アーマード・コア ~鴉の証~ (ver2.0)   作:ダイヤモンド傭兵

52 / 80
財団からのテストをクリアした翔、その後地上の市場へと行ってみた翔はある人物と再開する。




第37話 暴走(ver2.0)

翔とパルは地上の市場に買い物(という名のサンプル入手)に出向いた。

 

翔「やっぱりまだあまり復興が進んでない地域だからか、物資は少ないね」

 

パル「そうね。けれどパーツを磨く店の腕は良いわね」

 

すると通りで声をかけられる。

 

アルベルト「ん?よう、翔じゃないか」

 

翔「あ!アルベルトさん、お久しぶりです!(あれ?これ前にもあったような気が···)」

 

アルベルトは1人の女性と老人を連れていた。

 

老人「俺はファットマン。こいつの運び屋だ」

 

女性「私はマグノリア·カーチス。アルのオペレーターよ」

 

パル「私は翔の姉です」

 

色々話してみると、3人はどうやら弾薬などの受け取りに来たようだ。

 

アルベルト「そうだ、明後日行くミッションなんだが、君を僚機として雇いたい」

 

翔「僕なんかで良いんですか?」

 

アルベルト「ああ。この前俺のUNACが大破したってのと、なんとなく嫌な予感がしてたからだ」

 

翔「なるほど、確かにそうですね。これも何かの縁ですし、受けましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日後、アルベルトの僚機として翔は輸送ヘリで作戦エリアへと向かった。

今回の依頼はシリウス軍の偵察部隊がEGF領から脱出するのを支援することである。

 

そして、作戦エリアに向かっているとき、シリウス軍偵察部隊から通信が入る。

 

偵察部隊《助けてくれ!敵に追われてる!》

 

偵察部隊のヘリが複数のヘルカイトに追われている。

 

マギー《今向かってる!そっちは何機!?》

 

すると工場施設の上に設置されている大型砲台の発射した多数の榴弾のうち、数発が偵察部隊のヘリに命中してしまう。

 

偵察部隊《被弾した!被弾したぁぁぁ!ダメだ!不時着する!》

 

偵察部隊の装甲ヘリは墜落し、不時着する。しかし不時着の際にヘリの向きが悪く、ヘリは大きく損傷してしまう。

 

ファットマン《ちいっ!素人が!》

 

マギー《見捨てるわけにもいかない、落として!》

 

ラナ《翔、お前も落とすぞ!》

 

翔「了解!」

 

翔の乗るディターとアルベルトの乗るグリザイユが廃墟となった団地地帯に投下される。

今回ディターには両手にスナイパーライフル、肩内蔵にプラズマミサイルを装備してきていた。

 

マギー《あの砲台、あれをなんとかしないと!》

 

翔「任せてください!」

 

ディターはスナイパーライフルで大型砲台の下部を撃ち抜いて旋回できないようにし、更にプラズマミサイルを1発だけ当てて損傷を与える。

するとヘルカイトが1機、偵察部隊のヘリに向かって行ったため、ディターはスナイパーライフルでヘルカイトのブースターを撃ち抜いて撃墜する。

 

グリザイユはヒートマシンガンを連射してヘルカイトを撃破し、ガトリングを連射してきているゴーレムをレーザーブレードでシールドごと斬り裂く。

しかしもう1機のゴーレムがシールドを構えて突進してきたが、武器腕を変形させつつ右へのQBとQTをして回り込み、ゴーレムの背後から武器腕スナイパーキャノンを撃ち込む。

 

そしえ戦闘が始まってからしばらくすると、シリウス軍から通信が入る。

 

シリウス軍人《貴様らが我が方の傭兵か?部隊は健在なのか?》

 

その時、グリザイユが再びヒートマシンガンでヘルカイトを撃破する。

 

マギー《今やってるでしょ!》

 

シリウス軍人《了解した。各機UNACを投下しろ!》

 

