アーマード・コア ~鴉の証~ (ver2.0)   作:ダイヤモンド傭兵

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翔は再び飛び立つ事を決意し、傭兵業を再開する。
しかしそんな時、新たな勢力からの依頼が···




第36話 財団(ver2.0)

依頼主:財団

 

目標:UNAC(ユーナック)の撃破

 

報酬:20000c

 

やぁ、初めまして。僕に名前なんてないから気軽に"財団"とでも呼んでくれ。

最近活躍している君に依頼だ。新しいUNACを組んだから、そのテストに参加してほしいんだ。戦闘はもちろん実弾を使用、負けたら最悪死ぬけど、そのつもりで···良い返事を期待してるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セラフ達とシミュレーターで戦った後、翔は再び傭兵業を再開することにした。

そして今回の依頼にはなぜか主任が僚機として参加することになった。翔はむしろそれで良かったと思いつつ、依頼内容を確認する。

 

主任「へぇ~、こいつ最近こんなことしてたんだ」

 

翔「知ってるの?」

 

主任「まあねぇ~」

 

 

 

 

 

ディターとハングドマンが投下された作戦エリアは過去に無差別爆撃が行われたらしく、平地にクレーターが大量にある場所である。

そしてディターとハングドマンから離れた場所の前方には青藍色のカラーリングに財団のエンブレム(3つの紺色の正方形と1つの白い正方形が繋がった形)をつけた中量2脚ACが4機いる。

 

財団《時間通りだ···やっぱり傭兵ってのは時間には律儀だね》

 

翔「あのAC···生体反応が無い」

 

財団《見たこと無いのかい?あれはUNAC。自律稼働のACさ》

 

翔「なるほど、ありがとうございます」

 

主任《ねぇねぇ、さっさと始めようよ~···『アイザック』?》

 

アイザック《やっぱりね···その機体とエンブレム、やっぱり君だと思ったよ···まあ、始めようか》

 

4機のUNACが起動し、こちらへ向かってくる。敵UNACには右手にレーザーライフル、左手にライフルを装備しており、こちらを確認すると射撃を開始してくる。

 

今回ディターには両手にヒートマシンガン、肩内臓に垂直ミサイルを装備してきたが、ディターはコクピットにヒートマシンガンの銃口を向ける。

するとラナが翔の背中を押すように言う。

 

ラナ《あれは私達のようなAIではない、遠慮なくやれ》

 

遠慮無く撃破できるとなった翔は凄まじかった···

近づいてきた敵UNACに躊躇なくコクピット部分にヒートマシンガンを連射し、垂直ミサイルで頭部を破壊しつつ撃破する。

 

もう1機接近してきたが、左側面に回り込み、QBの勢いで膝蹴りを直撃させ、倒れた所を踏んで押さえつけ、ヒートマシンガンをコクピット部分が破壊されるまで連射する。

 

ラナ《·····》

 

一方主任は右手のハイレーザーライフルをフルチャージし、近いUNACのコクピット部分に撃ち込み、そこにバトルライフルの榴弾を撃ち込む。

最後の1機には肩に内蔵してある中型ミサイルを連続で命中させ、怯んだところにOBの勢いを乗せた蹴りで撃破した。

 

アイザック《凄いね。こんな短時間で撃破するなんて···》

 

主任《ギャハハハハ!こんなことするなんて、まだ人類がどーとかとか言ってんの?》

 

アイザック《無駄話は嫌いだ···報酬はちゃんと支払っておくよ》

 

アイザックとの通信を主任はディターの方を見る。迷いが消え、"決意"に身を堅めた翔の乗るディターはどこか輝いているように見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイヤードの家に帰ると、ラナがとある写真を見せてきた。

 

ラナ「翔、財団は別のテストをアルベルトにもやっていたそうだ。これがその時の敵の画像だ」

 

その画像には、赤い1つ目に、トゲのついた太い腕部がある機体が映っていた。その機体に脚部は無く、腕自体を脚部として使っているようである。

 

ラナ「財団はおそらく、じきに世界を混乱に貶めるだろう。私達はあえて止めはせず、事態が起こった時にこの時代の人類の行動を見つつ財団に攻勢をかける」

 

翔「今は止めないってことはやっぱり···」

 

ラナ「ああ。イレギュラーやドミナントをこの期に育てるためだ」

 

ハスラー「それに、自分の身は自分で守らねばならない。翔が傭兵として戦う分には問題無いが、"我々"としてはまだ本格的に介入できない」

 

パル「翔~、ケバブ作ったから食べましょ?」

 

翔「あ、うん。食べる食べる」

 

 

 

 




読んでくださり、ありがとうございます!

主任、初っぱなから正体バラすなや···
翔に関しては、エーアストとの決闘により、"殺さなくてはならない敵"には躊躇をしなくなっています。

●UNAC
自律稼働のAC。しかし動かすためには事前に専用のチップを使ってロジックを組まなくてはならない。
上手く組めばかなり強くなるが、3大勢力はいずれも量産性と数を重視しているため、最初からあるパターンを使っている。

●今回のUNAC
青藍色のカラーリングに財団のエンブレムをつけている中量2脚AC。
武装は右手にレーザーライフル、左手にライフルを装備。
パーツ構成はACVDのミッションでも登場したUNACと同じ。

●財団
構成員や拠点など謎に包まれた組織であり、エンブレムは3つの紺色の正方形と1つの白色の正方形が繋がった形である。
ACのパーツを解析し、武器腕などの新パーツを製造することにも成功し、UNACのシステムを販売しているのもこの組織。

●ハングドマン
金青色とオレンジのカラーリングにタロットカードの『吊るされた男』のエンブレムをつけている重量2脚AC。
武装は右手にハイレーザーライフル、左手にバトルライフル、右ハンガーにレーザーライフル、左ハンガーにハンドガン、肩内臓に中型ミサイルを装備している。
搭乗(搭載)しているのは主任。
余談だが、ハンドガンは最近装備した。
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