アーマード・コア ~鴉の証~ (ver2.0)   作:ダイヤモンド傭兵

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ヴェニデ拠点制圧から数日、再び他のACとの共闘依頼が舞い込んできた。
しかし傭兵にはあるものがつきもので···



今回は以前できなかった3大勢力の事もあとがきに書いておきます!


第35話 成長(ver2.0)

依頼主:独立傭兵団

 

目標:補給線の奪還

 

報酬:160000c

 

我々の補給線がシリウスの部隊に占拠されてしまった。この補給線は我々の重要な補給線であり、3大勢力の1つであるシリウスによるものだとしても到底許すことはできない。

だが敵の数が多い、こちらのACと共闘して奴らを排除してほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人は出撃前に短い会話を交わす。

 

WR「今回の依頼って、俺が今日物資運ぶ中継拠点から近いんだな」

 

翔「そうだね。終わったらなんか食べよう、奢るよ」

 

WR「おう、楽しみにしてるぜ!」

 

そして2人はそれぞれの機体に乗り込み、出撃していく。

 

 

 

 

 

30分後──

 

翔の乗るディターは山の谷間にある河川の橋の上に投下される。

同じ橋の上には既にカーキ色のカラーリングに照準の目をした顔のエンブレムをつけた4脚のAC『ドリップ』が待機していた。

 

ドリップのパイロット

《こちら『アイゼン』よ。よろしくね》

 

翔「こちらこそ、よろしくお願いします!」

 

アイゼン《私はスナイパーキャノンで狙撃していくわ。前衛はお願い》

 

翔「了解!」

 

ドリップはスナイパーキャノンを構え、ディターはOBで前進する。

 

 

 

 

 

 

 

ディターには今回、両手にバトルライフル、肩に垂直ミサイルを装備してきた。

陸地にいるパルスガンを装備したゴーレムが早めにこちらに気付きパルスガンを発射してくる。それに対しディターは後方にQBしつつバトルライフルを連射し無力化していく。

近くにいた別のゴーレムはドリップのスナイパーキャノンによって撃破されていた。

更に進むとコンテナがいくつか設置されている倉庫に着く。そこに現れたディターに対しゴーレム3機が前進し、作業員達はヘリで脱出していくがドリップに撃墜されてしまう。

しかしゴーレムを全滅させた途端、ドリップからの援護が突然無くなる。

 

翔「アイゼンさん、何かありましたか?···アイゼンさん!?」

 

翔は何かあったのだと思い、振り返ろうとしたその時、ディターの右足の膝裏が撃ち抜かれ、右足は破壊されてしまう。

 

アイゼン《フフ、フフフ···アッハハハハハハハハハ!引っ掛かった引っ掛かった!アハハハハハハハハハ!》

 

翔「アイゼンさん!裏切ったんですか!?」

 

ディターを岩影に移動させながら翔は叫ぶ。

 

アイゼン《裏切るもなにもこれが"私の依頼"!最初から味方なんかじゃないのよアハハハハハハハハハ!》

 

状況はかなり不利である。ディターの右足は破壊されており、垂直ミサイルやバトルライフルの射程からも外れている。

しかしドリップとは対面の方向、ディターの正面から青と黄色のACが飛んでくる。

 

それはダウンギャンブル改だった。

 

翔「ウォーリー!?なんでここに!?」

 

ウォーリー《仲間見捨てられるわけねぇだろ!行くぞおおおおおおおおおおおお!》

 

そのままダウンギャンブル改は突撃する。しかし、ハスラーや翔との対戦で得た経験から、スナイパーキャノンを回避しながら近づいていく。しかも、ライフルを連射しながらである。

ダウンギャンブル改のライフルはドリップの装甲に弾かれてしまっているが、それでもダウンギャンブル改は突き進む。

 

アイゼン《このっ!当たりなさいよっ!》

 

そして、ドリップのスナイパーキャノンが弾切れになった瞬間、ダウンギャンブル改はドリップの目の前にいた。

その時には、ダウンギャンブル改は武器腕ブレードを展開し、右腕を振り上げていた。

 

ウォーリー《オラァッ!》

 

ブレードの1撃目は胴体に当たり、左腕での2撃目は右肩に当たり、最後は両方のブレードをコクピットに叩きつけた。

ダウンギャンブル改が後方QBで離脱すると、ドリップは爆散した。

 

翔「ありがとう···ウォーリー」

 

ウォーリー《いいってことよ!》

 

ちなみに、ウォーリーにアイゼンの裏切りの可能性を伝え、作戦エリアに向かわせたのはラナであった。そして、ウォーリーの成長はレイヤードの皆が認めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、依頼主である独立傭兵団の元には『首洗って待ってろ』というメールが送られてきた。

 

そして···

 

パル《よくも···翔を騙したな···よくも···よくも!》

 

傭兵団AC①《ギャアアアアアアアア!》

 

傭兵団AC②《なんだあいつ!撃て!撃ちまくれえええええ!》

 

傭兵団AC③《逃げろおおおおおおおお!》

 

パルヴァライザー(飛行型)に蹂躙されたのであった···

 

セレ(自業自得とはこの事ですね···)

 

 

 




読んでくださり、ありがとうございます!

WR、かなり成長しましたね!
ドリップのカラーリングに関してはできるだけカーキ色に近づけようとしましたが、至らぬところはすいません···

●アイゼン
水色の長髪で身長161cm、28歳で2月1日生まれ。
独立傭兵団の1人で搭乗ACはドリップ。
騙し討ちと狙撃を得意としているが距離を詰められると途端に弱くなる。

●ドリップ

【挿絵表示】

カーキ色のカラーリングに照準の目をした顔のエンブレムをつけた4脚AC。
武装は右手にスナイパーキャノン、左手にレーザーライフル、右ハンガーにスナイパーライフル、肩内臓に垂直ミサイルを装備。

●ヴェニデ
"力"による統治を目的とする勢力。
力無き者は淘汰されていくが、力さえあればその者に従う事を理念としていて、力さえあれば年齢や性別、人種は関係なく、他者が助けるも見捨てるも自由である。

●シリウス(シリウス·エグゼクティヴス)
"秩序"による統治を目的とする勢力。
法や規律を重んじており、それらが守れれば誰であろうと受け入れている。
しかしその反面、組織の掲げる正義を絶対としている面がある。

●EGF(エヴァーグリーンファミリー)
"宗教"による統治を目的とする勢力。
法や力ではなく信仰によって平和をもたらし、自然を取り戻そうともしている。
しかし、信仰に従わない者は容赦なく殺害しているため、3つの勢力の中ではある意味で最も危険とも言われている。
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