4機のシリウス軍の輸送ヘリから黄色いカラーリングの逆関節のUNACが投下される。

 

シリウス軍UNAC《U1、オペレーションを開始します》

 

4機のUNACは武器を構えて進撃する。UNACの武装は両手に別々のライフルを装備しており、増援のヘルカイトに向けてライフルを連射する。

 

ファットマン《脅かしやがって、人形どもかよ》

 

敵の増援は複数のヘルカイトのみであり、UNACが加わったディター達にヘルカイトは次々と撃破か無力化されていく。

そして全ての敵を排除すると、UNAC達は突然動きを止める。

 

シリウス軍人《なっ!?どうしたんだ!こいつら!》

 

UNAC達は1度機能停止したがすぐに再起動する。すると近くにいたディターの方を向き、ディターにライフルを連射してくる。

また、別のUNACはグリザイユに向かって行った。

 

ラナ《UNACが向かってくるぞ、全て迎撃しろ!》

 

 

シリウス軍のUNACはCE耐性に優れているため、グリザイユのヒートマシンガンが通用しない。

ディターは2機のUNACを引き付け、スナイパーライフルとプラズマミサイルを使った引き撃ちを行った。

 

ディターは下がりながらUNACの脚部の関節を撃ち抜き、プラズマミサイルを撃ち込む。プラズマミサイルは他のミサイルより爆発範囲が広く、1機目を撃破した時の爆発に2機目が巻き込まれ、右腕と右足に異常が出る。

その瞬間、ディターのスナイパーライフルの弾丸がUNACのコクピットを撃ち抜いた。

 

グリザイアは目の前のUNACを蹴り飛ばし、武器腕のスナイパーキャノンでUNACのコクピットを撃ち抜く。

もう1機は1度引いて施設の角に隠れ、UNACが来たところでレーザーブレードで一刀両断した。

 

その後グリザイユはヘリの所にいるディターと合流し、安否を確め合う。

 

ラナ《これはどういう事だ?説明しろ》

 

シリウス軍人《我々にも解らん。ロジックパターンは通常通りだったはずだ》

 

シリウス軍人も慌てている様子であり、嘘をついているようには思えない。

 

マギー《そんな話で納得しろと!?》

 

シリウス軍人《報酬は応分に支払う。それは約束しよう》

 

ファットマン《ヤバイことになるぜこりゃあ···》

 

翔「情報を集めないと···母さん、セレに連絡して!」

 

ラナ《もう済んでいる》

 

 

 

しかしその日を境に、各地のUNACが暴走を始めた···

 

 




読んでくださり、ありがとうございます!

アルベルト(主人公)と再び共闘しましたが、UNAC達が暴走しましたね···

●マギー(マグノリア·カーチス)
ブロンドのロングヘアで身長165cm、22歳で7月9日生まれ。
かつて『ブルーマグノリア』と呼ばれた凄腕のACパイロットだったが、とあるACに敗北し、左腕を失う。
その際、瀕死のマギーをファットマンが救い、今に至る。
ちなみに現在はアルベルトのオペレーターを担当している。

●ファットマン
白髪の短髪で身長170cm、65歳で12月8日生まれ。
運び屋を営み、最高峰のヘリの運転技術を持つ。
一度契約を結んだ"相棒"を絶対に守ることを信条とし、彼に救われたパイロットも多い。

●プラズマミサイル
プラズマ弾頭を搭載したミサイル。レーダーに映らないなどのステルス性能も持っている。

●シリウス軍UNAC
シリウス軍で運用されている逆関節UNAC。両手にそれぞれ別タイプのライフルを装備している。
CE耐性は高いが、TE属性には弱い。

●アイザック
かつては人間であり、主任に自ら頼み込んでAIとなる。
人類を憎んでおり、人類に可能性を見出だした主任とは逆に、人類に可能性など無いとしている。
今は財団を設立し、単独で行動している。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。