アーマード・コア ~鴉の証~ (ver2.0) 作:ダイヤモンド傭兵
番外編です!今回は楽しくほのぼのしていきます!
レイヤード内はクリスマスムード1色だった。あちこちに装飾が施され、イベントが開催されていた。
そんな中翔は人工雪が積もった場所で雪だるまを作っていた。
パル「翔、雪丸めてきたよ」
翔「ありがとう!こっちも頭の雪まるめ、て···」
パルは3mほどの雪玉を作ってきていた。
翔「いやいやデカすぎだよ···」
しかしなんとかよじ登ってかなりアンバランスな雪だるまが完成する。
降りた後、翔の顔に雪玉がぶつけられる。
翔「ぶへっ!なっ、誰だよ!」
ハスラー「ふっ、まだまだだな」
翔「父さん···このっ!」
翔も雪玉を投げ返すが、あっさりと回避されてしまう。
ハスラー「この程度、当たるわけが」ボフン
パルがハスラーの顔に雪玉を命中させていた。
パル「私も参戦します」
そして3人の雪合戦バトルロワイヤルが始まり、互いに雪玉をぶつけ合い、時々ハスラーの投げた雪玉が雪だるまの腹に当たって雪だるまを貫通したり···
そして終わる頃には翔達の体は暖まり、少し汗もかいていた。
その頃、キサラギ社もクリスマスムードであり、クリスマス仕様のスクータムに花火弾を装填し、花火を打ち上げていた。
社員達もサンタの格好をして作業にあたり、楽しんでいた。
そして作業員達が様々な商品を作っている中、AMIDAは珍しく出ることを許されたため大きな中庭にいた。
AMIDA「
サンタ帽子を被ったAMIDAも、小さな雪だるまを作りながら花火を眺めていた。
リリ「綺麗ですわね···」
いつの間にか横にいたリリにAMIDAは驚く。しかしリリはいつもと違い、そっとAMIDAに寄りかかった。
リリ「今夜は、ちょっとこうしてたいの···」
そして、この光景を見たロドンはそっとその場を後にしたのだった···
そして、居住区の街では遂にペット化された『ミニAMIDA』達がサンタ帽子を被り、空から落下傘のついたプレゼントを落としていった。
男の子「すげぇ!これ欲しかったゲームソフトだ!」
女の子「うわぁ~、ぬいぐるみだぁ!」
かつて生物兵器で、死を届ける存在だったのが、今ではこうして笑顔を届ける存在しなっている···
そんな光景をセレは眺めていた···
セレ「知らないところでも、人々が笑顔になるよう願う翔···これからが楽しみですね···」
セレのところにもプレゼントが投下される。そこには···
『いつもありがとうございます!僕からのプレゼントです!メリークリスマス、翔』
中には翔が木で作った櫛が入っていた。
セレ「フフフ···あの子はやはり可能性の持ち主ですね···いや、この世にはまだ可能性はありふれてるといった方が正しいのでしょうが···」
セレは優しく微笑んでその場を後にした。
翔達が家に帰ると、ラナがシチューを作っていた。
ラナ「帰ったか。シチューを作っている間に風呂に入ってこい」
夕飯を食べ終わり、寝てしまった翔をベッドに運び、翔の寝顔を見るラナ···
ラナ「まったく、お前は色々を世話をかけるし、かけられるな···」
ラナは翔の頭を撫でながらこれまでの事を思い出し、ラナは自然と笑顔になっていた。そしてその顔はまるで本当の母親のようだった。
ラナ「お休み、翔···」
ラナは部屋の明かりを消し、部屋を出る。
こうして、レイヤード内のクリスマスは平和的に過ぎ去ったのだった···
読んでくださり、ありがとうございます!
レイヤード内のクリスマス、どうだったでしょうか?
●ミニAMIDA
ペット化されたAMIDA。大きさはバスケットボールくらいであり、一応自衛用に粘着弾を吐き出すこともできる。