのはお前だ」
翔「僕には、育った所の事があります。なので、協力という形にさせてください!それと···1つ提案があります」
テルミドール
《なんだ?》
翔「コジマ粒子に代わる粒子を探すことです。これは徒労に終わる可能性もありますけど、僕は『プラスがあるのならマイナスも必ずある』という言葉を知っていますので、試してみたいんです···戦争はもう嫌なので···」
テルミドール
《·····なるほど、良いだろう。こちらも犠牲は少ないほうが良い。それに、時間の猶予はまだある···それでは、頼んだぞ》
ラナ「こちらが嘘を付くとは考えないのか?」
テルミドール
《翔·ニールセンが嘘を付かないことは企業やリンクス達の間でも知られている》
ラナ「なるほどな···」
その後翔はすぐに行動に移したが、中々上手くはいかない···
コジマ粒子に色々加えてみたり···
様々な物質を混ぜ合わせてみたり···
しかしコジマ粒子に代わる粒子は発見できず···
ラナやパル、セレも試してはいるものの、上手くは行っていない。
翔「ううぅぅ···中々上手くいかないね···」
パル「そうね···」
翔「ねぇ、何かの鉱石から出るとか無いのかな···」
ラナ「それだ!」
そして、翔は様々な廃棄された場所も含めた採掘施設を渡り、採掘を続ける。
そして、とある山の麓にある洞窟の最深部で採掘をしていると赤い鉱石のようなものが見えた。
翔「ん?なんだろう、この赤い鉱石···ルビー?」
念のため持ちかえって調べてみると、新発見の鉱石だった。
そして、それを細かく砕いてコジマ粒子と反応させてみる···
セレ「翔、おめでとうございます!見てください、コジマ粒子が消えていきます···それにそれだけではありません、コジマ粒子と同じ爆発反応を起こしています!」
画面に映る赤い粒子を、翔は目を輝かせながら見つめていた。
その赤い粒子を更に調べてみた結果···
まず、この赤い粒子はコジマ汚染を打ち消す効果があり、大気はもちろん、土壌や生物にも使用可能であること。
次に、コジマ粒子と同じ爆発反応を起こすこと。
更に、エネルギー効率はコジマ粒子より若干だが多いということ。
リサ「こんなのが存在したんですね···すぐにでもネクストへ使います!」
リサは3つあるサンプルのうち1つをトーラス研究員の元へ持っていった。
2つ目は、翔の汚染を除去するために使い、最後の3つ目はアレスに使った。
そしてこの、『アンチコジマ』をORCA旅団の元へ持っていき、それを使用することを提案する。
テルミドール
「なるほど、これなら死者を極力出さずに『クローズプラン』を進めることができるな」
翔「でも、やっぱり不安です···企業はまだしも、他のリンクス達が信じてくれるかどうか···」
男A「君が今まで積んできた"徳"は、かなりのものだと思うぞ。だからそこは安心するといい」
翔「『メルツェル』さん···」
テルミドール
「これが、君の"答え"なのだろう?ならば進むべきだ」
こうして、翔は己の出した答え···『戦争以外の解決法』に向かい、リンクス達の説得に向かうこととなった···
翔はついに見つけましたね、"解決策"を。
さて、これが今後どんな風に転んでいきますかね?
●マクシミリアン·テルミドール
黒い短髪で身長180cm、29歳で7月8日生まれ。適正は70%。
ORCA旅団のトップで革命家。
極めて優秀なリンクスであり、多重人格の持ち主でもある。
余談だが、表の人格はオッツダルヴァであり裏の人格がテルミドールである。
●アンチコジマ
新発見の赤い鉱石をコジマ粒子と反応させることにより生まれる粒子。
コジマ汚染を打ち消し、コジマ粒子と同じ爆発反応を起こすという上位互換の性質を持つ。
●クローズプラン
ORCA旅団の最終目的。
クレイドルに住む者達を地上に引きずり下ろし、宇宙へのフロンティアを獲得すること。
しかし、翔陣営の行動により、より"柔らかい"方向へと進んでいる。
●メルツェル
茶色の短髪で身長165cm、25歳で10月11日生まれ。適正は48%。
ORCA旅団のNo.2であり参謀役。
ORCA旅団結成当初からおり、テルミドールとは長い付き合いであり良き理解者でもある。